門地かおりさんのレビュー一覧

mother 小説

丸木文華  門地かおり 

No Title

おお、これはまた。
mother、なるほど、納得。
天使、母が主たるキーワード。

見た目の美しさと人を疑わない純真さから天使とあだ名されてきた真治だけど、レイプされたことで
「汚さ」を知り、天使というあだ名には純粋な褒め言葉以外の意味が込められていると察する。

真治の周りに起こる事柄はすべて祐紀が仕組んでいたことだった。
母からの愛情に飢えていた祐紀が、天使に見出した母性。

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mother 小説

丸木文華  門地かおり 

ラストを読んで神評価になりました

執着攻めの小説を探している時に見つけた作品。しばらく積んでいてやっと読みました。初読み作家様です。

あらすじだけ読んで、犯人はすぐ想像つくわけですが、物語がどう展開していくのか、ワクワクしながら読み始めました。(以下ネタバレありますのでご注意ください)

ずっと受け視点で、ラスト数ページのみ攻め視点です。

初めの方は、目隠しされて性被害を受けたり、数ヶ月後にはその時の写真が送りつけ…

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mother 小説

丸木文華  門地かおり 

こういう狂った攻めが一番好きかもしれない……

執着攻めは大大大好きですが、ここまでの作品があるとは……!
ただかっこいい完璧な攻めより、気持ち悪さ漂うタイプの不完全な攻めが好きな私。まさにドンピシャでした。

濡れ場シーン多めですが、内容がしっかり濃かったです。攻め・受けそれぞれの生い立ちや高校時代の出来事などが丁寧に書かれていたので、複雑な心情をもつキャラクターへの理解がしやすく、結末にも納得できました。タイトル回収、鳥肌モノでした……

4

たとえこの恋が罪であっても 小説

いとう由貴  門地かおり 

No Title

時代を感じる挿絵、無いほうが良いように感じるくらい。
いとう先生、最近新作が出ないので、昔の作品を購入。 シリーズ4冊・不憫受

瑞樹が、生きる望みを得るような恋人を得て、救われる
身勝手な母が、略奪婚をして先妻を追い出すまでしたのに、
勝手に嫁ぎ先から出奔 瑞樹を生んでも、夫に知らせず 施設に預けてネグレクト。
そんな母が死亡して、父親が瑞樹を引き取り養育することになってから味わう色…

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生徒会長に忠告(1) コミック

門地かおり 

実はすごい作品だってこと知ってる?

2005年発刊なので約18年前の作品なのだけれど、これは隠されていってしまった名作なのではないでしょうか…。

内容的には本当に神作。でもちょっと人にオススメしにくい…。
というのもこの作品は2014年に7巻が発売されてから話が途絶えてしまっていてまだ未完結なのです…。
ある意味すごい作品ですよね。
再バズりしそうな内容の面白さとキャラの良さなのにあまり話題には上がらず…。
それでも私…

2

まるで、灼熱のキス。―Boxer the Molester 小説

鬼塚ツヤコ  門地かおり 

むーん

生い立ちや生き方云々相まってというところは
あるにせよ、攻が分かりにくすぎる(笑
不器用を通り越してもはや挙動がおかしい
全体を通じてそうなのだから
そこは読み手が推し量る部分なのかなというところ
好意があるからこそ周りをうろついて
突然突飛な行動を起こす
そっけないフリをして突き放すくせに
異常なほどの執着をみせる
ここの起因となるとこが読みたいかなぁという作品。
分かりにく…

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たとえ背徳の罠に堕ちても 小説

いとう由貴  門地かおり 

今度はエドワード

アルフレッドと同い年の義兄弟、エドワード。
アルフレッドの右腕となり、支えていくのだ!と思っていたら、学校総代表のライバルであるクライヴに脅されてしまう。
アルフレッドを守るために、人身御供になり、クライヴに抱かれることになってしまったエドワード。

でも、、、クライヴと関係をもつに従って、奨学金性のことを知るにつけ、段々とクライヴへの感情が変化していくんですよね。
でも、自分の気持ちに…

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たとえ禁じられた恋であっても 小説

いとう由貴  門地かおり 

続編

前巻で、クリスマス休暇の終盤に色々あって、めでたく?結ばれた二人なんですが…
寮に戻るところからお話は始まります。
今回の横槍君は、エリク。

もともとアルフレッドの隣で幼馴染だったというエリクは、当初仲良くしてくれていたのに、ある日いじめられるように。
なぜなら大好きなお兄さん、アルフレッドとキスしているところを見られてしまっていたからでした。カトリックの土俵では、まだまだ同性愛に対す…

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たとえこの恋が罪であっても 小説

いとう由貴  門地かおり 

パブリックスクールもの?

まぁ、それは可哀想な境遇の子が主人公です。
ミズキ、彼は日英のハーフですが。伯爵の父親と乱れた母親との間に生まれたわけですが、離婚後はずっと療養所で育ちます。
体が弱く、学校にも行けず。
しかし、母親が痴情のもつれで刺されて死んでしまったことにより、父親のいる英国へ引き取られることになります。そしてパブリックスクールへ。

いや、15歳でそこそこ英語話せるってすごいやん!って思っちゃいま…

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mother 小説

丸木文華  門地かおり 

"母"と"子"

うわー…ヤンデレにも程がある。執着・独占欲・嫉妬がいっぱい。

闇も病みも抱えた攻めは嫌いじゃないんですよね。頭イカれてるのに、言動に萌えをたくさん感じてしまい「神評価」にしました。ダークだしシリアスだし…好きなテイストじゃないのにハマるハマる。

天使のような真治へのド執着。あ、これは尋常じゃないね。と奥底で感じながら表向きは"良い人"の塚越にロックオンしながら読んでいました。何者かにレ…

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