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麻生ミツ晃
藻とカレー
ネタバレ
短編集。 □表題作 五十嵐がかわいいな〜思っていたら、裏切りがくるとは?!と驚きました。 たいてい裏切りがくる時って、くるぞくるぞ〜とわかるものなのにここではそれが全くなかったのでさすが麻生先生!となりました。 ただ、その直後、サイトウが「ごめん…ごめんなさい 許して下さい」となるのがよくわからなかったです。理解力不足でお恥ずかしい。 で、五十嵐がやっぱりかわいい奴でよかった…
両思いの2人なのに、親の意向によりお互いあきらめて、辛くなるくだりが、わかるし切ないけど、正直ちょっと長いかなと思ってしまいました。すみません。 でもでも、くっつく場面がすばらしかった。 しかも、伏線回収の上、視点を変えてタイトル回収されたのが鮮やかでした。 さすが麻生先生。 本作が1cpのお話をまるまる1冊描かれるのが初めてとは思えないです。 あと、キスや絡みの時の絵がやっ…
麻生ミツ晃 木原音瀬
壮絶でした。 前作も2人の過去が過酷だったけど、今作はまた別の意味で辛かった。 その分、乗り越えて結ばれた時の喜びがキます。夜明けの腐だと再認識させられました。 そうよねぇ。記憶戻りますよねぇ。 冒頭で幸せを実感するということは、その先はそういうことになると相場は決まっているわけで。 透が記憶を失っていた間、あんなに藤島を好きになったのは本来の透の部分だと思ったんですが、透は傷つ…
これは神にせねばなるまい(偉そうにすみません) 自分が夜明けの腐であることを再認識しました。光の作品も好きですが。 前作は透視点で、本作は藤島視点。 この構成も好きです。 ふんわり想像していた以上に、2人の過去が壮絶でした。 出たわね。苦手な設定。 兄と妹の子ども…。 ドロドロものには結構出てきますね。 全ての元凶は着物のクソババアやんけ!と怒りがこみあげますが。 …
おもしろかったです。 ミステリー仕立てで、高久の過去が徐々に明らかになっていくにつれ、2人の心情の揺れが描かれていて、その流れがよかったです。 さすが元は小説なだけあって、プロットが緻密ですね。 それに相まって麻生先生の描写がいい。 藤島が何も言わないけど、高久のことを大事に思っていることがわかってくるし。 高久も混乱しながらも、藤島の気持ちがわかってきたり、藤島への思いが高…
3本のお話。 □表題作 冷めた大人と傷ついてどこかあきらめている青年とのお話。 対照的な2人が自分に欠けているものを相手に見出し惹かれ合うんだけど、それがとてもわかりやすくて。 剛毅は表情あまり変わらず、悠介はあまりに子どもで。 そんな2人の心情がよく伝わったし、相手を思うからこそ変わっていくところがよかったです。 □僕らの言い分 最初、口でしているシーンがあり、それでいて「…
ぱるりろん
ものすごい読み応え。 主役二人が何回か会うことで少しずつお互いのことを知って、距離が近しくなっていく様子がとても丹念に描かれています。 これまで二人がどうやって生きてきたのか、二人が出会ったことでどのように変化していっているのか、ページをめくるごとに理解が深まり、とても質の良い小説を読んでいる気分になりました。 これでまだ1巻なんて。続巻がとても楽しみです。 麻生先生の美しい絵柄と表現…
弓月あや 麻生ミツ晃
えだまめ子
受けの蒼、会って4日そこらでそこまで好きになる? しかも無理矢理やられて。 早々に喘ぎまくるようになるし、かと言ってエロも萌えず。 125Pで蒼から母のことを好きだったかと聞かれて、攻めの伊織が「ええ、愛してました」と答えて傷つける。 さらに「あなたは紅美様の代わりです」「あなた個人など誰も必要としていない」と冷たく突き放す意図がわからない。 自分がどこか読み飛ばした? 136Pで…
うっぴー
こんなオメガバースストーリーがあったなんて。知らなかった自分を呪います(笑) ※ネタバレあります。ご注意ください。 オメガバースの設定を活かしつつ、殺人事件という王道のミステリー展開。そして円のバース性についての秘密。ラストの真犯人と円、吐木の対峙。 オメガバースというと、アルファとオメガによる運命の番が物語のテーマとして中心に据えられますし、このお話もそれが一つのテーマにはなっているのです…
戸田環紀 麻生ミツ晃
ate
真面目に頑張って頑張りすぎてる人が心安らげる人に出会えるって心が温かくなる!! そこまで達するまで紆余曲折ありすぎて、甘い苦しい苦しい苦しいなんですが!!不器用な大人のぶつかり合い、支え合い、素敵でした。 小熊系甘え上手でベッドの上ではちょっと意地悪床上手な年下攻め!魅力的すぎ!心のおおらかさ絵に取り組む姿勢に遠野が惹かれてくのはきゅん。藍沢の口説き方が甘くて真っ直ぐできゅんきゅん! …