木下けい子さんのレビュー一覧

好きで、好きで 小説

安西リカ  木下けい子 

受けがおバカな彼女のようで

ごめんなさい、私には合わなかったです。
受けが女々しくて仕事への向上心も少ししか感じられなくて男性としてあんまり魅力を感じませんでした。

攻めの為のように振る舞っているときも、結局は攻めのことよりも自分の気持ち第一で考えてるような気がしました。そんなにちゃんと攻めの将来のこと考えて出した結果だとは思えない。

1冊読んでおバカな彼女ののろけ話を聞かされたような気になってしまいました。皆…

17

初恋の嵐 小説

凪良ゆう  木下けい子 

これぞ初恋

高校で出会って、大学生時代、そして社会人になってからと、その時期それぞれの苦しみや葛藤をちゃんとしっかり描いた上での、こじらせまくった永い永い両片想いのラブコメディ。
凪良先生の作品には、永い両片想いをこじらせるお話や、自分の恋愛感情にだけは疎くて遠回りする残念キャラのお話など、シリアスからコメディまで色々あるけれど、この作品はその集大成とも言える感じ。
この本の直前に出た「累る-kasane…

2

トーキョートレイン(表題作 新宿ダーリン) コミック

木下けい子 

恋の暴走列車

①惚れた側が恋の暴走列車
②直球と開き直りのあわせ技
③くすりと笑える小ネタの連続攻撃

とある路線の駅を舞台に恋におちた直後の景色を描いたオムニバス形式の4作品。
これって何線なのかな?と東京の隣県に住んでいても電車についてはこの程度の知識です(笑)
でも、それぞれの駅はわかりやすいというかメジャーなイメージかなぁ、と思います。

新宿以外は明確に合体していません。
始発駅から…

5

恋は育って愛になる コミック

木下けい子 

ほのぼの〜

作家買いです。
ほのぼの農家BLでした。
元美少年の櫻井と元ヤンキーの中道の再会と美味しい設定でした。
再会ものが好きな方にもいいと思います。
受けの櫻井がとにかく素直で可愛い。
木下先生の絵は赤面する描写が可愛くて好きです。
いやだいやだと言っていたのが、なんとなくほだされて…題名の通り、気持ちが育っていく様子に萌えました。

少しネタバレです。
最後に収録されている
「実っ…

1

初恋の嵐 小説

凪良ゆう  木下けい子 

なんともいじらしい作品

ラーメンチェーンの御曹司蜂谷と優等生だけどちょっとひねくれている入江の同級生のお話。

お互い第一印象は最悪だったのに気付いたらいつも一緒に行動しているという展開はよくあるのですが、今回は同じく同級生で超アスリートなのにオネエという花沢が二人を調和してくれるという笑いありせつなさありの作品でした。
とにかく花沢のキャラがいい味だしています!

そして蜂谷と入江はというと、4年いや8年すれ…

3

好きで、好きで 小説

安西リカ  木下けい子 

ずっと心の中に残る大切な一冊

今年に入っていろんなBL小説を読むようになったですが、それまでは全然でした。こんな私の、最初に手に取った一冊は、安西リカ先生の『好きで、好きで』でした。
当時は何も考えずに、ただ表紙が綺麗だなとか、タイトルが好ましいなと思いながら購入したんですが、今思え返せば、最初のBL小説が安西先生でよかったです。あれからずっといろんな素敵な小説に出会ったけど、この最初の一冊は今でも私の中の一番です。
今は…

5

初恋の嵐 小説

凪良ゆう  木下けい子 

読みやすさと切なさとキュンの嵐でお勧めですよ

お話は『高校編(受け視点)』『大学編(攻め視点)』『社会人編(受け視点)』の三部構成。
いわゆる両片想い作品ではあるのですが、受け視点のお手本のようだなあと。
視点主(読者)に攻めのラブ視点を感じさせない書かれ方を凪良さんはきちんとされていて、もちろん読者は『攻めも受けを好きだろ、ラブエンドだろ』とはわかっていますが、地の文で攻めの熱い視線をわざわざ書かれるとわざとらしさを感じてしまうためその…

7

年上の恋人 小説

岩本薫  木下けい子 

やってしまった。。。

ほぼ9割方読んだところで、はたと気がついたのです。これ、読むの2回目だ。。。

いや、全然気づかなかったんですよ、ほんとに。この設定、どこかで読んだな、でもまあ、設定似ちゃうのはよくあることだし、なんて思っていたら本当に2度目だった。
それくらい、印象の薄い本でした。今回読んだときも、途中つまらなくてだいぶとばしました。たまにありますが、数ある本のなかでも本当に投げ出してしまうのはそうそう多…

3

初恋の嵐 小説

凪良ゆう  木下けい子 

笑い転げ、萌え転がる両片想い

有名ラーメンチェーンの一人息子で何不自由なく高校生活を送っている受けは、成績が悪いのを理由に親に家庭教師をつけられる。大学生だという触れ込みで現れた家庭教師は、同じ高校の同学年の入江(攻め)だった。攻めは父親がリストラを機にアル中になり、年齢をごまかして割のいいアルバイトをしまくっている勤労学生で、将来は悪徳弁護士になる予定だと言う。ともにゲイであることも判明したが、互いに好みではないため恋愛関係…

4

初恋の嵐 小説

凪良ゆう  木下けい子 

テンポよく、笑いながらも切なく。

地元で有名なラーメンチェーン店の跡取り息子の蜂谷と
優秀な俺様(でもどこかずれている)苦学生の入江、
そんな高校の同級生だった二人の、長くじれったい両片想い。

かけがえのない友人になっちゃったものだから、
打ち明けて相手を失ってしまうのが怖くて、恋に踏み出せない。

蜂谷が恋に気がつく高校時代、大学時代、社会人の三部作。
足掛け8年、長っ!
途中で、おっ!まとまるかっ?と思った…

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