みずかねりょうさんのレビュー一覧

王と剣 ーマリアヴェールの刺客ー 小説

妃川螢  みずかねりょう 

少しくらい裏切ってくれても

大変な使命を背負った主人公ではあるが、BL中心のストーリー展開なので、あまあまシーンが長く残酷な場面もないので安心して読める。序盤で正体不明の男と策略のオチまで見えるので、少しくらい裏切って欲しかったかな。

イオは大国に嫁ぐ妹を守り、相手の王を討つために護衛役で入国した騎士。異母兄は無能ゆえに操りやすく国王にされ、イオは優秀なので邪魔者扱い、というキャラ付けをしたいんだろうが、心理描写や言動…

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劣情宅配便 小説

井上ハルヲ(オハル)  みずかねりょう 

年下攻めらしい未熟さと必死さ

精神より身体の比率高めなBLかな。運送会社の上司と部下のお話。メイン二人ともが自分の中でぐるぐるしてる感じで、妙なすれ違い方。宮本の年下攻めらしい未熟さと必死さが見られるところが好きだった。

岩崎は仕事では人を良く見ているようで、人望がありそう。だが恋愛になると思い切りが悪くなる印象で、悩んでる心理描写でも核心を突いている感じが無く、後出しで本音が出てくる。そっち方面は初心っていうギャップキ…

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オンエア終了、反省会をはじめます! 小説

芹沢まの  みずかねりょう 

社会人として成長していく

主人公にとって人生の大事な場面だったラジオ内容が心に刺さらず、一歩引いて読んだ。新入社員が社会人として意欲的に成長していく姿が見られたのが良かった。BL的には、この一冊に描かれたその先の二人に萌えがある気がした。

湊人はアナウンサー志望で、心理描写から承認欲求の強さや自我を出したい気持ちを感じた。真面目で融通が利かず、いろいろ考え過ぎて大変そう。内面は繊細っぽいが振る舞いはいっぱしの主役、で…

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妖精画家の祝祭 悪食番外編 小説

宮緒葵  みずかねりょう 

書き下ろしに涙。。圧巻の番外編集

あああ…最後の描き下ろし、「餞」での円の母親のお話、
胸を刺される切なさに涙してしまいました( ; ; )

宮緒先生の「悪食」シリーズも、この番外編集をもって
本当に「完」ということですね。。寂しさが募ります;

「愛犬」シリーズも今年完結してしまいうるうるしていますが、
読み返すことによっていつでも、何度でも、
先生の世界観に浸ることができますもんね。

この8月、『悪食…

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妖精画家の祝祭 悪食番外編 小説

宮緒葵  みずかねりょう 

シリーズ総まとめ

本作は「悪食」の番外編を収録した短編集になります。

シリーズ番外編の短編集ってことでしたが
キャラ文庫はあまり書店特典等がない印象でして
どんな感じなの? と思っていたら

収録作は発刊時の個別特典ではなく
バースディフェアの小冊子、ペーパー等の再録と
書き下ろし2本でけっこうな話数が収録されていました。

本編では読めないようなコミカルなSSが多いですが
シリーズ初刊発売…

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妖精画家の祝祭 悪食番外編 小説

宮緒葵  みずかねりょう 

宮緒先生に感謝を!!

作者買い

とうとう本当に終わりなのだなぁとしみじみしております....
物語が中途半端な形で終わるよりは良いのですが、ずっとこの2人を見守っていたかった気持ちもあり、寂しい気持ちの方が今は強いです。

新刊が届き、まず口絵を見て、ご褒美すぎる2人のショットに目が釘付け!!
イケメンすぎる〜♡

今回は本当に最後なので頑張っていっぱい書こうと思いますm(_ _)m

-パトロン…

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妖精画家の祝祭 悪食番外編 小説

宮緒葵  みずかねりょう 

じんわりやほっこりなエピソードたち

短編集です。
最後の2話は番外編集のための書き下ろしで、5巻黎明の琴音さんと繋がっています。

色んなエピソードがあり楽しめました。
泉里、攻め冥利に尽きるなあ!
もちろん水琴の異能を含め愛して守ってってのもありますが、田舎からまるで身請けのように引き取り生活や色事など全てを囲い…。

と思っていたら水琴の服のセンスがすごい!なお話が出てきて、え〜意外!な楽しさもあり。

そして…

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ベターハーフムーン 小説

安西リカ  みずかねりょう 

No Title

優しいが言葉にはしない、ぶっきらぼうな攻
×
恵まれた家庭環境ではないが、底抜けに明るい夜職受
→めっちゃかわいくていい子

 はじまりは受けの一目惚れで、様々なことが重なり、二人は恋人のような関係に。しかし攻めと過ごすうちに、今まではなかった自尊心(自分を大事にしたいという思い)が育ち、受けが一方的に愛情表現をするだけの関係に疑問を持つようになる。二人の関係を確かめるために愛情表現を求…

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ランチボックスに恋を詰めよう ~ツンデレ俳優、唐揚げ最強伝説~ 小説

綺月陣  みずかねりょう 

キラキラあまあま芸能人BL

唐揚げが食べたくなるお話。他にも出てくるおかずが全部美味しそうでお腹がすく。ストーリーは全部が驚くほどするするっと上手くいき、ストレートにくっつく。ノーストレスで読めるし、たまにはこんなのも良いかな、という感じ。

日向太は弁当屋でバイトする大学生。俳優としてブレイクした学生時代の友人がバイト先に訪れて再会し、流れるようにBL展開へ。ハウスキーパーとして雇ったり濡れ場の練習をしたりお忍びデート…

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黎明 悪食 5 小説

宮緒葵  みずかねりょう 

先生らしい

水琴ちゃん好きだったんで購入。お話は淡々と読んじゃって盛り上がりは個人的には無かったんですけど、終わり方がいいいなと感じられたので萌にしました。本編250Pほど+あとがき。

前巻の事件で疑問に思った槙により、DNA鑑定が行われたのですが、その結果は想像もつかなかったもので・・と続きます。

攻め受け以外の登場人物は
槇(うーん。もうちょっと違う形で活躍してほしかったなあ・・)、雪輪(謎…

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