蓮川愛さんのレビュー一覧

魔王になるのを回避した結果なぜか勇者に愛されています 小説

天野かづき  蓮川愛 

選択肢いっぱいなのに

蓮川先生おっかけで購入。攻め受けの恋話をほほえましく読めたのと挿絵が今回大当たりでしたので萌にしました。本編230P弱+あとがき。蓮川先生の挿絵がですね、毎回素晴らしいのですが、今回は最後の挿絵が特に色っぽかった~良きー♡

聖都の教会で、聖者として民に治癒を行っているデュナル。前世の記憶をおぼろげに持っていて、どうやらこの世界は前世でやりこんでいたエロゲーの世界だと認識しています。自分の役ど…

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魔王になるのを回避した結果なぜか勇者に愛されています 小説

天野かづき  蓮川愛 

エロゲだからこその、ハラハラ感が良い

最高…!めちゃくちゃ好みのエロゲ転生でした。
【男性向けエロゲ主人公に愛される元魔王】って設定が既に〝神〟ですね!!

ファンタジー風エロゲ世界なので、魔王討伐パーティーは女の子でいっぱいです。
本来なら女の子とエッチする事で潜在能力を強化し、魔王討伐に向けて奮闘するストーリーですが、こちらのエロゲ主人公・アルフレッドさんは初めから元魔王(現聖者)デュナル一筋なので、周りに攻略ヒロイン達が…

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はなやかな哀情 小説

崎谷はるひ  蓮川愛 

眠れぬ夜

裏表紙の「記憶喪失」ワードで怖気付いたけど、大好きなこのシリーズ、読まずにはいられないと。
いやぁ、キツかった……
途中何度、唇を噛み締めたことか。
照英と久遠にずいぶん助けられて、ふたりがより好きになりました。
まんなかくらいで記憶が戻って、はい、いつもの、を期待したけどまんまと裏切られて、残り1/4で布団に入ったらもうソワソワハラハラして臣を思うと胸が苦しくて、まぁ眠れませんでした。

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やすらかな夜のための寓話 小説

崎谷はるひ  蓮川愛 

ネオテニーか

いくつかの短編が収められている本作。

13歳の慈英と18歳の照映の、作品を読む中で常につきまとう"照映が絵を諦めた瞬間"に立ち会える「ネオテニー」
うんうん、読みたかった!ここんとこ!!
ふたりの信頼し切った濃厚な関係性が垣間見えて、臣じゃなくとも「なにもないよね…⁇」とちょっとドキドキしてしまったけど。
若慈英の、無意識の行動の、なんとエロいことよ…

「雪を…

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インクルージョン 小説

崎谷はるひ  蓮川愛 

照映さんのひととなりがわかる

臣and慈英シリーズを順番に追いかけているうちにこちらに辿り着きました。
慈英のいとこの、激しめタイプ男前ジュエリーデザイナーのひととなりがわかる一冊。
そんななりしてかわいいものが好きなんだ♡
それでうーーんと若い、まっさらさらな、かわいい子うさぎ拾ってきちゃったんだ♡
ミッフィーのバッテンは鼻と口が繋がってるってことなんだ‼︎‼︎
一冊通して「好き」を言ったのたった1回‼︎‼︎
で…

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守護者―ロッセリーニ家の息子 小説

岩本薫  蓮川愛 

鉄仮面な男

ロッセリーニ家の息子、三男のルカ編です。

初めて読んだ時は素敵♡と思ったのかなあ。改めて読み返すとレオナルド編もそうなんですがコミュニケーションが足らなすぎ!

だーかーらー、何で伝えないの?言っておけばルカが余計に傷付いたり理不尽さにストレスためなくてすんだのに。
言っちゃだめなの?毎回理由を説明せずにがんじがらめにして。そもそもルカの自立をロッセリーニ家が妨げてない?

そもそ…

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「略奪者ショートストーリー」初回限定チラシ グッズ

レオナルドも丸くなったもんだ。

久しぶりにミカが亡くなった時の夢を見てうなされ夜中に目を覚ましてしまったレオナルド。

つい起きた瑛にミカの話をしてしまい、瑛を怒らせたかと焦るレオナルド。

以前はあんなに傲慢で必要なことも話さず俺様だったのに、瑛の機嫌を伺うなんて〜。

瑛を失いたくない気持ちがあの夢に繋がったのかと自己分析するレオナルド。

だけど大丈夫だ、これからは二人…

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略奪者―ロッセリーニ家の息子 小説

岩本薫  蓮川愛 

なぜ何も伝えないのか問題

久しぶりにロッセリーニ家の息子が読みたくなり、本当は三男のルカ編を再読したかったのですが、やはり始めからと長男のレオナルドの略奪者を読みました。

まんま略奪者ですね!
初めて読んだ時はレオナルド怖い!と思ったのかなあ。
読み返してみると、初対面からなんでそんなにぶっきらぼうの命令口調の傲慢なの?

なぜ普通にコミュニケーションをとらないのか問題ですね。BLあるあるかな?

制裁で…

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共鳴熱情 オメガバース 下 小説

岩本薫  蓮川愛 

気がついたら読み終わってた

気がついたら読み終わってました。
下巻では一紗の努力が報われたり良い所が皆に伝わって実を結んだり。

ずっと気になってたことが下巻で明らかになって腑に落ちました。
これってあの兄弟のお話だよな…、てことはゼロって…と謎だったんですよ。

しかも絶対アルファでしょ!な描写がさんざんあるのに、なぜか疑われてないという不思議。

下巻の途中までは一紗がよく考えないでしゃべって後悔して謝り…

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共鳴熱情 オメガバース 上 小説

岩本薫  蓮川愛 

絶望と悪意の中、一気読み

グイグイ読ませる力量がさすがです!
電子書籍で読んだので残りのページの量もわからず、気がついたらいきなり終わってしまった感じです。え?ここで?

上巻は主人公一紗の身に起こるジェットコースターのようなお話でしたね。
そんな絶望の中でもゼロの厚意を受け入れオメガとして生きて行くスタートを切る一紗は好感が持てました。

ゼロの懐の深さ、リーダーとしての優秀さ、いたわりに惹かれていくのを止め…

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