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8/40(合計:394件)
六青みつみ 稲荷家房之介
甘食
ネタバレ
あとがきによると普通の新書版の3冊分くらいだそうです。二段刷りであの厚さ。欧風のお伽話のような序盤の水鏡のシーンが素敵です。ニコっと笑っているシオンの挿し絵も少女マンガチックで可愛い。その後の2人の運命を印象づけるイベントです。 しかしその直後から受けのシオンの受難の日々が始まります。偽王子と言われて王宮を追われ、街のならず者達に陵辱し尽くされボロ雑巾のようになってから攻めのグレイルに助け出…
かん衛門
今回も健気な受の成長に泣きました! これぞ六青さん!と今まで六青さんの作品を読んできた方なら思うはず。 まさに六青節炸裂な物語でした。褒めてます。最高に大好きです! 正直言うと、最初は受の王子・エリュシオンが六青さんの書く受の中の苦手なタイプっぽいな、好きになれる気がしない・・・と思って読み進めていたのですが、いやいやこれが大誤算! 死ぬほど辛いめに合ううちに傲慢さが剥がれ落ちて、…
六青みつみ カゼキショウ
「黒曜に導かれて愛を見つけた男の話」の続きだ!!と喜びながら読み始めたら、強烈なデジャヴ。 「金緑の神子と神殺しの王」に同時掲載されていた前半部分が、加筆修正でこちらの本にほぼほぼ収録されているんです。・・・「金緑~」に載ってる部分読み直す必要ありませんでしたね。 アヴァロニス王国の話を4冊読みましたが、「黒曜の災厄は愛を導く」とこちらの「黒曜に導かれて愛を見つけた男の話」だけでも充分楽し…
あわびの肝
内容についての詳しいあらすじなどはほかの方のレビューをご参照ください。 インタビューにはちらっと書かれていますが、もとは秋山みち花先生とご一緒に出された同人誌がベースの商業出版版だと思われます。原型をとどめていらっしゃるのかどうかは同人誌未読のため何も言えないのですが(多分違う)、お二人とも同じコンセプトで書かれた『運命を変える水鏡』に望みをかなえてもらう王子と騎士のお話で、六青先生分の本が…
kurinn
新書3冊分のボリュームで読み終わるまで丸一日かかりました。 モブ姦がありますが余りにも酷すぎてシオン(エリュシオン)の意識が飛んでいるので、大まかな描写に終始していたので私は平気でした。 王太子時代のシオンは性格が悪く傲慢ですが、すぐに可哀想になって嫌なキャラには思えなくなりました。 むしろ頑ななグレイルに、素直になれば良いのにとヤキモキしながら読みました。無口で不器用にも程があります。…
あーちゃん2016
六青先生、お久しぶりの新刊。「ある人の半生」という大河ドラマを、この何センチかの中にぎゅぎゅって詰め込まれているような本です(要は濃いと感じている)。悩みましたが萌2にしました。本編400P弱、驚愕の二段組。読んでも読んでも読み終わらない、そして読み終わってもまた読み返してしまう、スルメみたいに何回でも読める本です。以下長文すいません。(けずれない) ありとあらゆる美の要素を集めて作られたよ…
「偽りの王子と黒鋼の騎士」をAmasonさんで購入した場合にいただける本編後日談。二人で旅にでて丸三年たった後のお話です。 すんごい人生を旅したような本編でちょっとぐったりした感もあったため、げろ甘を期待しましたが、本編終盤同様、しっとり切なくしっとり甘い感じのお話になっていました。 内容としては、SSタイトルからお分かりになるように、お誕生日に何をプレゼントするか。といった感じのお話です…
ぴれーね
Amazonで購入すると貰える、特典SSです。 ロッドバルトを追放されたグレイルが、シオンと旅をする中で、誕生日のプレゼントについて思いを馳せるお話です。 私個人の感想ですけど、これは本編に入ってた方がいいエピソードの気がするんですよね。 本編でですが、グレイルの下僕になったシオンが、グレイルに髪紐を贈ると言うエピソードがありまして。 グレイルに似合う髪紐を見つけたシオンがですね、…
傲慢で無知な愚かな王子。 願いが叶うという魔法の水鏡に、唯一手に入らない護衛騎士の愛と忠誠を願うと、翌日から世界は一変してー。 と言う、主人公成長ものになります。 六青ファンには想定内だと思うんですけど、始まりから約1/3、およそ文庫1冊分くらいはですね、もうめちゃくちゃ痛いし苦しいです。 主人公・シオン(リュシオン)が偽王子として追放の憂き目にあう事から始まり、ならず者達に捕まっての…
peco9o9
最初に: 痛くて切なく苦しく萌える作品を読みたい人はぜひ手に取ってほしい作品。 護衛騎士 x プリンス ある目的でローレンシア王国にいる北の大国ロッドバルトから来た護衛騎士 x ローレンシア王国の傲慢無知なプリンス 先に書いておくが、モブの強姦・陵辱2回ありなので、苦手な人は注意。 ただし、六青先生のファンは予想の範囲だろう。 事実私はそれも含め先生の作品のファンだから、今…