みずかねりょうさんのレビュー一覧

鏡よ鏡、毒リンゴを食べたのは誰? 小説

小中大豆  みずかねりょう 

10年の思いが報われてよかった

写真家×俳優の年の差ラブ。

子役出身で崖っぷちタレントの永利は天才写真家の紹惟から被写体に抜擢されることで芸能活動の転機を迎えます。
紹惟は仕事のためなら何でもする男で、ステージママから搾取され愛情に飢えていた永利を自宅に住まわせ、お風呂に入れて髪を洗ってあげたり食事を作ってあげたりと甲斐甲斐しく世話を焼き、そんな紹惟に永利が惹かれるのは当然の成り行きでした。
永利は紹惟にのめり込むので…

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『喫茶探偵 桜小路聖鷹の結婚』コミコミスタジオ限定SS小冊子「桜小路聖鷹の溺愛」 グッズ

いつでも甘やかして頼って欲しい聖鷹と、甘えきらずに自立したい咲莉

釘宮つかさ先生「喫茶探偵 桜小路聖鷹の結婚」コミコミさん特典小冊子のこちら。
就職活動がうまくいかず、悩む咲莉(ひらり)に共感できるお話でした。

二次面接が不合格になり、うまくいかない咲莉の就職活動。
これといって”やりたい仕事”があるわけではなく、小説を書ける環境作りが
一番の目標の咲莉に、聖鷹は桜小路グループの不動産会社で働くことを
勧めるのですが、咲莉は素直に頷けなくてー

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喫茶探偵 桜小路聖鷹の結婚 小説

釘宮つかさ  みずかねりょう 

タイトルそのままに、幸せがじんわり心に広がる”喫茶探偵”シリーズ続編!

釘宮先生の2月の新刊(「眠れる太子は焔伽皇帝に千年愛される」)が
とてもとても好きで、未読の既刊を少しずつ購入し、読み進めています。

こちら、喫茶探偵シリーズの続編・第2弾では、
ついについに身も心も結ばれた2人に、感無量…!
結婚おめでとうーーーー!!!!と、ラストの神社での結婚式(に向かう)シーンでは、
じーんと一人感動していました。

同性婚が法律的にも認められた現代世界、…

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月蝕 悪食4 小説

宮緒葵  みずかねりょう 

異能の力

またこの甘くて重ーい執着攻様をありがとうございます!(´▽`)
千里もちょっとは自制できるようになってましたけど「俺だけの水琴」と言ってはばからない泉里の執着を、嬉しい、と感じる水琴。
うんうん、いい恋人同士ですね(*^^*)

死者の姿が見え、その思いを絵に写す水琴の能力。
なぜ生きている人間が描けないのか。
その異能の力が少しずつ明らかになってきました。

俳優の黒瀬とマネージ…

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輪廻の花 ~300年の片恋~ 小説

六青みつみ  みずかねりょう 

運命に翻弄され、導かれた二人の平穏な幸せが最高

ファンタジーはほとんど初めてでしたが、壮大なストーリーと、繊細な心理描写に惹かれ、一気に読みました。素晴らしい作品でした。表紙もうっとりするほど素敵でした。

風景描写も細やかで、満天の星のような光苔の美しい発光のシーンなど、目に浮かぶようで素晴らしかったです。

幼少期のカイエンはほんとに不憫で可哀想でした。
感情を押し殺すように育てられてきたカイエン。王が亡くなった時にカイエンの言葉…

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キャラ文庫アンソロジーIII 瑠璃 [悪食]番外編「嫉妬」 小説

宮緒葵  みずかねりょう 

燃え上がる嫉妬。その愛は重く、深く…

「悪食」シリーズ、最新刊の第4作まで読み終えてから
こちらの番外編を手に取りました。

時間軸的には、2巻のすぐ後、かな?
まだ水琴が本格的に画家としてお披露目・デビューする前、
謎めいた”妖精画家”としてSNSで話題になっていた頃のお話です。

怜一から回される形で、亡き親友の描いた結婚祝いの絵を
引き取って欲しい、と訪れたカップル。
その絵に描かれた”棘のない薔薇”を持つマリ…

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月蝕 悪食4 小説

宮緒葵  みずかねりょう 

続きが読みたすぎて震える。衝撃の展開、事実が次々と…水琴の異能の真実に迫る4巻

あああ…読み終えた直後の今、衝撃のラストに続きが読みたすぎて
悶えています。

「悪食」シリーズ、「悪食」→「羽化」→「曙光」ときて、
第4作目のこちらは「月蝕」。(調べてみたところ、”月食”と同じ意味だそう)

欠ける月……怪しい雰囲気、影を想像させるタイトルですが、
その”影”のとおり、今作は水琴の異能の”まさかの真実”が明らかにされた一冊でした。

いやー…びっっっくりした…

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曙光 悪食3 小説

宮緒葵  みずかねりょう 

「自由である」ことの重み。壮絶な事件の結末に、涙

はーーーー…「悪食」シリーズをここまで読んできて初めて、
涙が出ました。。

水琴の親友・橋本が父親殺しの犯人に仕立て上げられ、
冤罪を証明するために奔走する水琴。
本当に壮絶な事件だった..
手に汗握り、夢中になって読みました。.読後しばらく、呆けてしまった…

あとがきによると、宮緒先生、この作品を書き上げるにあたって
弁護士の先生に監修をお願いしたとのこと。

終盤、裁…

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羽化 悪食2(表題作「夢魔」) 小説

宮緒葵  みずかねりょう 

ただ庇護されるだけでなく…目覚めた水琴の”羽化”

はー…圧巻の、「悪食」シリーズ2巻でした…
1巻も350P超えでしたが、こちらの2巻も360P強と、分厚くボリューム大。

でも、夢中で一気読みです。

今回、事件は2本立て。
まず最初は泉里(攻め)と水琴(受け)のもとに怪しい二人組が訪ねてきて、
そこから著名な画家の殺人事件へと発展する物語。

そして2本目は、雪山の中に閉ざされたプレオープン間近のホテルで
起こる、因縁の事…

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ご褒美に首輪をください 小説

成瀬かの  みずかねりょう 

いとしの猫っ毛。ん……⁉︎

Dom/Sub大好き、ということで小説のこちら。
しかも…Dom受け!
挿絵はみずかねりょう先生。超美麗です。

主人公は、ダイナミクス総合保健センター職員の三津。
Dom。
ゲイ。受け。だからはじめから恋愛には消極的。
仕事で無体をはたらくDomと接するのでDom嫌い。
そんな三津がたまたま口にした「kneel」の単語だけでその場で崩折れてしまったSub男性と出会い…

結論…

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