夜光花さんのレビュー一覧

それが愛なのさ 小説

夜光花  門地かおり 

夜光花さんのラブコメディ

夜光花さんには珍しい、ドタバタラブコメディでした。
エロもいつもより「いや~ん」な感じにエッチに頑張ってるような気がした(笑)。

受の貢が頻繁に女装していますが、本人が好きでやっているわけではありません。
高校時代好きだった親友・藤崎との再会時、やんどころない事情で女装で外を歩かなければならなくなり藤崎に勘違いされてしまうのですが、その場ですぐに正体はバレてます。
それをキッカケにすぐ…

1

不浄の回廊 小説

夜光花  小山田あみ 

天然な受に振り回される攻

振り回されてるのとはちょっと違うかもしれませんが、主人公の天然的な世間知らずには結構ペースを乱されてるんじゃないかな、と思います。
あんまりそういう関係の話は好きじゃなかったので読んでないのですが、この話はなかなか楽しく読みました。
夜光さん作、という事でただの恋愛だけでなく事件も起こるので、その辺も楽しく読めたところかな~。

裏表紙のあらすじに「西条君の命は俺が守る」とあったので、まさ…

7

リアルライフゲーム 小説

夜光花  海老原由里 

まさにゲーム、リアル王様ゲームかな?

最初から結末までのあらすじを知ったら、「なにこれ?」のあり得ない設定なのですが、読んでみてもあり得ない設定です^^;

だいたい自分でこんなゲーム考えてること自体が気色悪いorz
でもまぁそこはファンタジーと言うことで現実的なことを細かく追求しなければ(笑)それなりに楽しい話です。

執着攻めと言うことで、ここまで執着してるとしたら怖いというか、そこまで執着してるならもっと早くに、もっと…

5

天涯の佳人 小説

夜光花  DUO BRAND. 

聖者のような無欲さ

天然記念物のように純真な青年、達央くん。裏に何かを隠しているんじゃないか?って勘ぐりたくなるくらい我慢強い浅井さん。

天才的な才能を持っているのに無欲で、三味線さえ弾ければいいような青年が、浅井さんに支えられながら、三味線で食っていこうと決めるまでのあれこれが、描かれているわけですが、なんていっても浅井さんの我慢大会です。

達央くんがあまりにも天然なので、浅井さんがかわいそうになってき…

2

深紅の背徳 小説

夜光花  高階佑 

やりまくり・・・^^;)

人に言えない秘密を持った神父と養護施設育ちの孤独な青年、緒方奈義
ヤクザな家業に手を出した奈義が仲間を裏切った制裁に、瀕死の重傷を負わされ、教会に逃げ込んできたところから話は始まります。

神父の真人が特殊な病気に悩まされていたり、奈義やその幼馴染で同じ養護施設で育った古閑の生い立ちなどに接点を当ててそのあたりをもう少し掘り下げて書いてくれれば、切な深い話になったのになぁ・・・と思わないでも…

5

不確かな抱擁 小説

夜光花  雪舟薫 

BLにはちょっと珍しい?

因習に囚われた島で母親を失くした北斗。
北斗自身も、自分に近しい人を次々と亡くすという不思議な因縁に囚われていた。
その因縁を解明するために訪れた島で出会った克哉は、何かを知っているようだったが。

というBLでは珍しい?神話絡みのファンタジー風味な小説です。
島に来てからある出来事によって記憶喪失になってしまった(一部分のみ)北斗が頼りなげで、守ってあげたくなるような雰囲気があります。…

4

灼熱を呼べ 小説

夜光花  ひたき 

切ないくらいの想い

高校時代からの親友である竜治と裕也。
一度だけ竜治から告白された事があるが、冗談だと思って軽く裕也は断るが、その想いは竜治の中から消える事はなく。
そんな中、事件が起こり、二人の関係も変わっていく――。

複雑な生い立ちの竜治は、何も欲しくなく、誰とも付き合いたくもなく、虚無的に生きてきたけれども、唯一裕也だけが欲する。
その欲し方に、健気ささえ覚えます。
お前さえいれば他には何もない…

3

月を抱いた 小説

夜光花  麻生海 

王道、すれ違い愛

ある意味、王道と言っても良い主人公カップルのすれ違い愛です。
子供時代の「ある出来事」が原因で、直樹は了に逆らう事が出来ず。
また、その出来事を知らない了は、直樹が自分の事を好きなのだと有頂天に。だけど、それに耐え切れなくなった直樹が忽然と自分の前から姿を消してしまう…。その時の了の心境はいかばかりか。
本編は、直樹の側からの気持ちを軸に進んでいきますが、その裏側を想像するのも楽しい作品だと…

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