木原音瀬さんのレビュー一覧

深呼吸 小説

木原音瀬  あじみね朔生 

良い…

攻めも受けも人間らしくていいな思いました。特に受けの性格が気に入りました。生真面目白黒はっきり思考のデキる男と思いきや性関係はだらしないしシンプルにミソジニストだなと。嫉妬が混じってる、というか大部分を占めてるし本の中のキャラクターなので可愛く思えます。料理するシーンが好きでした。きのこの切り方をネットで調べてきます。って…可愛すぎました。切るのに失敗したきのこを捨ててしまいたいだとか、逃げ出した…

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FRAGILE 小説

木原音瀬  高緒拾 

惚れた方が負け

精液かけたドッグフード食わされてるのになんか受け優位だ…と衝撃を受けました。読み終わったあと頭に浮かんだのが「惚れた方が負け」という言葉でした。あんなことをしてしまうぐらい憎くて仕方ない相手なのに結局惚れてるから負けてしまった攻めが可愛く思えました(やってることは全然可愛くないですが…)
この受けは復讐される雑魚クズ上司かと思っていましたが意外と「つよい」なと思いました。強かな受けなので監禁され…

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灰の月 下 小説

木原音瀬  梨とりこ 

本当に読んでよかった

自分は結構しんどいお話も読めるし好きなので、この本も軽い気持ちで読み始めました。
ですが上巻の時点で辛すぎて泣いてしまい、下巻を読むのが本当に怖かったです。
読了した今は「読んでよかった」の一言に尽きます。終わり方が余りにも自分好みすぎてしばらく放心状態になりました。
苦手な要素も多い作品ですが、私はこの本がBL小説の中で1番好きです。2人はどうやって暮らしていくんだろう、どうやって老いてい…

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FRAGILE 小説

木原音瀬  高緒拾 

No Title

どちらも有害だからな…。
誰のためにもならない感じがしてしまった。

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あのはなしの続き 小説

木原音瀬 

いろいろな作品の番外編集

木原音瀬先生の商業誌番外編を集めた同人誌です。
いろいろ読めて懐かしかったり楽しかったり。お得な一冊。
ひとつずつ。

「朝の光」

「ラブセメタリー」の後日談である『UNKNOWNの棺』(同人誌)の更に続き。
非常に感慨深い。
最初は意地悪な好奇心だったはずが、いつの間にかこんなに深い関係に。
特にこの「朝の光」では、お互いがお互いにがんじがらめになっている。
俯瞰してみれば…

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吸血鬼と愉快な仲間たち 5 小説

木原音瀬 

願わくば2人が優しく温かい人生を歩みますように。

とうとう、あの続きが読めて感無量です!
暁とアルがアメリカで別れて(というか、アルが置いていかれて)、やっと2人の再会が果たされ心の中で泣きました。
(泣くような再会シーンではないけれどwww)

以下、ただのネタバレ感想です。

この巻では、暁との関係は依存だったと自覚した半端な吸血鬼甘ったれアルのじわじわした成長が嬉しい。
凶悪な事件には巻き込まれるわ、半端な吸血鬼という人生を背…

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吸血鬼と愉快な仲間たち 5 小説

木原音瀬 

アルと暁どっちも可愛い

待ってましたーーーー!!
蒼竜社版5巻の本編分+続き120Pぐらいになります。
続き同人誌で発行されていたんですね。同人誌をゲットされていた方は続きを知っていたのか…羨ましい!

蒼竜社版ではキエフと三谷も一緒に帰る設定でしたが、集英社版では三谷は見送り、キエフはフランスへの乗り継ぎで東京まで同行に変わってました。キエフチート過ぎて難解事件になりづらいからですかね?w
あと新しいアソシエ…

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吸血鬼と愉快な仲間たち 5 小説

木原音瀬 

新装版5作目

新装版もついに5作目。
物語に大きな動きが見られる、なかなかに読み応えのある巻です。
Holly Novels版の旧5巻本編に、過去に発表されていた同人誌やペーパーの内容を加えて再構成されているとのことで、盛りだくさんの1冊となっています。
いやはや…どこからどこまでが同人誌の内容なのかがわからないほど、エピソードの織り交ぜ方と繋ぎが自然で驚きました。
過去新装版同様、下村先生の挿画も美し…

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吸血鬼と愉快な仲間たち 5 小説

木原音瀬 

じたばた、ドタバタしてます

シリーズファンです。
な、なんと来月に続刊(6巻)が発売されるというスピード感。しかもついに完結!今回最初から最後までドタバタ続きで、一体全体ど~なっちゃうんだ~という印象で…完結してから購入しよう!っていうのも大いにアリかもしれないです。

アルが吸血鬼としてのバージョンアップを遂げるんですけど、これがいいことなのか悪いことなのか、、、そもそもこの物語のオチとして不死者が死にゆく人間を愛し…

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灰の月 下 小説

木原音瀬  梨とりこ 

No Title

上下巻まとめての感想です。
今日、日曜の午後に読み始めて一気に読み終わってしまいました。
一言でいうと「衝撃」でした。
思わず息を呑んでしまう場面が何回もあり、読み終えた今も胸に苦しさが残っています。

これ、ほんとに「月に笑う」の惣一さんなんですか…。
上巻でも可哀想な人だと思ったけど、下巻でえげつない追い討ちをかけてきましたね。
嘉藤は忠実な部下ではありますが、ヤクザとしての惣一…

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