夜光花さんのレビュー一覧

薔薇の血族 小説

夜光花  奈良千春 

薔薇シリーズ2作目

冒頭の「マリア」から一気にエリックとマリアと啓の絡まり合う運命の深層にダイブする/引き摺り込まれる感覚!
こういう冒頭が本当にうまいなぁ‼︎と感服。
そしてこの巻で、啓がもう1人のガーディアン・ラウルにも抱かれる展開に!
私はネタバレ無しで読んでたのでこれは結構驚いた。
この後啓とレヴィン、ラウルのトライアングルはずっと続くんだけど、はじめはレヴィンとラウルはすごく敵対してるんですよね。ま…

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薔薇の刻印 小説

夜光花  奈良千春 

刻印の目覚め。薔薇シリーズ開幕の巻

ずっと積んでたこのシリーズ、やっと着手です。
全6巻読んでからのレビュー。
薔薇騎士、ガーディアン、などのキーワードから耽美な吸血鬼もの⁉︎とワクワク。
しかし、読んでみると。これはゾンビだ!

出生の秘密も。
これからどうなるのかも。
何もわからずにゾンビの襲来を受ける啓。
自分の代わりに惨殺されてしまった親友。
18才を境に自分を取り巻く何もかもが変わってしまった啓と共に、こ…

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狐の弱みは俺でした -眷愛隷属- 小説

夜光花  笠井あゆみ 

有生のかっこよさを再確認

今作も面白かった!まず兄弟対決。耀司の作戦に納得するも弱みだと思われている慶次を思うと複雑で。更に有生が孤立する事態になったのは哀しかった。

そして柊也の登場。私充分怪しいのに慶次が無防備すぎてもどかしい。有生の警戒は当然だし、慶次にはショックでも害がないうちに対処ができて安心した。
ここで有生が慶次を弱みではなく強みだと言い切ったのがかっこよくて心を鷲掴みにされた。慶次も焦るだろうけど、…

14

少年は神の生贄になる 小説

夜光花  奈良千春 

こんなにも面白いファンタジーBLがあるなんて!


少年は神シリーズ三作目。
進展があると本当~~に面白い!

今回も魔女の謎が少しずつ解明してきて、騎士ランスロットとの距離もグッと近くなります。
夜光花先生の三角関係ものが大好きな私にとって本っ当に最高な設定です。

また、今作は物語が一気に動き出し過ぎて最終巻かと思いました。
こんなにハラハラするものなの!?と汗握りながら読み進めました。

夜光先生のファンタジーは映像が浮…

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狐の弱みは俺でした -眷愛隷属- 小説

夜光花  笠井あゆみ 

なんでこんなに楽しいの

先生買い。なんでこんなに続いているのに楽しいんでしょうね?不思議だわ。新たなキャラも眷属も出てきて、メインカプの凸凹加減が最高に面白くて神にしました。うっかりすると悪キャラ?と思ってしまう攻めが気になる方でしたらぜひぜひシリーズ1巻から。ほんと楽しいです。

和歌山と高知県山中の弐式家とで遠距離恋愛中の二人。一族のイベント?「花見の宴」では、慶次は弐式家長男耀司チームとなって有生と戦ったりしつ…

20

狐の弱みは俺でした -眷愛隷属- 小説

夜光花  笠井あゆみ 

タイトルにやられました

「眷愛隷属」シリーズの7作目。
7作目、ということもあってか、有生×慶次の甘々さはよりパワーアップした感があります。が、とはいえ、ですよ。「あの」有生と慶次の二人ですからね、まだまだ波乱も紆余曲折もありつつ、コミカルさも孕みながら進む、そんな1冊でした。





今巻は、
・慶次、隣人と仲良くなる
・討魔師たちの「花見の宴」なる東西戦でのバトル
・慶次に任された隷属の子狼たち…

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生まれた時から愛してる 小説

夜光花  yoco 

タイトルの意味~!

こちら、一卵性双生児CPなんですね!ってことで、このタイトル。確かに。出会いは生まれた時ですもんね(?)。

一卵性双生児で何でBLが成立してしまうのか…っていう所がこのお話の肝になっていて、兄の理人は黒夢病という奇病(フィクションです)に罹っていて、発病すると眠り続けてしまう。その間体の成長が止まる、というもの。どれだけ眠り続けるかはその時次第で、最悪の場合は眠り続けたまま死に至るという恐ろ…

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推しはα 3 終わりよければ、すべて良し 小説

夜光花  みずかねりょう 

楽しかった

佑真って本当に不思議な魅力を持っていますよね。
嘘をつかないって、すごく貴重で美しいものなのかな、と佑真を見ると思います。
イケメンの蓮にはすごく愛されているし、閻魔大王にも気に入られている。
閻魔大王は佑真の性格が大好きみたいですね。物おじしないところとか、正直な所とか。
そして、妖怪の世界で大人気、うつしよには戻りたくないって、流石としか言いようがありません。
蓮は佑真と再開したら、…

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君と濡れる 小説

夜光花  嘉弖苅クロエ 

止まらない

ホラーっぽいんですけど、そこが主題ではないので、怖い人でもまぁ大丈夫かな。

二人のラブはなかなか良かったんですが、腑に落ちないというか、うーんってのは、やっぱり雨川の結婚したところ(まぁ振られたって認識だったからやむを得ないとしても)でしょうか。
できちゃった婚してしまうのがね、うーん。ほんとに好きじゃ無くて、はめられたとかなのかもですが、もやっと感が残ります。お子さんを死なせてしまった奥…

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おきざりの天使 小説

夜光花  門地かおり 

異色の学園モノ?

昨今のBLの中でこれを読むと、ぜんざいの塩昆布のような(笑)
そういう意味で、読み出したら止まらない、面白い作品でした。

ま、最後が無理矢理、ってところは同意しちゃいますけど。
でもって、CPになった圭一と高坂。引き取られた家の息子、幼馴染的な徹平。
このへんのバランスは良かったですが、ミステリーに引きずられた分、心情の描写がシンプルだったかなとは思います。とは言え、こういうジャンルで…

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