夜光花さんのレビュー一覧

シャンパーニュの吐息 小説

夜光花  みずかねりょう 

オチよりも2人の気持ちが大事なミステリー小説

夜光花さんでまだ読んでないってだけで、
まったく期待せず軽い気持ちで読み始めたのですが、
いや〜私にはツボでした。
いいですね、爽やかなミステリー小説(笑)
爽やかさを目指したっとあとがきにありましたが、
うん、爽やかなミステリー小説。
爽やかに重くなく、どちらかというと軽く読めるけど、
しっかりせつなさも感じて、幸せな気持ちも感じる
私には大満足な一冊でありました。

BL小…

4

跪いて、永遠の愛を誓う。 小説

夜光花  奈良千春 

最後のイラストに癒されました

お金持ちのお坊ちゃんで、
まともな人間関係を知らずに育ったから
我儘放題、ロクな奴が周りにいない。
そんな彼に想いを寄せる幼馴染が、
ある事件をきっかけに彼の弱味を盾に彼を更生し、想いも達成するってお話。
読み始めでこうかな〜?という展開通りで、
ちょっとつまんないかな?と思ったけど、
推測の展開通りだったけど、
全然がっかり感はなく、それがちょっと逆に不思議でした。

とにか…

1

七日間の囚人 小説

夜光花  あそう瑞穂 

最後が…私の好みですけど…

うーん…。
一気読みだったし、途中でやめたいとも思わなかったしで、面白くなかったっ訳でもないんですが
うーん、ちょっと最後の方が、私には合わなかったです。

ちょっとネタバレ含んだレビューです。

題名からして、また紹介文でこの作品の設定は解ってたので、
どうやって始まるのかなー、どうやって折り合いつけるのかなーと思ってたので、
なんの前置きもなしで
「はい!今回はこうです!前置…

2

楽園彼岸~溺れる劣情~ 小説

夜光花  小山田あみ 

どうなっちゃうの?どうなっちゃうの??

表記はされていませんが「楽園彼岸~溺れる劣情~」「楽園彼岸~蝶の褥~」で上下巻という構成になっている作品の上巻で、夜光花さんの面目躍如とも言うべきサスペンス作品です。うむ…怖かったです。

敢えて下巻は読まずにレビュー。どうなっちゃうの?どうなっちゃうの??とハラハラドキドキしながら読みました。ちなみに「エロ度」は「エロエロ」ではなく「標準的」だと思います。そういうシーンは確かにエロエロですが…

3

眠り姫は夢を見る 小説

夜光花  佐々木久美子 

これは続きがあるのか?

睡眠障害で人づきあいがない祥一とカフェで知り合った君塚。
祥一の夢に出てくる高校生の和哉と海。
二組のカップルが出てきます。

祥一は頻繁に和哉と海の夢をみており、一方の和哉も祥一と君塚の夢を見ます。
そして本編ではどちらのカップルも実在していて、それぞれが見る夢の内容も実際に起こっている内容に思えます。
ただ、そのあたりがいまいち解明されておらず、最後の「夢の世界へようこそ」という意…

2

ラブシッター 小説

夜光花  周防佑未 

どんどんワンコ攻に

あらすじを読むと攻の椚が変人かと思ったのですが、実は逆で、主人公の陽斗こそが掴みどころのないキャラクターです。陽斗にずっと想いを寄せているのにちっとも報われない椚の言動が切なく、たまに可笑しく、陽斗視点で書かれているのに椚を応援したくなる物語でした。

夜光花さんの作品にしてはダークな展開があまり無く、登場するワンちゃん達も可愛いので(私は特段ワンコ好きではないですが)、さらっと読みやすいお話…

0

サクラ咲ク 小説

夜光花 

魔法使いも恋をする

以前『忘れないでいてくれ』を読んだ時、登場人物や関係者のその後が知りたくなってすぐにも読みたいと思っていた本書ですが、複雑な内容だと思うとなかなか手が出せず漸く読む気持ちになりました。

前作で、常識では計り知れないぶっ飛んだ人だと思ったのは塚本さんで、誰にでも優しいキラキラ王子様だけど思考は斜め上という印象を持った通称”花吹雪先輩”が気になる存在でした。
花吹雪先輩は主人公の心を守ってくれ…

3

少年は神を裏切る 小説

夜光花  奈良千春 

ええー!ここで続くの?

ジュリめ、最悪だったな。
気の毒なことになった人が大勢いたけど、モルドレッドはほんとにかわいそうで、いいとこなし。
ランスロットもかわいそう。ペーパーのSSで、現代日本に来た時、マーリンは電磁波が強くてうまく魔法が使えなかったと言ってるけど、それ利用してなんとかできないもんでしょうか。
そして奈良さんのイラストも、この路線で定着していますね。
過去作品を知らず、それを惜しまなければ、確かに…

1

凍る月~瑠璃色の夜明け~ 小説

夜光花  高橋悠 

大満足v

面白かった!!
もうこれに尽きる!

実はこのシリーズ、ずっと前に読んだっきり、電子版の発売が無かったので読みたい気持ちが落ち着いちゃってたんですけど、最近やっと続きを出してくれまして、『銀月夜』で再燃。
そっから『七色』と『瑠璃色』を一気に読みました。
途中『花シリーズ』の須王と巴の話は、もう巴が不憫で不憫で、悲しくて堪らなかったんですが、あれ、ヨハンのラブストーリーだったんでしょうね…

4

眠り姫は夢を見る 小説

夜光花  佐々木久美子 

怖い男に目をつけられてしまった結果

表紙から想像していなかったSM調教ものです。

不眠症で何処でも急に眠ってしまう祥一が主人公なのですが、カフェでよく見ていたオシャレな男の前で眠ってしまったのが運の尽きでした。
悪い男・君塚に目をつけられてしまった祥一は、縛られ、失禁の強要、玩具で何度もお尻でイかされる等、散々遊ばれてしまいます。
最初は嫌で堪らなかったのに、君塚の元へ自分の意思で堕ちていくまでになった祥一は、君塚の調教の…

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