夜光花さんのレビュー一覧

跪いて、永遠の愛を誓う。 小説

夜光花  奈良千春 

実はいい教育係の攻め

表紙がこれまたすごいですね。

優秀な秘書の攻め×甘ったれお坊ちゃんの受け。
攻めに弱みを握られる→強姦。
この作品の場合攻めがゲイだということを受けも知っているので、このあたりスムーズです。
というか、この事件が怖いです(;´Д`)そりゃビビるよ・・
まぁ悪いボンボンの更生にはこのくらい必要なのでしょう。

攻めに従わざるを得なくなった受けですが、ここで攻めはちゃんと正しい方向に…

1

愛を乞う 小説

夜光花  榎本 

思春期

攻めの一輝の性欲処理のため、父親が与えたのが受けの春也。
受けが一方的に虐げられている構図な訳ですが、実は淋しい者同士、というのがせつない。
寄り添う相手がいたことで、お互いの不幸を乗り越えられたと言えるかもしれません。お父さんのようにならなくて良かったね一輝。

まぁそういうことより私が印象に残ったのはエロのリアルさ。
最初興味のない相手にはとりあえずフェラさせる、愛着湧いたら相手に触…

3

偏愛メランコリック 小説

夜光花  蓮川愛 

偏執愛と無神経の絶妙なマッチング

夜光さんも引き出しの多い作家さんだな~とその作品を読むたびに魅力を感じる作家さんの一人だと思います。
今回人形作家が攻めとして登場するのですが、読んでるうちに剛しいら作品かと勘違いしていました(剛作品に人形モノが多いので、、汗、、)
全体の雰囲気はこれはトラウマも含んでいるもののコメディか?と思えるような随所随所に笑いを誘われて、「不浄の回廊」のような愉快さがあるかも?
1度目に読んだ時はさ…

3

薔薇の陰謀 小説

夜光花  奈良千春 

夢中になる展開に!!

もう何をどう書いていいやら、今回の巻は色々なものが大きく動いて、謎も見え始めたし、キャラ萌えはするし、色々ありすぎて書ききれません!!
お話もすごく面白くなってきましたヨ。
このシリーズの中で一番萌え萌えして熱中して、のめり込んだ巻になりました。

一番の色恋部分の軸は、薔薇騎士である啓が守護者であるレヴィンとラウルのどちらも決め切れない部分ではあると思うのですが、その感情が愛なのか、それ…

4

それが愛なのさ 小説

夜光花  門地かおり 

萌の1個は門地先生に

イラストが門地先生☆
それだけの理由で入手。

いやン、やっぱり門地センセのイラストって、なんてエロかわいい。

お話は、女装で襲い受けって、最初のシチュだけだと切なさ満載の某コノハラ作品みたいだけど、こちらはあくまでもコメディ。
貢の迷走ッぷりが、イラっとくるほど楽しい。
ネガティブなのかと思うと、チャンスには果敢に食らいつく(文字通りの意味で)し、コスプレも嫌がっているようで、似…

0

ミステリー作家串田寥生の考察 小説

夜光花  高階佑 

喰えない男だぜ、全く

『眠る劣情』で実においしいとこ取りをしていったアテ馬役だったミステリー作家が主人公の本作。
前作もそうだったけど、やっぱりこいつは・・・・喰えない男だよ~
性格が性格だけに、この本は恋愛は薄くミステリーと謎解きに重点をおいてます。

ゲイの編集者神凪の担当作家串田は、実は神凪の好みのタイプ。
だけどゲイであることも隠して担当として、飄々とした串田に振り回されている。
そんな時、次回作の…

6

凍る月~瑠璃色の夜明け~ 小説

夜光花  高橋悠 

あっさりと終わった

わたしとしては、この最終巻、残念でした。肩透かしでした。
かけあしでハッピーエンドにもっていった気がします。獣人同士の対立も、人間という共通の敵の前に棚上げされ、梁井もゴネずに須王とさしたる摩擦もなく、協力体制をとる。

今までの各章の分量からいうと、人間が敵にまわったらまわったで1冊で終わりそうもない構成に思えるのに、当初強行に敵対するかに見えた人間側(日本国家)も今まで伏線にもなかった警…

4

姦淫の花 小説

夜光花  水名瀬雅良 

ヤンデレ兄の苦悩

『堕ちる花』シリーズの第2弾。前作よりもエロ度が格段にアップしています。正直なところ、エロの印象が強烈すぎて、一回読んだだけだと、どんなお話だっけ?と肝心なストーリーが思い起こせないという感じでした(笑)全体の3分の一くらいはそういうシーンだったような…。省吾兄さん、エロスイッチが入ると凄まじいです。誠を壊す気か、と何度も思いましたw女装やらお道具やらバラエティーに富んだエロが展開されていましたが…

2

天涯の佳人 小説

夜光花  DUO BRAND. 

夜光花さんっぽくない

帯『君の奏でる孤高の旋律に囚われた 俺は憐れな信奉者です-』

夜光花さん作品と思って読んでいると、あれれ?って感じがするんじゃないでしょうか。
所謂、夜光花さんっぽさは殆どと言っていい程無いです。
初読はちょっと違和感あったので、夜光花さん作品っていう先入観をとっぱらって再読しました。

津軽三味線の名手という達央[受]の設定は三味線っていう部分がちょっと変わってますがストーリーとし…

5

熱情連鎖 小説

夜光花  梨とりこ 

親友3人

帯『2人とももう俺から離れられないよ…。』

夜光花さんの3Pって!!!
どうなるんだろうなーって思ってたんですが、謎の老人が3人に売る「ドリームキャッチャー」という同じ夢を持つ不思議な道具。
こう来ましたかー!

夢の世界は最初はたわいなく楽しいものなんですが、ふざけあって遊びで違いを傷付け合い、それが現実にも反映してくると分かった時点で段々と話の流れが、というより夢の世界の流れが変…

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