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木原音瀬 峰島なわこ
しばいぬさん
ネタバレ
この作品は私が初めて購入したBL小説でした。小説はほとんど読まなかったのですが、コミックだとすぐに読んでしまうので試しに購入してみました。結果、最高でした! あらすじは他のレビュアー様が書かれているので感想を書きます。 この作品、結末がわかっているのに何度も繰り返し読んでいます。もう何度読んでも最高です。 オメガバースの小説も初めてで、オメガバースは設定も作品によって様々なので、…
木原音瀬 彩景でりこ
ひみた
俺が欲しいのはハッピーエンドじゃない、引導だ! 「NOW HERE」「鈍色の華」「深呼吸」と 一見どこにでもいるおじさんが、読み進めるうちにどんどん愛おしく好きになっていくのは木原さんの作品の魅力のひとつですが、そのおじさんキャラの中でも一番ハードルが高いであろう今作はハゲでカツラの50前の堀内。わちゃわちゃなイラストとコメディを楽しみに読みました。 ペット葬祭が舞台というのも面白いです…
木原音瀬 志水ゆき
ましゅ
いい男な体してるオネェと巨乳フェチなオタク…と私の好みにはちっとも当てはまらない二人のお話でしたが、読んでいて面白かったです。 オネェな友晴視点なので、もう文章だけで笑えるし、なんだろう…元気が出てくる! しかし友情は深まっても受けの松尾はノンケなので前途多難な片想いでしたね。 潔さそうで本気の恋を前にすると逃げ腰になるどころかやたら音信不通になっていた友晴がいじらしくて…
木原音瀬 藤田貴美
木原さんの作品は、こんな展開があるだろうとかいう自分の予想を、大したことないと言うかの如く早々に超えてくるので、いつも驚かせられまたやみつきになります ディストピア・カニバリズムと前情報があったので、「あぁ、僕を食べてとかがあるのかな」と思って読み始めたら序盤30ページ目早々でありましたし、「それでも何度か身体の関係があってすぐ絆されるんだろう」と思っていればいつまで経っても絆されません。「リバ…
木原音瀬 梨とりこ
受攻情報間違ってませんよ。ビックリ… ヤクザものは映画でもなんでもどうしても興味が沸かず、今回も路彦と山田は好きでもどうも熱中できず、いつも木原さんの作品は一気読みなのに休み休み読んでいました。 再会涙ラストか、はたまたそのままジ・エンドなのか⁉︎(怖いので何となく最後あたりのページをうっすら確認したりした)結局わちゃわちゃラストか〜と読み進めたら、最後には圧巻のラストが待っていましたね。流石…
木原音瀬 糸井のぞ
ぷれぱーる
木原音瀬先生の小説をコミカライズした作品です。 糸井のぞ先生の細い線が、作風に良く合っていると思います。 大学の時に好きだった村上には可愛い恋人がいました。 好きな気持ちを伝えられないまま、恋心を昇華できないまま社会人になった宇野。 卒業後、疎遠になったあとも村上を探し続けるような宇野の執着ともいえる一途な恋心が印象的な作品です。 村上のことが好きで好きで仕方ない宇野が、落ちぶれ…
木原音瀬 日高ショーコ
はぁー 文庫版を読んで下巻は読むつもりはなかったのに、たまたま見つけて買ってしまいました。 まさかあの続きがこんなに苦しいなんて思わなかった…… 松岡は何で、寛末なんて最悪な男がこんなに好きなんだろう? 多分、それは松岡にも分からないことなんだろうな。 松岡が健気すぎて可愛すぎて泣けた。 タバコの吸殻を持ち帰るエピソードに悶えました。 それに比べて、寛末の自分勝手さには憤る。…
木原音瀬
bowm400
嫌な奴とは三浦の事なのでしょうがあまりそう思えません、粗暴な時期があったのは確かですが中学を卒業する頃には普通の人格になってます。それを否定するのは和也だけでそれでいてはっきりと拒絶せず相手を自分の隣に居させる。嫌なら拒否すればいいわけでそれがプライドからか本心は嫌でないのかはっきりしない。 二人は同じ進学校に受かりますが和也は離れるために遠い土地へ引っ越し、三浦は一人で全寮制学校に通う事に…
木原音瀬 中村明日美子
内容的なネタバレは無いと思いますが一応つけました。 ホラー部分のオブジェクトは笑ってしまうほどベタで、だからこそ想像しやすく、怖がりにはウッときます。日本家屋、道に迷う、雨で立ち往生、暗闇に人、老人、繋がらない電話など。 恐れ多い言い方ですが、ページ数の問題かと思うほど、掘り下げは浅い気がします。中心人物である仁科ですらどんな顔でどんな性格なのかいまいち想像出来ませんし、環境や政治、その村…
ここまで衝撃を受けた小説は人生でそうありません。読み終わってから数ヶ月はきっとタイトルを耳にしただけで涙が出てしまいそうなほど、深く刻み付けられ問い詰められた心地です。 お話の展開が甘くないだとかではなく、生身の当事者の一人としてお前はどうだと詰問されているようでした。 映画「エレファントマン」を観た時、自分がこの作品を観たいと思った理由が、作中の見世物小屋の観客と同じような怖いもの見たさ…