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六青みつみ 稲荷家房之介
あんバターパン
ネタバレ
前巻でルルにひどい仕打ちをしたクラウスに、きっとみんな怒ってたはずです。でもこの再逢編を読むとクラウスがルルを追放した後、どのように真相を知ったのか、どれくらい後悔していてどれだけ必死にルルを探したのかがしっかり書かれているので、とってもスッキリしました(笑)。 再会したあと、ルルはまだクラウスと旅をしていた時の記憶がなく、リエルの名で呼ばれることを望み、クラウスと共に過ごすようになる。ルル…
碧雲
この巻で、完結でしょうか? さらに続きを読みたいと思うような、未完の余韻ある終わり。 ・・と思ったら、番外編がこの後出るそうです。 落盤した坑道で、怪我をして横たわるクラウス。 クラウスを守ろうとした人達が何人も死亡する。 小鳥になってクラウスを探し出すルル。 読んで、もっと息苦しくなる場面が続いて起きる。 ルルとクラウスは、真の伴侶となったのに、片翼のまま。 どうし…
夜が明ける前は暗ければ暗いほどいいと思ってしまう、自称夜明けの腐女子です。 こちらの本は受けがThe不憫なんです。自分たちの一族に癒しの力があることから襲撃を受けて、唯一生きのびたルル。でもその力も尽きてきて、殺されそうな時に出会ったのがクラウス。 クラウスはルルが昔出会った運命の片翼にも関わらず、そのことに気付かず、ハダルという別の女性を運命の片翼だと勘違いし、ルルを伴侶に出来ないと…
kurinn
初めて読んだ六青みつみ先生の作品は「輪廻の花 ~300年の片恋~」で、次に読んだのが「偽りの王子と黒鋼の騎士」だったので間が暫く飛んでました。 そして今回の「鳴けない小鳥と贖いの王」シリーズだったのですが、基本的には先生の作品の奥底に流れるものは一貫してると思います。 なので読んでて苦手な方もいれば凄く嵌る人もいて、私は後者になります。 このシリーズのタイトルの中の「贖いの王」という…
あーちゃん2016
ルルたん三冊目、完結しました、おめでとうございます。個人的には苦手な部分があって痛くてじっくり読めなかったので中立寄りの萌にしました。本編310Pほど+あとがき。 鉱山訪問中に崩落事故に巻き込まれたクラウス。小さな鳥の姿になったルルに発見してもらい癒しの力で一命をとりとめ・・・と続きます。 新しい攻め受け以外の登場人物はいなかったと思います。 ++苦手だったところ 何かを捧…
atyanmama
一巻攻めが余りに余りで血管切れそうな位腹がたちましたが二巻の驚きの展開で三巻もかなりびっくりな展開でした 先生らしく簡単にはいかない感情や事象、不条理がこれでもかと言うくらいしっかり描かれています 障壁を超え成長するキャラクター達を見守るには読者的にもかなりハードでしたが二人のたどり着いた場所まで共に辿り着けて胸いっぱいになりました 今回やっと二人は初夜を迎えますがここですまないのも…
corocoro
再逢編から早かったですね! さてさて、クラウスによって救われ、それ以上に傷つけられてきたルルがようやく自身の想いに覚悟を決めたかな?と、わりと軽い気持ちで読み出しましたが‥ 崩落現場は凄惨なもので、軽い気持ちなど一気に吹き飛び物語に没入していました。 必死で皆を助けようとするルルがまた倒れるのではとハラハラしました。 救えなかった命に、自分の行動にも原因があったと悔やみクラウスに謝…
ちろこ
恐ろしく壮大なストーリーでした。圧巻です! どんな言葉で形容したら良いのでしょうか。私の語彙力ではうまく説明できるのか分からないけど、完結巻をもってしても安堵出来ない怒涛の展開に、気持ちが追いついていきません。 そして濃厚で重厚。練りに練られた物語のディテールには感嘆のため息しか出ません。 再逢編の終わりは、2人にとって明るい未来を予感させるような希望に満ちたものでした。その続き…
めっっっちゃくちゃ最高でした! 2巻の終わり方も、すっごい良いところでエンド。こりゃ3巻買うっきゃないぞ、と。ルルとクラウスのハッピーエンドを見届けるまで、風邪の1つも引かないように健康維持気をつけます。 1巻はそりゃあもう悲しくって苦しかった…。クラウスにしても、悪者たちにしても、全てがルルの敵で私の胸も押しつぶされそうでした。 2巻はクラウスの「攻めザマァ」展開です。 ルル…
前々から超絶気になっていた作品で、まだ未完(近く完結巻が発刊される予定)とのこと。切ない・不憫・悲しい…などなど評価されていることに、ビビラーの私はひよってしまいまして…なかなか手が出せずにいました。 「彷徨編」「再逢編」を通読してから、こちら1巻に当たる「彷徨編」のレビューをしています。 私は痛い・不憫系は、そもそも手に取ることが少なくて読む機会もそんなにありません。溺愛幸せほのぼのが大…