夜光花さんのレビュー一覧

不浄の回廊 小説

夜光花  小山田あみ 

明るい夜光花さんでした

タイトルやあらすじから、「暗い不吉でドロドロした話」を想像しましたが、全然違いましたね。
歩が天然でぽや~んとしていて、なんだか幼児みたいなので、暗い影をすべて払拭してしまいます。

「幼児」と言っても眉をしかめるようなのではなくて、語尾を伸ばすセリフも一生懸命さも、アホなとこも、性格も、とても可愛く好感持てました。やー、めちゃめちゃ可愛かったぞ(笑)
時々あまりに天真爛漫過ぎて、西条がぶ…

7

凍る月~灰色の衝動~ 小説

夜光花  高橋悠 

痛いです…(^^;

物理的にも精神的にも今回が一番痛かったかな~…。
あんまり痛い話は得意でないんですが、夜花さんだしシリーズだし、で読んでしまいます(笑)

主人公CPは今回も色々大変でしたが、3作目にして脇の人たちが気になってきました。
まずは敵方の昌史。
ただの悪役かと思ったら意外な一面もあったりして、ちょっと興味が湧きました。
そして、今回初登場の獣人・銀。
更に組織のトップ・須王。
こちらの…

2

凍る月~灰色の衝動~ 小説

夜光花  高橋悠 

切なくなってくる…。

凍る月シリーズ第3弾です。
回が進むに連れて梁井の光陽への過保護っぷりと、切なさが増してくるようですね(笑)
二十歳になったら自由にしていいと祖父に言われてその日を楽しみにしていたのに、梁井は光陽を屋敷に閉じ込めて外出する時は梁井かもしくは彼の秘書アレックスが付き添うという形でで無いと許してくれない、言わば軟禁状態。自由を奪われた生活を強いられている事に変わりはありません。

まぁ。それは…

4

リアルライフゲーム 小説

夜光花  海老原由里 

リアルライフゲーム

おもしろーーー!!!!
幼なじみ四人でボードゲームをして、止まったマスの指令を実際に(現実に)行うっていうものなんですが…
カンボジアに学校を造る、五百万の絵画を買う、婚約を破棄する、と無茶苦茶かつ高額なものばかりなんですが何しろ優勝賞金が2000万なんでねー!!
ゴール近くになると右隣の人とキスをする、フェラチオされる、最後にいたってはセックスする~なんてマスもあったりで(ちなみにマスはシ…

5

不浄の回廊 小説

夜光花  小山田あみ 

不浄の回廊

友達がしきりに薦めてくるので購入!
まあもともと作家さんとイラストレーターさんが好きだから買う予定だったんだけど、あらすじ見て若干揺らいだんだよね;
ミステリーな感じってあまり好きじゃないので…。
でも買ってよかった!!すごいおもしろかった!!
受けがあの子みたいだった~秘書育成中。の安岐くん(>ω<)
あたしあの話通じなかったり、ピントがズレてて思わずイラっとする感じがたまらなく好きな…

8

凍る月~紅の契り~ 小説

夜光花  高橋悠 

天然キャラが最強!?

梁井轟(人間と獣の混血である「獣人」)×鳳光陽(獣人の「餌」 梁井と「契約」を結ぶ)

シリーズ第1作目(「凍る月~漆黒の情人~」)に引き続き、こちらの作品も勢いが全く衰えておらずまたまた楽しませてもらいました!

今作で梁井と光陽の前に立ちはだかるのは、「組織」(獣人を匿っている謎の団体)と獣人に覚醒した光陽の幼馴染・亨です。前作では鬼畜キャラとして印象的だった獣人・黒澤も登場するのです…

3

凍る月~漆黒の情人~ 小説

夜光花  高橋悠 

お気に入りシリーズがまた1つ増えました

梁井轟(人間と獣の混血である「獣人」 美術鑑定家)×鳳光陽(20歳まで生きられないと言われ過保護に育てられる 獣人の「餌」)

シリーズ3作目(「凍る月~灰色の衝動~」)が出たのをきっかけに「3作もシリーズが続いているなら結構面白いのかも…」とようやくこの1作目を読んだのですが、何でもっと早く読まなかったんだ!とすぐに後悔しました。

冒頭では光陽が何か特別な宿命を抱えて生まれ、普通の人と…

2

凍る月~漆黒の情人~ 小説

夜光花  高橋悠 

ファンタジーだけどおとぎ話ではない雰囲気。

一般の人間とは違う特殊な体質を持った鳳 光陽は、深窓の姫のごとく半ば外界から遮断されるような生活をずっと送っていました。、そんな彼のよき理解者は光陽の家の隣に住む幼馴染の亨だけ。

「二十歳になったらお前の自由にしていい」との祖父から言葉を縁に、二十歳の誕生日を向かえたら自分がやりたい事を色々夢に見ながら生活をしていたのですが、ある日光陽の家に祖父の所蔵していた骨董品を買い付けにきた梁井轟と男…

3

凍る月~紅の契り~ 小説

夜光花  高橋悠 

幼馴染の亨までもが…

凍る月シリーズ第2弾です。
前巻のラストで交通事故にあったショックで獣人として覚醒してしまい、突然みなの前から姿ををくらまし行方不明になった幼馴染 亨。
そんな亨の身を案じながら表向きは平穏な日常を送れるようになって数ヶ月が過ぎました。
その間にも梁井との間に交わされた契約のために光陽は彼と何度も身体の関係を続けていた。

そんな2人の前に行方不明になった亨が姿を見せ光陽を手に入れようと…

3

それが愛なのさ 小説

夜光花  門地かおり 

究極の誘い受け=襲い受け

夜光氏がコメディー!でも、おもしろかったです。同時収録作が雑誌発表作で、表題作が書き下ろしの続編なので、合わせて「それが愛なのさ」と考えていいと思います。

何が良いって、襲い受けの貢くん。わたし、ずっと「究極の誘い受け」だと思っていたんですが、あとがきで夜光氏ご自身が「襲い受け」っておっしゃっているので、そうか襲い受けもあったなと納得した次第でございます。

高校生の頃から好きだった藤崎…

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