木原音瀬さんのレビュー一覧

MUNDANE HURT 小説

木原音瀬  井戸ぎほう 

いや、萌えませんねw

萌えないんだけど、やっぱり良いんですよねぇ。
何が?って木原音瀬さんが〜。でも、他の作品のように、痛さや切なさ、重さは感じませんでした。さらっと読めちゃった。
重くて辛いものでも再読しようと思う作品多いですけど、コレはもう多分読まない。

ネタバレさせようにもネタってネタがない(笑)
もう最初っから受けがクズなだけで…えぇ、最後までクズです!
普通のBLのように、攻めの愛情で心を入れ替…

4

恋愛時間 小説

木原音瀬  紺野キタ 

日常のドラマ

この作品の主人公、広瀬は不思議な魅力がありますね。
だからこそ、有田も知らず知らずに心を動かされてしまったのかもしれないし、本社で出会う磯貝も片思いしちゃったんじゃないだろうか。

時間の流れが人より遅い、、、というか広瀬の好きだと気づくまでの長さは6年。
男性を好きなのかも、そうなのかな、でも女性と付き合ったりもしてみるけどしっくりこない。同性に惹かれるタイプの人って、最初はそんな感じな…

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キャッスルマンゴー 2 コミック

木原音瀬  小椋ムク 

もう少し十亀側の描写があれば

何も言わず避けるとこから始まる2巻。コミュニケーション不足が原因のこうしたすれ違いは読んでて楽しくない…。人間なんだから話し合おう?って思います。言葉を使わず曖昧に避け続ける決断力のないキャラは合いません。
城崎の方は高校生が抱えるには重すぎるお金の問題にぶち当たり、十亀どころじゃないです。十亀の影の支援はどうだったんだろう…城崎が嬉しくて助かったのは事実でも、自分の無力さを痛感してより一層苦し…

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キャッスルマンゴー 1 コミック

木原音瀬  小椋ムク 

どんどん可愛くなるDK

AV監督とラブホテルが実家のDK。誰も頼れない城崎の必死さがしんどい作品でした。たぶん十亀も同じタイプなんじゃないかな。
弟を守ろうと十亀と付き合う城崎。あんなに態度が硬かったのに、ベッドで泣き始めたら違和感覚えないのかな?と、城崎の演技をすんなり信じる十亀が不思議でした。未成年に手を出した罪の意識がそうさせたんでしょうか。
最初は常に斜め下に視線を向けてるような優等生だった城崎が、どんどん眉…

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キャッスルマンゴー 2 コミック

木原音瀬  小椋ムク 

うわぁ〜これは、響いた!

読み終わった感想が、すっごく良かったぁ〜とにかく、良かったぁ〜!だった。

この作品、10年前なんですね。
全く、色褪せる事無く〜評判も良く、人気な理由がわかりました。
途中、泣けました・・・。

ドラマを見ていた感じになりました。
無駄に、エッチなシーンがあるわけでもなくきちんとあらすじがあり、本人達や家族に視点があり、とても読み応えがありました。

BLではあるけど、普通にB…

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キャッスルマンゴー 1 コミック

木原音瀬  小椋ムク 

読み応えがある

以前から、評判が良い作品で気になっていました。
1巻2巻と続きものなので、時間が取れる時に読みたいと思い今日まで温めました。

嘘から始まった恋が、どんな紆余曲折を乗り越えて行くのか〜楽しみ。
受けが、過去に囚われてしまっている描写がなぁ〜ちょっと、辛いものを感じた。
攻めの過去のちらほら出てきてるけど、この展開でどうなるのか、まだ1巻では分からないまま。

でも、攻めさん〜かなりの…

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FRAGILE 小説

木原音瀬  高緒拾 

衝撃

この作品を読んだのは約10年以上前ですが、当時衝撃を受けすぎて手汗びちょびちょになりながら読んだのを覚えています。執着攻めラバーになるきっかけになりました。
かつて受けの部屋でおしっこをまいたり精子をかけたドックフードを食べさせる攻め様がいらっしゃいましたでしょうか。くず行為を平然とやり通しときながら絶対的権威を前にしたら抵抗できない大河内が哀れでした。一瞬で嫌いになれるね。
今考えるとつっこ…

3

パラスティック・ソウル endless destiny 小説

木原音瀬  カズアキ 

時計柄のネクタイ

1〜3巻の登場人物にまた会えるかと思いきや、ほぼ完全に切り離された話になっています。交差するのは例の動画ぐらいでしょうか。
今作はひたすらハル視点でまるっと一冊。アーノルド、ナイルズ、クラインと入れ替わってますがハルはハル。まさに作品の柱はそこ。ハルの精神体が傷ついて、ジェフリーが全てを知るところになる流れかと思いましたがそうはならず。となるとヴィンセント・クラインが革命家になるのかな?完全体の…

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パラスティック・ソウル(3) 小説

木原音瀬  カズアキ 

あなたの子供を

バート大学院生編が始まって、やっと諸々解決してエピローグ的なお話をやさしい気持ちで読めるのかと思いきや、どんどこ怪しい方向に話が進んでいってゲッソリ。胡散臭いシェペレン、まさかの性豪となったライヴァン、不穏なことに首っつこみそうなバート…八尋は尻尾も復活して教授になって甥っ子も沢山いてよかったね〜なお話ではなかった…辛い。辛いな〜と思いながら読んでいたら存外足速に話は収束していきました。もっと地獄…

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パラスティック・ソウル(2) 小説

木原音瀬  カズアキ 

相応のペナルティ

1巻同様とっても読みやすい作品です。あとがきで続きの軽いネタバレがあるので、苦手な方はご注意ください。しかし軽いネタバレすら見たくない方は読む前にちるちるのレビューも見ないだろうから何も情宣にならない。

◾️ジョン&ニコラス
パートとケビン同様、構造が面白い話でした。犬の体に人の脳から人の脳に人の身体になったジョンと、犬の脳に人の身体から犬の言葉になったニコラス…色々なところがテレ…

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