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木原音瀬 館野とお子
Alice
横山の背中には羽が生えている。 まさにファンタジーな設定ですが、内容は結構現実的。 横山と加賀が出会ったのは職場だし、仕事をするシーンも多いです。 それに普段横山は羽を隠してますからね。 でも横山には羽の他にもうひとつ特別な力があります。 それが嘘を見抜く力。相手が言ったことが嘘か本当かわかってしまうことです。 どちらかというと羽より嘘を見抜く力の方が話に関わってきます。 そんな…
木原音瀬
雀影
絶版ノベルスの番外編ばかりの同人誌。 分量的には3編で普通の文庫本1冊分ぐらいと読みでがある。 この中の「COLD…」はめでたく新装版「COLD」シリーズが出たときに同時収録されていた、写真家・谷口が高久に初めて会った時の話。 この話は他の番外編と合わせて最後にちゃんと結末がついた。 他に収録されているのは、「プレイス」と「B・L・T」の番外編。 と言っても、私は本編は読んだこと…
和泉桂 木原音瀬
巻頭で、まず宣言している通りの 「鬼畜」をテーマにした、ダークでラブレスな本 「残灯一蓋野蛾飛」鬼泉桂(和泉桂) 舞台は昔の中国(宋時代位?特定はされていない) 飢餓のため、自分を犬として売った景雪と主家の3兄弟の話。 キーワードは「犬」 「熱砂と月のマジュヌーン 2」酷原音瀬(木原音瀬) 後編部分。 前回の粗筋は 『アラブの小国、トメニスタンの石油会社社長イワフの息子で…
木原音瀬 日高ショーコ
上巻では松岡視点でしたが、下巻は割と寛末視点だったと思います。 上巻の続き、松岡・寛末・藤本・葉山のWデート(?)から始まります。 相変わらず松岡と寛末の間はぎくしゃく(^_^;) このまま仲が悪いまま終わってしまうのかと思ったんですが、このままでは終われない寛末は松岡にちゃんと好きだと言えるまで待って欲しいと言います。 そのあと2人はよく会うようになってちょっといい雰囲気…!と思った…
むつこ
ラスト、泣きすぎて気分が悪くなって、なぜかゲロを吐いてしまいました。なんでやねん。 レビューの多い人気作品なので、あらすじめいた話は割愛します。 この小説は、受けの松岡がいいんだよねぇ。 後半は攻め視点なんだけど、受けの切なさが、間接的なのにダイレクトに伝わってきます。で、それに気づかない攻めにかなり苛立つ羽目になります。 いいひと特有のウザさを書くの、木原音瀬さんは本当に巧いなと思いました。意…
キキテミギテ
上巻を読み終わり、その足でそのまま本屋にかけこみました。 結末までこの妙に落ち着かない気持ちを継続させたくて、 挿絵を見るのを我慢して、その日は帰宅したのを覚えています(笑) 上巻でも嫌ってほど、寛末の優柔不断さ、じれったさを味わいましたが、 下巻になったら、寛末視点になるので、それがさらに2割3割増しになりますw 上巻だけでは分からなかった寛末の心理描写が特に書かれているので、…
木原音瀬 草間さかえ
かにゃこ
ネタバレ
「箱の中」の続編。 喜多川が堂野を見つけ出します。 堂野には妻と娘がいて、そこに喜多川がやってくる。 堂野と妻と娘と、喜多川という図式で お話はすすみます。 BLに出てくる女って、馬鹿な女で本当によかったーって思いました。 心底思いました。 喜多川と堂野は、箱の中(刑務所)からでたのに 高い塀に囲まれた借家でsexをしてるのが なんだかすごく不思議な感じがしました。 …
木原音瀬 藤田貴美
目が覚めたら、世界が砂漠になっていた。 女は、いない。 代々の代議士一家の息子と、家政婦の息子。 我儘な亮介に、媚びへつらうわけではなく “好き”という感情で従うしのぶ。 ふたりは、ずっと友達ではなく暴君と家来だった。 貧乏で頭の悪いしのぶを、庇護してやってきた亮介。 でも、世界が無くなると立場は変る。 亮介は、暴君から“守られる者”へ しのぶは、庇護される者から“守る者…
木原音瀬 金ひかる
まず表題作の『FLOWER』はハッピーエンドではないのであしからず。 とにかく切なかったというか悲しかった。泣きました。 最後どうなるかはネタバレになるので言えませんが、切な過ぎる。 『FROWER』は『WEED』ででてきた谷脇の話。 この谷脇がとにかく最低最悪な攻めでして。 飲み会で松本(受け)に出会うのですが、酒に弱いことを知って酔わせてお持ち帰り。 そのまま松本を抱いて、朝松…
木原音瀬 深井結己
羊
攻めの誠一はその名前に似ず、チャラチャラした男です。自分に憧れる啓介を遊び半分で抱いて、都合のいいように弄ぶ。 啓介は一言も文句を言わず、怒りもせず、抱かれるのを拒むこともせず、いわゆるひとつの「都合のいい女」状態。誠一が「コイツ俺に夢中だな」とタカをくくるのも当然です。 ところが!誠一が啓介の金で女と旅行に行っている間に、啓介は実家に黙って帰ってしまうのです。 「便利なセックスフレンドがい…