夜光花さんのレビュー一覧

推しはα 3 終わりよければ、すべて良し 小説

夜光花  みずかねりょう 

災い転じて福となす

今回は妖怪専門旅館の長男と番である料理人のお話です。 

閻魔大王の画策によって離れ離れになった2人が
お互いの手をとり、家族に戻るまで

ベータな受様は非常なイケメン好きで
勤務先の旅行会社に中途入社してきたアルファの攻様を
推し活することで幸せな日々を送っていました。

一方、妖怪専門旅館の長男の攻様は
天邪鬼の祝福で嘘をつく人の顔がモヤッと見えるため
嘘がなく顔がはっき…

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推しはα 3 終わりよければ、すべて良し 小説

夜光花  みずかねりょう 

揺るぎなし

3巻目。やっぱ読みやすいよな…先生って偉大…揺るぎない神…と思ったシリーズ完結編でした。盛り上がりっていう面ではさらっと読み終えたので萌にしました。本編230頁ほど+あとがき。

きれいサッパリお互いのことを忘れてしまった蓮と佑真。蓮は2才になった子供の颯馬を育てつつ、変わらず宿経営に勤しんでいましたが、ある日閻羅王から呼び出しをくらってしまい…と続きます。

攻め受け以外の登場人物は

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「推しはα3 終わりよければ、すべて良し」コミコミ特典SSペーパー「秘密の手紙」 グッズ

閻魔大王…

こちらのコミコミさんの特典ペーパーは、蓮と佑真の家で親族会議が行われた後のお話でした。

蓮の姉が七星荘を辞める事で宿を縮小する機会に、佑真が妖怪の里で甘味処を開きたいと皆の前で宣言するんです。
皆が反対する中でダメ押しとばかりに閻魔大王と手紙のやり取りをしていて、賛成して貰っていることを話していました。

そしてこのお話はその手紙について蓮が焼き餅を焼く内容でした。www

まぁ、…

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推しはα 3 終わりよければ、すべて良し 小説

夜光花  みずかねりょう 

終わるの寂しいよう!

2巻から発売を今か今かと待ってましたが、毎年1年ごとの発売だったんですね。3巻はひと月遅くはなってましたが、人気シリーズを多く抱える夜光花先生なのでホント凄いと思いました。


2巻の謎はちゃんと回収されててスッキリしましたが、佑真が妖怪の里で順応し過ぎてて笑っちゃうんだけどハラハラさせて頂きました。


2巻読了した時は佑真の自己肯定感の高まりが今後の鍵だと思ってましたが、3巻ではモ…

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恋する狐 -眷愛隷属- 小説

夜光花  笠井あゆみ 

有生が可愛くて…!

『眷愛隷属』シリーズ第五弾です。

遂に付き合い出した二人の初デートからお話が始まります。
慶次の初デートの縛りが面白くて笑いましたw

今回は、慶次の親に付き合っていることがバレて
色々と大変な展開を迎えるのですが
そこは愛の力で…ですね!(*´ω`*)

慶次が暴走することもなく、初めてスッキリとした気持ちで最後まで読むことができました。
二人が付き合い始めたことも大きいの…

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狐の告白 狸の添い寝 ‐眷愛隷属- 小説

夜光花  笠井あゆみ 

この瞬間を待ってた

『眷愛隷属』シリーズ第四弾です!(*´ω`*)
二人のお話だけだと3作品目になります。

今回は、父の再婚相手(由奈)に対して冷たい有生に、慶次は勝負を挑みます。
慶次が勝った場合は、由奈に優しくすること。
慶次が負けた場合は、今後有生がやりたいと言ったら、素直に股を開くことと言う
なんとも無謀な賭けをすることになってー…。

明らかに由奈が有生に媚を売ってて怪しいのに
その態度…

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推しはα 3 終わりよければ、すべて良し 小説

夜光花  みずかねりょう 

もう思い残すことはないです!

一気読みでした。
2では佑真に不満があって、どうなっちゃうの?でも続きは絶対に読む!と思ってましたが。

一作目二作目の疑問や不満など全て解決してくれた今作でした。
なぜ佑真はそんなに自己肯定感が低いのか、いつまでも蓮を推し扱いして夫婦になって赤ちゃんもいるのに、まだ自覚がわかないとか。
蓮の特殊能力が無くなって、すっかり不安になって蓮を信じなくて。

閻魔大王がそんな二人とみんなの…

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ミステリー作家串田寥生の考察 小説

夜光花  高階佑 

面白い……面白いんだけど……

ミステリ好きにはたまらない設定が大量に詰め込まれた作品。ミステリ作家と編集で、探偵と助手のような関係性。よそ者を排除する離島と因習、大雨台風と殺人事件。
それでいて読み心地はとても軽い。サクサク進むノベルゲーのシナリオを読んでいるような、本格ミステリをラノベ用にリライトしたような、読みやすい雰囲気。BLはあってもなくてもな感じで、ここでエロシーンに突入?という違和感があった。

串田のキャラ…

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烈火の血族 小説

夜光花  奈良千春 

美麗な挿絵がすごかった

落ちこぼれ主人公が実は他にはないすごい力を秘めていた!っていう王道ファンタジー。BLを除けば小学校の図書室にあっても不思議はない分かりやすさ。ただし設定は相当に練り込まれて作られた作品と感じた(「眷愛隷属」よりはるかに)。
逆にキャラは微妙。主人公が特に後半、なりゆきまかせでただそこにいるだけの空っぽの視点主になっており、追い甲斐が無かった。

マホロ本人は何も分からず巻き込まれていく主人公…

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眷愛隷属 -白狐と狢- 小説

夜光花  笠井あゆみ 

攻めのキャラは好きだけど……

表紙の狸が可愛すぎて惹かれた作品。主人公のお約束とBL受けの資質ともふもふ要素まで兼ね備え、各方面のポイントの押さえ具合がすごいと思った。攻めの有生がかなりツボなタイプで好き。

慶次は熱血少年で心理描写が幼く猪突猛進な中学生のよう。四股を踏んで気合いを入れるBL小説主人公は珍しい。片目に秘密があったり、なぜか術が効かないといったベタ設定が主人公らしい。その理由を次巻に持ち越すのはセオリー通り…

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