みずかねりょうさんのレビュー一覧

疵物の戀 小説

沙野風結子  みずかねりょう 

激しく一途な戀(つд;*)

高校の時に離れた2人の再会愛だと思ってたのですが、書き下ろしではまさかの展開が待ってました!Σ( ̄□ ̄;)


受け様は、研究員の真智。
携わっている開発プロジェクトが、軍事目的で狙われているとして、24時間体制で保護されることに。

攻め様は、真智を保護するSPの玖島。

高校時代、剣道部の先輩後輩の関係だった2人。
憧れの先輩として玖島を慕っていた真智だけど、借金のカタとして…

5

あなたを好きになりたくない 小説

夕映月子  みずかねりょう 

表題作ももちろん良かったけどそれよりも!

「あなたを好きになりたくない」でも盛大に萌え禿げたんですが、すみません同時収録の「in love」について。
また小田切、佐和、穂高、梓に会えると思ってなかったのでめちゃくちゃ嬉しかったです。
『天国に手が届く』『恋してる、生きていく』未読の方はぜひ読んでから「in love」をよんでほしい…
『天国に〜』→『恋してる、〜』の順で。

私『天国に手が届く』の佐和と小田切が大好きなのです……

3

あなたを好きになりたくない 小説

夕映月子  みずかねりょう 

穂高〜!永遠にin loveでいておくれ〜!!

電子化をめ〜ちゃくちゃ楽しみにしてました!
というのも、【恋してる、生きていく】の穂高がめちゃくちゃ好きなんですね。
穂高についてならいくらでも語れる!みたいなキモオタぶりを発揮しそうになるくらい好きなんです。(好きな攻めとして五本の指に入る)

というわけで本編そっちのけで【in love】から。

梓狙いを公言するバイト男子が登場するけれど、二人の間に1mmもヒビを入れることができ…

2

鏡よ鏡、毒リンゴを食べたのは誰? 小説

小中大豆  みずかねりょう 

小中さんの書く『芸術家の愛人』

『ラプンツェル~』を読んだ時も思ったのですが、小中さんの書く芸術家のお相手(受け様ですね)と私は相性が悪いということがこのお話を読んで良く解かりました。あ、攻めさんは芸術家じゃないけれど『夜啼鶯は~』もそうだった。

お話自体は面白いのですけれども、どうも乗り切れない自分に気づくんですよ。これ、多分『永利が仕事よりも紹惟が好き』だからなんだと思うのね。

そもそも、仕事と恋愛は同じ軸で比べ…

6

恋のゴールがわかりません! 小説

切江真琴  みずかねりょう 

三人を相手に恋をしたと勘違いした主人公 お疲れ様な恋

ちるちるのくじで当った券で、ホントで購入したラブコメディ。面白い本を読んで、笑いたかったんです。(ちルチルさん、ありがとう)
顔が綺麗だけど、恋の機微に疎い主人公の勘違い。

著者の説明によると
別人と勘違いされ三役こなす不動産屋社長・望月礼一郎 × 三人もの相手を好きになっちゃった自分はビッチだ!と勘違いするリーマン・御津亮のアホコメディ

美人過ぎる亮さんは、恋をしたくて二丁目に行…

3

「あなたを好きになりたくない」協力書店限定特典SSペーパー「好きにならねぇわけがねぇ」 グッズ

余裕を失う加賀も年相応

「あなたを好きになりたくない」特典SSペーパーとなります。

以下、内容となります。
↓↓↓↓




タイトル「好きにならねぇわけがねぇ」

本編後の加賀x真里谷と、同時収録作「in love」内のエピソードである登山家・佐和とパートナーの小田切の海外遠征壮行パーティを絡ませて。

真里谷は小学生時代山で友達と喧嘩して足をケガし、佐和におぶってもらって下山した、という思い…

2

あなたを好きになりたくない 小説

夕映月子  みずかねりょう 

クラシカル・ロマンス

いや〜萌えました。
ラブシーンの描き方がいいというか好みに合うというか、胸がキュキューンと…

年上で、有能で、美形な攻め。
可愛い美人系、年下、ちょっと意地っ張りな受け。
そして吊り橋効果。
そんなBLの超王道的な舞台装置。
クラシカルな古典の魅力、だけど今2020ー2021年に読んで違和感のない設定。

受けは見た目は美人でしなやかな体つき、しかしながら仕事は県警の山岳遭難救…

3

疵物の戀 小説

沙野風結子  みずかねりょう 

永い間すれちがいをしていた純愛

研究者の真智が開発した脳の記憶や情報の人為操作
これを大真面目に研究をして、軍用に実用化している国があるという噂を聞いたことがあるので、興味津々読みました。
この作品はSFじゃない。特殊な技術がメインじゃなくて、恋愛物語なので、気楽に読めました。
記憶を18才に戻したことで、危険から身を護ることと、18才から敬とのお付き合いをやり直すことが叶うので、良かった。
意思疎通ができない環境にあっ…

3

鏡よ鏡、毒リンゴを食べたのは誰? 小説

小中大豆  みずかねりょう 

芸術家のアンバランスな描写が巧み

アーティストに恋をすると大変そうだな、というのは世間でも言われていると思うのですが、今回の小中先生のこちらの作品はまさにそれを体感させてくれるお話でした。
才能に惚れ込んでしまったが故に素直に恋心を出すことができない永利、永利を愛しているものの、愛よりも芸術が最優先な紹惟。二人の蜜月は十年という長い間にわたり続くものの、時代とともにどちらも変化せざるを得ない、芸事で生きる彼らの悲哀が迫ります。

9

鏡よ鏡、毒リンゴを食べたのは誰? 小説

小中大豆  みずかねりょう 

リンゴの毒は「惚薬」

白雪姫を連想するtitleから受ける印象と違う内容だ、と、暫く読んで気づいて驚いた。
厳しい業界の中で生き残る競争のような話が前半。老いて衰えたら、若い後進に追われてしまう。
巻末は、老いたなりの恋人の美しさを際立たせる為に仕掛けた、毒リンゴを食べてしまった人の述懐。
「目力が凄いんだ」「妖精のような美」など云々・・なーんだ・・・甘々だ。

売れない元子役のアイドル・永利(えいり)が、ト…

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