和泉桂さんのレビュー一覧

タナトスの双子 1912 小説

和泉桂  高階佑 

双子萌えの方にオススメ!

双子の萌え要素的なところが期待通りに良かったと思う。
兄ミハエルと弟ユーリの幼少時代から入り、成長してからの二人の正反対な人生を時系列で交互に書いてるので、頭の切り替えがちょっと追いつかなくなるときがあるけど、どちらにも等しく共感っていうか感情が移入ができました。
ロシア革命前後のスケールの大きい話ですが、前編は、とにかく自分たちではどうにもできない世界の動きに翻弄されつつ、それぞれ自分の信じ…

1

欲張りなブレス 小説

和泉桂  あじみね朔生 

最終巻。

仁科との関係を続けている成見。
しかし、飼い主と飼い犬という関係では収まりきらなくなっている自分の感情に、もう1ランク上の付き合いを仁科としたいと思うのだが…。

いよいよ最終巻です。
今回は義兄もいなくなり、以前の展開に比べれば暗さは減ったかな。
成見は仁科との関係を対等な、ちゃんとした「恋人」関係にしたいと思うようになる。
仁科も成見のことは大切に想っているし愛おしいと思っていて。…

2

束縛のルール 小説

和泉桂  あじみね朔生 

コーワーイー。

英彰との日々に傷ついて戻った智彰。
どうしても甘えてしまう智彰とそれを甘やかす仁科。
けれど、そんな時、仁科が事故に遭い、智彰はその原因が自分ではないかと想い悩み…。

本当は心細くて仕方ないながらもなんとか見捨てられないように1人で立とうとしている智彰。
甘やかされるのは心地いいけれど、それで仁科にいろいろと支障をきたしていては意味がなく。
見捨てられないためにも虚勢を張って仁科の家…

2

吐息のジレンマ 小説

和泉桂  あじみね朔生 

ガキというかバカというか…。

一応、飼い主と飼い犬という関係に落ち着いたはずの仁科と智彰。
しかし、仁科はそれほど構ってはくれず、それでいいとは言ったものの自分たちの関係って何なんだろう?と思う日々。
そんな折、智彰の前に義兄・英彰が現れ、智彰を甘やかしてくれるのだが…。

智彰が人を信じやすくて真っ直ぐで、それは生い立ちとも関係してたりするんだけれども。
仁科との関係の曖昧さに不安があって。
そんな中で、仁科が誘…

1

終わりなき夜の果て特製小冊子【ムービック通販予約特典】 グッズ

深沢っぷり炸裂☆

ムービックの通販予約特典小冊子。

◆ショートノベル「幸福のかたち」
国貴たちが清澗寺邸に泊った日の行間の物語。
国貴と和貴が語らったその後の和貴。
そして、その翌朝の国貴。

とりあえず、深沢があいかわらずの深沢っぷり炸裂でした。
いや、知ってたけど、ホントこの人はどこまでも心が狭いというか独占欲が強いというか。
せっかくの和貴の国貴に対する余韻を消そうとするなんて…。
ホン…

2

微熱のカタチ 小説

和泉桂  あじみね朔生 

「君が欲しいんだ」

フードプロデューサー・仁科宏彦(30)×予備校生・成見智彰(18)

誰からも必要とされずに予備校に通うことさえ煩わしく街でフラフラしていた智彰。
そんな智彰に声を掛けてきたのはフードプロデューサーの仁科で。
仁科は新店舗のバーテンダーとして智彰を迎えたいといい、智彰が欲しがっていた言葉をくれて…。

とにかく智彰がいい意味で?子供というか少年らしかったです。
自分の感情に対して非常…

0

タナトスの双子 1917 小説

和泉桂  高階佑 

あと少し欲しかった・・・(辛口注意)

受けも攻めも魅力的で、2巻楽しく読めた。
話に出てくる材料(立場、世界感、情勢)が良かっただけに、もっと話を広げられただろうとも思ってしまう。終盤、英雄ではなく、歴史に追われた人になってしまったのも勿体ない気が。
追い詰める側のユーリが優しさが残っていて、追い詰め合う双子という悲劇性が薄い。もう少し鬼になって欲しかったような・・

作者は好きですが、あとひと味欲しかった気がしました。
勝…

2

終わりなき夜の果て 上 小説

和泉桂  円陣闇丸 

この2カップリングが一番スキーっ(><)/

本の厚みもあり、読み応えありそう~で、読み応えありました(笑)
あっ、密かにというか最初のお話は嵯峨野のお話。
それも4ページ?!えっ??


まあそれは置いといて、
深沢×和貴と伏見×冬貴という豪華カップリングメインの本でした。


何だか今回も和貴はフラフラ?(毎回のことなんだけどね)
なんで深沢に全てを預けないんだよ!と、ちょっとイライラ(笑)
そして今回はとうとう深沢…

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終わりなき夜の果て 上 小説

和泉桂  円陣闇丸 

世界は貴方でできている。

待ちに待っていた清澗寺家シリーズの第1部最終話上巻。

「宵闇」
貴久と嵯峨野の話。
個人的にはこの2人の関係性もいろいろと気になるところではあるので、あとがきで和泉さん自身も書いてみたいみたいなことおっしゃってましたが、是非読んでみたいところです。

「終わりなき夜の果てに」(前編)
和貴と深沢の関係性がメインですね。
相変わらずの2人ですが、少し進展したような。
とにかく、こ…

4

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番外SSが集まって、ルチルファンには嬉しい

素晴らしい作家さん、漫画家さんの既刊本の番外SSを集めた全サ。
全ての文庫を読んでいないので、SSも読んだものだけ読みました。
episodo Ⅰ&Ⅱ after...(薔薇とライオン):ヤマダサクラコ
 「薔薇とライオン」1巻で出てきた、2つのエピソードの当て馬同士がいい感じになっていくという話。まさか、そんな展開になるとは、とちょっと驚き。総ホモ集団になってます。

乱入者と星の…

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