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23/65(合計:649件)
麻生ミツ晃
碧雲
名作とレビュー評価が高い作品なので、読みました。良作でした。 「信頼と障害を越えた愛」が、麻生先生の作品に一貫しているテーマのようで、この作品もそう。 恩を返したいと貧乏な母子家庭に支援を申し出てきた人は、昔助けられたと言う人。 ▽ここが、この作品の軸: 東の父に算盤の角で額を打たれて怪我をした松岡少年。 雪が降る庭の井戸で傷を洗おうとする松岡を見かけた幼児の東が「手当をしよう、…
ate
お互いが一番。好きな人のために何ができるか、どこまでできるか、深い深い愛ゆえに拗らせてるのが!どうしようもならないことに立ち向かう姿が優しくて痛くてはがゆい… 円は肝心なことは言葉にできないのに、ポロッとハートを刺すこと言っちゃうの可愛い。そういうとこ吐木も堪らないだろうな。一生懸命、開発してるのも可愛くて…気持ちが通じあってからのも可愛くて。1読めは話に惹き込まれ辿ってくのに夢中、2読めは…
「reverse」とは、(…の)逆にする,ひっくり返す、の意味。 βが主人公の純愛推理作品。 αになりたい、β。 Ωになりたい、β。 人口の割合が多いβの希少種への憧れと負い目。 大事な人を守るための嘘=2つの誕生日。 紹介文に 「刑事の吐木と小説家の円は番の関係。しかし、ある理由から円は吐木からのプロポーズを断りつづけていて――。」 ・・とあって、作品の最後にこの台詞…
木原音瀬 麻生ミツ晃
かん衛門
ネタバレ
読んで後悔は無い。読んで良かったと思っています。 今まで同人誌等で書かれていたCOLDシリーズの話を一冊に纏めて出版していただいたのは本当に有難く嬉しいです。ありがとうございます。 全てが納まるところに納まりました・・・・・・これで良かったんですよね? う~ん・・・四人とも愛する人と生きていく決意をした、それは尊重したいし、そう決めたなら応援したい、良かったと思いたい・・・けれど見守ってきた…
藤代葎 麻生ミツ晃
ふばば
2009年発表の、作者様3作目の作品。 デリカシーなし、威圧感あり、がさつな刑事と、繊細で潔癖な臨床心理士のカップリングです。 刑事、となれば当然事件ものでもあるのですが、本作で起きる事件は、ある美しい男がハッテン場でゆきずりの男とのSMプレイの最中に死んだ…というもの。 その犠牲者・植村道生が主人公の臨床心理士・東宮のカウンセリングを受けていたために、刑事の住吉が聞き込みにくる、という冒頭…
ぴんか
多分、悲しい結末にはならないのだろうと思いつつも、 読んでいる最中は胸がきりきりと締め付けられる。 円の決意と幸村の一途さ。 どちらもが強すぎて、すれ違ってしまう。 両片思いと言ってしまうには複雑過ぎる関係に、 円の重過ぎる嘘とジレンマ。 幸村にしてみれば、全て関係ないことなのに、 それでも円は彼をこれ以上傷つけたくなかったのでしょうね。 気になったのは、事件の犯人…
二作品の二組の恋物語。 恋物語と書くと、 ついほわほわらぶらぶな感じを想像しますが、 どちらもキリッとした痛みを感じるお話です。 特に前半の二人は、精神的にも肉体的にもちょっと痛い。 ここに出てくる四人、 皆一人一人それぞれに痛みや悩みを抱えていて、 恋愛も一筋縄ではいかない。 しかし、痛みや悩みが深く大きい程、 それぞれの想いが成就された時の幸福感は とてもとても…
ririn
最初から最後まで美しい。 まるで一本の映画を観ているよう。 ストーリーもエロも感情描写も上質で、事件の流れも素晴らしい。 時間を忘れるほど引き込まれました。 オメガバースが好きな人も苦手な人にもオススメです!
あさだ2枚
オメガバースものというジャンルで至高の作品であることは確かですし、商業BL作品としても同じことが言えるかと思います。作り込んであるなぁ。 麻生先生がキャリアハイを重ねてるところ、尊敬の域。 ◾︎吐木幸村(はばきゆきむら)×化野円(あだしのえん) 早々に、 >そこには、大人が「時期が来たらね」と隠している様々な秘密が既に書かれている気がした。 ってモノローグでもう好きでした。オメ…
p子ちん
他の御本を読んで、購入しました。こちらがデビュー作なんですね!体格差に激萌えしてしまいました。ツンツンしている金谷(攻め)の一途な思いと可愛い川口くん(受け)がとってもよかったです。チビでデブだった川口くんが、痩せて可愛くなっているけどチビでデブだったあの頃から好きだったって・・・健気な金谷! 遠回りしてやっとの思いで通じあった2人ですが、グイグイくる金谷くんに圧倒。そんな自分を変えようといじら…