夜光花さんのレビュー一覧

花の残像 小説

夜光花  高橋悠 

切ない

凍る月シリーズの合間に刊行された、須王と巴のお話になります。
本編の凍る月を読んでいなくても一応読めるとは思いますが、読めるのであれば凍る月も読んでおくとストーリーがよりわかるかと思います。
夜光先生の作品の中でも、評価が高いようなので読んでみました。
まだ続きを読んでいないのではっきりとは判断できませんが、自分には切なすぎて読んでるうちにつらくなり、ラストはちょっと次巻も読めるかなぁと思う…

1

バグ 小説

夜光花  湖水きよ 

最高に面白い!

夜光先生のオカルトファンタジーの新シリーズは私のツボにどんピシャリ。
気味の悪い蟲が出てくるのですが、その蟲の存在がかなり奇妙で怪奇。
受けになる七生は見た目チャラい雰囲気ながらもその見た目とは違ってかなり真面目な
刑事さんなのですが、ひとつだけどうしても苦手、それも気絶してしまうくらい
嫌いな嫌悪の対象が蟲なのです。

毛虫やムカデくらいならいざ知らず、カブトムシや蝶までいかなる蟲も…

15

リアルライフゲーム 小説

夜光花  海老原由里 

書き分けが素晴らしい

二段組みの小説です。
夜光さんの二段組みは読み応えがあって、好きです。
この作品は2カップルあるので、二段組みの余裕のあるページ数で良かったです。
ちなみに四人は幼馴染。


1カップル目は……
受けの佳宏は、車のディーラー1年目の26歳。
顔は良いが、黙っていられない性格で人に頭を下げるのが苦手なため、成績は最悪。

攻めの平良は黙っていればイイ男だが、気まぐれで気分屋。

5

愛を乞う 小説

夜光花  榎本 

素っ気ないけど、受に惚れ込んでいる攻

きゅんきゅんしました!

主人公カプの親がどちらも頭がおかしすぎてビックリですが、ラブラインはちゃんと萌えました。

受がルームメイトの攻に犯され続けて悪夢のような高校三年間を過ごした…とかいう使い古されたしょっぱい話ではありません。

かといって、トラウマ持ちの受を王子様のような攻が癒してあげるという甘々な話でもありません。

愛情不足を補うかのようにくっついていた少年達が成長し…

3

バグ 小説

夜光花  湖水きよ 

早く続きが読みたい!

今までに拝読した夜光先生の作品では、「薔薇シリーズ」「忘れないでいてくれ」がすごく好きで、「不浄の回廊」はあまり合わないかな…という感想を持ちました。
ですので私は夜光先生の健気系の主人公が苦手で、クールだったり男前なカッコイイ系の主人公が好きなのだと思っています。
今作は、表紙イラストを見てカッコイイ系の主人公だと判断し、絶対に面白い!と確信を持って読みました。
予想通り七生も水雲もカッコ…

7

バグ 小説

夜光花  湖水きよ 

蟲!!

それはまるで、「MIB」か「遊星からの物体X」かはたまた「蟲師」か
虫が苦手な御仁にはヒエ~となる描写も含まれながら、実に実に面白そうなシリーズが始まりました♪
こんなで恋愛は一体どうなるの?と思えば、そこはなるほど!
実に巧みな夜光さんの作品設定と進行によりそれは補われていき、物語の面白さと共に実にエンタメ作品としてドキドキワクワクさせてくれました。
わかりやすいのがいいですねv

9

堕ちる花 小説

夜光花  水名瀬雅良 

おどろおどろしいけど面白い

三部作の一作目です。
夜光さんの作品ですが、痛い系でなくおどろおどろしい路線ですね。


受けは大学生の誠。
田舎を離れ東京で兄と二人暮らしをしています。

攻めは異母兄の尚吾。
俳優として人気を博し、誠にも不自由ない暮らしをさせてやれています。


ある日、田舎の友人から誠へ一通のハガキが届いたことで、封じられていた事件が動き出すというものです。
ふたりの田舎は過疎化が進…

6

凍る月~漆黒の情人~ 小説

夜光花  高橋悠 

まだ序章?

先にスピンオフ先の『花の〜』を読んでいます。
同じ、獣人と餌というカップルですが、甘さが全然違いました。
わたしは『花の〜』の方が甘々カップルで好きです。


受けは餌の光陽。
自分が何者か知らず、祖父の言いつけ通りほとんど家の中だけで暮らしてきました。

攻めは獣人で美術鑑定家の梁井。
冷酷で、餌である光陽を手に入れようとしています。


「二十歳になったら自由にしていい…

2

バグ 小説

夜光花  湖水きよ 

まだまだ謎だらけ

夜光さんの新しいシリーズもの。
現在が舞台で、推理と特殊能力といった夜光さんらしい作品かなと思います。


受けは刑事の飛留間。
母とふたり暮らしでしたが幼い頃に亡くなったため、叔父夫婦に引き取られ、我が子同然に愛情持って育てられました。
大の虫嫌い…というより、虫に恐怖を感じます。

攻めの水雲は、特別捜査官と名乗り現れます。
しかし、実は先祖代々ある使命を持ち行動している家系…

7

花の慟哭 小説

夜光花  高橋悠 

痛さも他より少なく甘めです

前作『花の残像』で陥れられた巴のその後からスタートです。
完全に続きのお話なので、前作も読まれることをおすすめします。

カップルは引き続き獣人の須王×餌の巴。

巴は行方不明の間にドえらい目にあっていたわけですが、この辺りはもう少し掘り下げて欲しかったなあと思いました。
もちろん書かれていただけでも悲惨なのですが、もう少し描かれていたならば、もっと巴への同情が湧いたかと。
巴は『自…

2
PAGE TOP