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94/202(合計:2012件)
木下けい子
ふばば
ネタバレ
ある時は胸キュンの大家、またある時は不穏の黒雲でゾクッとさせる木下けい子先生の作品です。 が、本作はキュンもゾクッも少し足りないあっさり系でしょうか。 大して仲良くもなかった同級生の美里に偶然会って、強引に転がり込まれる北方。 タイトルで「ろくでなし」というからには、美里がこれ幸いと居座って北方の生活の何もかもを引っ掻き回す展開かと思いきや、これがそうでもない。 ならばタラし体質のホストみ…
leeとsoup
「とっておきの誰か」が心に住んでいる人に振り向いてもらうには、どうすれば良いんだろう・・・ 巻数はふってありませんが続きモノになっています。 それまでは その人の存在なんて気にも留めなかったのに、ふとしたきっかけで出会い、そこからは寝ても覚めても考えてしまうのは三島先生(受け)のことばかり… 有岡君(攻め)、17歳。顔と愛想の良さでなんとなく、うまく過ごしてきた彼の戻れない恋の始まり。 …
月村奎 木下けい子
かん衛門
サラリーマンの蛍は人間関係を良好に保ちたいという感覚が希薄で、偏狭で意固地。 変化の無い日々と、一人の時間を愛しており、恋愛、ましてや結婚なんてわずらわしいと思ってます。 同期の宮村も自分と同じで一人を楽しんでいるから、モテるのに一人身なのだと思っていたら、実はそんな宮村にも恋人がいる、と知ります。 周りがみんな恋だの愛だのに浮かれているのに、自分だけ取り残されたようで淋しくなってしまった蛍…
甘M甘
切ない話だった…。子どもの頃から続いてきた片思いが報われて、二人ともすごく苦しい思いをしてやっとくっついた話。 受けの宙本当に天使すぎて抱きしめたい!華奢で可愛くて、勉強苦手だけど優しくて、…特に初対面シーンの小学生宙、見ていて犯罪してしまいそうな気分になってしまうわたしはきっと病んでる(←冗談)(笑)。 に対して攻めのずるさは見てて苛立たしくて仕方ない。確かに年上だからいろいろ考えてる…
デリと料理教室を切り盛りする篤史は、度々店に来るサラリーマン・宮村にほのかな好意を抱いています。 しかし、ゲイであることに強い罪悪感を持っている篤史は、一生恋愛をしないと決めており、宮村への想いも秘めたままでいるつもりでした。 けれど、宮村が料理教室へやってくるようになり、客と店員、生徒と先生、そして友人へと関係が親しくなるにつれて、元々人付き合いが得意ではなかった篤史は、宮村との距離感が分か…
胸キュンの大家、木下けい子先生のシリアス系作品ときいて、少し構えて読み始めました。 だって、木下先生って時々ゾクっとするほど不穏で不吉な黒雲を漂わせるから…。(←称賛です!) 読んでみたら、不穏というよりもヒリヒリとした焦り、のようなものを感じる。 以下ネタバレ含みます。 主人公はちょっといい加減に生きてる高校3年生、敬広。 そんな敬広が、普段は全く接点のない地学担当の教師三島と…
AshNY
東京から2時間の所にある田舎町。 農業を営む中道と肥料メーカーの営業マン櫻井が主人公。 見渡す限り一面の田んぼに山、畑で 話す言葉も結構強めで訛ってるし、 町の青年会はまだまだ団結力ありそうだし 都会とは違う、時間もゆっくりしてるんだろうなと 都会人が憧れるほのぼのとした田舎が舞台。 現実的にはそういう田舎町だと保守的で同性愛に対する理解は厳しいんじゃないかなーとは思いますが、 ん…
夕映月子 木下けい子
bonny
イラスト買いして一年程積んでましたが、新刊発売をきっかけに読んでみました。作家さまのデビュー作ということですが、着実にキャリアを積んでいらっしゃるようなので、率直に感想をしたためたいと思います。 ちるちるさんの特集記事にもありましたが、山岳BL初体験。山に魅了された男達の姿がとてもリアルに描かれていましたし、素人のわたしにも山登りの魅力が伝わってきて、胸を躍らせながら読み進めました。 …
たべこ
一般書店店頭で購入し、掲載されていたボナペティ!に心を鷲掴みされました。 その後何気なくコミコミのHPを見ていると、コミコミではボナペティ!の小冊子が付いてくるという情報が目に止まり2冊目を購入するに至りました。 本誌を2冊購入するのは初めての経験で少し迷いましたが、両思いの2人の生活を見ることができたので買って良かったです。 「毎晩、溶けるように愛された」というような一文があり、もうそ…
凪良ゆう 木下けい子
杏仙
攻めの入江は呑んだくれで働かない父と下に妹、引きこもりの弟を抱える勤労学生です。 そこに絡むのが、蜂谷と花沢。二人はお隣同士で生まれたときからの幼馴染。 高校時代に3人は出会います。 入江は身分を詐称して蜂谷の家庭教師になり、花沢はたまたま訪れた蜂谷の部屋で。 以下激しくネタばれ 蜂谷レオたんはゲイで理想のタイプはちょい悪な外見の男性。 入江はよくよくみてみたら、ほ…