夜光花さんのレビュー一覧

凍る月~灰色の衝動~ 小説

夜光花  高橋悠 

これでキャラが出揃った感じでしょうか

梁井轟(人間と獣の混血である「獣人」)×鳳光陽(獣人の「餌」 梁井と「契約」を結ぶ)

梁井が仕事でイギリスに行ってしまったのをチャンスとばかりに、普段梁井から過保護に扱われまともに外出などさせてもらえない光陽は、束の間の自由を求め屋敷を抜け出して外の世界を楽しみます。そして偶然出会った「須王」という青年と親交を深めていきます。初めてクレープを食べてみたり、人の良さそうな青年と友達になって喜ん…

6

不浄の回廊 小説

夜光花  小山田あみ 

怪談系は苦手ですが…

西条希一(一匹狼タイプ 霊の存在を頑なに否定)×天野歩(霊媒体質 西条に纏わりつく黒い影を気にしている)

中学で同じクラスになった西条の背後に不吉な黒い影を見て気にする天野ですが、その時は自分の霊媒体質の状態がひどくなったことで学校に通えなくなり、(一度偶然出会うものの)そのまま疎遠になってしまいます。24歳になった天野は父親から一人暮らしを強要されますが、引っ越したばかりのアパートの隣に住…

12

堕ちる花 小説

夜光花  水名瀬雅良 

いいよね・・・兄弟。

夜光花先生のSHYの2冊目の作品です。
異母兄弟のカップルなのですが、ブラコンぶりが凄い!
王道な感じの超ラブラブものでないところが、私には楽しめました。

お話は兄×弟(母違い)です。
俳優をやっている異母兄の尚吾とその兄の下に身を寄せて学校に通う異母弟の誠。これでもかというくらい過保護な異母兄の尚吾。本当ならそんな兄をちょっとうざいなと思うかもしれない異母弟の誠ですが、それをうれしい…

4

堕ちる花 小説

夜光花  水名瀬雅良 

義兄弟もの!

最近夜光先生のご本はちょっと購入を御無沙汰していたんですが、久しぶりに「これは!」と思って、ネットで即買いしました(地元の本屋は品揃えが悪くて…(^^;)

主人公・誠は四国の過疎の進んだ村に住んでいたのですが、高校進学を切っ掛けに東京にいた腹違いの兄・尚吾に誘われ東京に出てきます。
それ以降兄と二人暮らしをしているのですが、誠には時々夢に見るものがあります。
そこへ行くと神隠しに合うとい…

3

夜を閉じ込めた館 小説

夜光花  小山宗祐 

結末は言えません

智洋は人が苦手でいつも1人で過ごしてるような男だった。そんな智洋が知り合いに招かれたパーティーに半ば嫌々出席し、椿という男に声をかけられる。彼は智洋を人形のような顔だといいいきなりキスをしてきた。
あんな男にはもう二度と会いたくないと思っていた矢先、パーティーの主催者である梶谷に連れられて椿は再び智洋の前に姿を現します。椿はドールハウス職人である智洋に、もうすぐ取り壊す邸のドールハウスを作ってほ…

2

オガクズで愛が満ちる 小説

夜光花  水名瀬雅良 

オガクズしか詰まっていない心とは?

おもしろい、そして年下攻め(これは大きかった)と聞いて買ってみた本です。
初・ガッシュ文庫、初・夜光花さんでした。

ワンコで必死な年下攻めに流される年上の受け、という図が好きで、そんな私にとってこれはよかったです。あんまり年下、な感じのしない子でしたが…
ただストーリーの根幹は結構ありきたりなものなので、鋭い方にはすぐに先が見えてしまうのでは…?
でも私は先を読むのは苦手なので、矛盾な…

2

シャンパーニュの吐息 小説

夜光花  みずかねりょう 

ミステリー

レストランのオーナーと、そこで働くギャルソンのお話です。視点が二人を行き来しながら、謎が少しずつ明らかになってくるミステリー仕立てのストーリーになってました。
私は途中まですっかり騙されてました。

オーナーの矢上(攻)が、自分の持ってるレストランで出会ったのは、ギャルソンの瑛司(受)。
瑛司は10年前に死んだ弟にそっくりだったのだ。
興味をひかれて交流するうちに、お互いに惹かれはじめる。
でも、…

2

ラブ☆コレ 4th anniversary 小説

いおかいつき  愁堂れな  夜光花  國沢智  奈良千春  高階佑 

おとくです。

ラブ・コレ4thアニバーサリーということで3作品の番外編が載っています。
それぞれの先生・作品のファンの方にもいいですが、ちょっと興味があるなぁというかたにもいいのでは?と思います。チラッと読んで面白そうだと思ったらその本を買ってしまうのもいいんじゃないでしょうか?

【1】「新宿退屈男~快楽の祭典~」愁堂れな/奈良千春  より『black tie』
 便利屋・早乙女×元刑事・竜野友紀のお…

5

姦淫の花 小説

夜光花  水名瀬雅良 

周りにはいえないけど・・・らぶらぶw

前作「堕ちる花」の続きです。
「堕ちる花」にて故郷での事件をきっかけに異母兄・尚吾と恋人同士になった誠。
異母兄の尚吾との生活が続いていくのかと思い聞きや、父の事故、誠の誘拐などいろいろと事件が起きてしまいます。
また、尚吾の母の死の真相などが明らかになっていきます。
前作で二人の故郷の秘密についてはピリオドかと思いますが、まだお話は続くようです。
最後の最後にはまた自作への伏線が・・・…

0

夜を閉じ込めた館 小説

夜光花  小山宗祐 

雪の洋館

ミステリー用語でいうところのクローズドサークルものです。
雪に閉ざされた洋館のなかで、一人また一人と死んでいく。
ネタバレはしませんが、犯人探しにワクテカしながら読むのはやめたほうがいいかと思います。ぶっちゃけミステリーとして考えるとショボいので…。

主人公はドールハウス職人(受け)。
とある洋館に招かれ、そこでドールハウスを作ることになる。
攻めはその洋館の持ち主です。
その洋館で起きた過去の…

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