木下けい子さんのレビュー一覧

ひねもすのたり君と僕 コミック

木下けい子 

最高すぎた

愛が重すぎて深すぎるかわいそうな童貞年下攻め×一途な頭ゆるふわヤリマンビッチ年上受け………………あまりにも最高すぎる。萌えが極まっている。

わたしはビッチ受けの良さを「人は彼をビッチと呼ぶが本当は一途で健気なんだ、ただバカなだけなんだ」というギャップに見出しているので、毎回真剣に恋するビッチとか本当に好きな人のかわりになってくれる人間を探してビッチになる受けとかが好きなんですけど、本作はまさ…

6

シガレット・ラブ 小説

雪代鞠絵  木下けい子 

いろんな意味でどきどきする

木下さんが表紙絵だから勝手にほのぼのした話を想像してしまったんですが、結構痛い内容でした…
攻めに片思いしながらも、DVの元彼と共依存の状態に陥っている受けのお話です。


受けの智紘が恋人の崇に酷い暴力を受け、攻めの高藤先生の働いている病院に搬送されてくるシーンから始まります。

先生は、あきらかに男にDVを受けている状態の智紘を心配して、治療後も住むところや働く先を探してくれ、更に…

3

隣人は恋人のはじまり 小説

月村奎  木下けい子 

この歯医者、腹黒だと思う~

眠り王子にキスもよかったけど どちらかと言えばこっちの方が好き。
前作は 受けさん周囲の環境が厳しすぎて読んでて痛かった。
こっちは、腹黒っぽい歯医者と 転がされる 意固地 純情さんとの掛け合いが面白くて(そう、他人事だから安心してげらげら笑える)萌2.
無責任な親が出てくるので ちょっとムカってするけど、
全然まだまだ許容範囲。
無責任親がダメ という方は ちょっと嫌だなって思うかも。…

2

ろくでなしと俺 コミック

木下けい子 

ろくでなしというより幸せ攻撃をしてくる男

ある時は胸キュンの大家、またある時は不穏の黒雲でゾクッとさせる木下けい子先生の作品です。
が、本作はキュンもゾクッも少し足りないあっさり系でしょうか。
大して仲良くもなかった同級生の美里に偶然会って、強引に転がり込まれる北方。
タイトルで「ろくでなし」というからには、美里がこれ幸いと居座って北方の生活の何もかもを引っ掻き回す展開かと思いきや、これがそうでもない。
ならばタラし体質のホストみ…

3

17 生徒 コミック

木下けい子 

戻ることのない この時を

「とっておきの誰か」が心に住んでいる人に振り向いてもらうには、どうすれば良いんだろう・・・
巻数はふってありませんが続きモノになっています。

それまでは その人の存在なんて気にも留めなかったのに、ふとしたきっかけで出会い、そこからは寝ても覚めても考えてしまうのは三島先生(受け)のことばかり…
有岡君(攻め)、17歳。顔と愛想の良さでなんとなく、うまく過ごしてきた彼の戻れない恋の始まり。

11

隣人は恋人のはじまり 小説

月村奎  木下けい子 

恋愛なんてクソだと思っていても、淋しくなることはあるもので

サラリーマンの蛍は人間関係を良好に保ちたいという感覚が希薄で、偏狭で意固地。
変化の無い日々と、一人の時間を愛しており、恋愛、ましてや結婚なんてわずらわしいと思ってます。
同期の宮村も自分と同じで一人を楽しんでいるから、モテるのに一人身なのだと思っていたら、実はそんな宮村にも恋人がいる、と知ります。
周りがみんな恋だの愛だのに浮かれているのに、自分だけ取り残されたようで淋しくなってしまった蛍…

4

幾千の夜 最終夜 コミック

木下けい子 

受けは愛おしいけど攻めがクズすぎて許せない

切ない話だった…。子どもの頃から続いてきた片思いが報われて、二人ともすごく苦しい思いをしてやっとくっついた話。
受けの宙本当に天使すぎて抱きしめたい!華奢で可愛くて、勉強苦手だけど優しくて、…特に初対面シーンの小学生宙、見ていて犯罪してしまいそうな気分になってしまうわたしはきっと病んでる(←冗談)(笑)。
に対して攻めのずるさは見てて苛立たしくて仕方ない。確かに年上だからいろいろ考えてる…

2

眠り王子にキスを 小説

月村奎  木下けい子 

恋に落ちる、それだけなのに!

デリと料理教室を切り盛りする篤史は、度々店に来るサラリーマン・宮村にほのかな好意を抱いています。
しかし、ゲイであることに強い罪悪感を持っている篤史は、一生恋愛をしないと決めており、宮村への想いも秘めたままでいるつもりでした。
けれど、宮村が料理教室へやってくるようになり、客と店員、生徒と先生、そして友人へと関係が親しくなるにつれて、元々人付き合いが得意ではなかった篤史は、宮村との距離感が分か…

12

17 生徒 コミック

木下けい子 

17、危険な季節

胸キュンの大家、木下けい子先生のシリアス系作品ときいて、少し構えて読み始めました。
だって、木下先生って時々ゾクっとするほど不穏で不吉な黒雲を漂わせるから…。(←称賛です!)
読んでみたら、不穏というよりもヒリヒリとした焦り、のようなものを感じる。
以下ネタバレ含みます。


主人公はちょっといい加減に生きてる高校3年生、敬広。
そんな敬広が、普段は全く接点のない地学担当の教師三島と…

4

恋は育って愛になる コミック

木下けい子 

いつ読んでも楽しい

東京から2時間の所にある田舎町。
農業を営む中道と肥料メーカーの営業マン櫻井が主人公。
見渡す限り一面の田んぼに山、畑で
話す言葉も結構強めで訛ってるし、
町の青年会はまだまだ団結力ありそうだし
都会とは違う、時間もゆっくりしてるんだろうなと
都会人が憧れるほのぼのとした田舎が舞台。
現実的にはそういう田舎町だと保守的で同性愛に対する理解は厳しいんじゃないかなーとは思いますが、
ん…

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