麻生ミツ晃さんのレビュー一覧

COLD HEART in NEWYORK 小説

木原音瀬  麻生ミツ晃 

楠木が不憫でしょうがない。。。

話の内容が好きという理由ではなく、気になって結局徹夜で読んでしまったので神評価にします。

笑えるところも結構あったin tokyoから一転、やっぱりそう一筋縄ではいきませんよね、木原さん作品。。。この巻の最後では二人の関係がどうなって行くのかはっきりとは見えませんが、私の意見としては、もう楠木の事は放っておいてあげて欲しいよ、海斗くん。。。海斗は下衆とか性格や育ち方の問題ではなく、医療的な助…

6

あの日、校舎の階段で 小説

佐田三季  麻生ミツ晃 

執着攻めの頂点

この小説で執着攻め萌えに目覚めました。
この作品を読んで佐田さんの既刊全巻集めたくらいです。
私の中で、執着攻めの受けに対する執着度合いが高ければ高いほど美味しく、受けはただ言いなりになるんじゃなくて攻めと対等、もしくは攻めを尻に敷くくらいが好ましいのですが、その点この作品は私の好みど真ん中でした。
それに加え佐田さんの文章が私にすごく合ってるんですよねー。
淡々とした文章に感じなくもない…

15

不出来な悪魔 コミック

麻生ミツ晃 

麻生先生好きです。大好きなんですが・・・

作者さん買いです。
大好きな麻生先生、COLDシリーズ以外は全部読んでます。(COLDシリーズは完結したら読む予定)
大好きです。大好きなんです。
でも・・・この一冊は陰鬱な気分になってしまい、Renta!の3チケを延長せず終了させてしまいました。

3番目に収録されている【青いカルテ】という病み系が一つあるというのも覚悟していたんですけど、予想以上に病んでいて、しかも痛そう。
一度、…

1

ティアドロップ コミック

麻生ミツ晃 

出会えて良かったね

作家さん買いです。

レビューのため、再読。
これティアドロップという長編だとばかり思い込んでいました。
それだけこの表題作が読み応えがあって印象深かったからかな。

ネタバレしてます。

【ティアドロップ tear drop】
とある出会い系サイトでの募集内容は、かなり強気で高飛車な条件。
どんな強気な美人が・・・・とちょっとした都市伝説になるほど。

しかし実際待ち…

3

彼が眼鏡を外すとき コミック

麻生ミツ晃 

健気のマトリョーシカと呼びたい。開けても開けても健気が出てくる。

親友二人と、その弟、四国からやってきた転校生、この四人が絡み合って、なんとも不器用で真摯なやり取り、気持ちが少しずつ変化する様子が実に丁寧に描かれています。
この心情の丁寧な表し方が麻生先生の真骨頂って感じなので、読み手も、どーしてこうなった??みたいな置いてきぼり感を味わうことなく最後まで作品の世界にどっぷり浸かることができるんです。
とにかくあらすじを読むよりも、ぜひ、作品を読んでいただき…

7

COLD HEART in NEWYORK 小説

木原音瀬  麻生ミツ晃 

救済のお話

これ、木原作品の中で一番好きです。趣味悪いかもしれないけど。

木原作品って一貫してどうしようもない人が救済される話を書いている人だと思いますが、秋沢はその中でも一、二を争うクズ野郎(現時点)。登場人物のクズ度合いは年々更新されて行っているのでそのうち「あいつはまだ甘かった」と思う日も来るのかもしれませんが、まぁクズです。
本当にどうしようもない奴なのですが、ただ木原作品を読んでいると、周り…

13

スイートビターキャンディ コミック

麻生ミツ晃 

体格差が・・・

麻生ミツ晃先生が好きなので作者買いです。

スイートビターキャンディ シリーズ

チビでデブだったのでチデブと呼ばれていた川口(受け)と金谷(攻め)が同窓会で再会するお話です。

金谷はかっこいいですね。外見なんてまったく眼中にない。
見た目が中身を決めるとは思っていない、そんな人です。
しかも5年も川口に片思いだったなんて・・・!!
二人は晴れて両思いになります。

しかし…

0

only you, only コミック

麻生ミツ晃 

見せ方が上手い

作者買い。
麻生ミツ晃さんの作品って麻生さんの絵だからこそ出るせつなさがあって、またストーリーがしっかりしてて、「うわっ!」と思う瞬間があったりして、本当見せ方が上手いなーといつも思います。
どの作品も外れがないです。

以下、思いっきりネタバレのレビューです。
まだ作品を読んでいない方はネタバレなしで読んで欲しいです。

今回のも良かった。
中盤の所の2人の電話での会話。
せつ…

5

Season コミック

麻生ミツ晃 

季節を巡る、日々を重ねる。

元使用人・松岡と、お坊ちゃん・東が、季節を巡りながら、関係を育てていくお話です。
あとがきによると「咲く春」が読切で、そこから7年かけて「とける夏」「結ぶ秋」「巡る冬」と続いたそうです。

「咲く春」
西洋文化の影響で呉服屋が傾き、父の死で生活が苦しくなった母と息子・東に、元使用人だった松岡が恩を返したいと援助を申し出る。松岡を覚えていない東は最初は怪しむけれど、松岡の訪れを楽しみにするよ…

9

Season コミック

麻生ミツ晃 

良い作品だなぁ…としみじみ

健気攻×健気受――作者さんご自身が「かかる手間を惜しまない恋」がテーマだと書かれているとおり、二人が過ごす季節が丁寧に紡がれた作品です。春と夏のお話がそれぞれ前後編で4話、秋のお話が1話、そして後日談とも言える冬のお話が1話収録されています。

舞台は大正時代の東北地方。豪商だった父親が死に、今や病弱な母親と二人で倹しく暮らす高校生・東(あずま)のもとに、むかし父親に世話になったという青年・松…

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