麻々原絵里依さんのレビュー一覧

狼の遠き目覚め 小説

J.L.ラングレー  麻々原絵里依 

レミよ〜

前作で一番気になっていた黒髪に緑の瞳の美形レミが主役。

嫌なキャラだったはずのレミが、実はとんでもなく辛い境遇で育ち、父親に怯えながらも、自分よりも他人を優先できる優しい心の持ち主で、素直で可愛くて、そしてエロいという最高?の萌えキャラになっています。

前作から日が経っているせいか、違和感なくストーリーに入っていけたけど、ジョックストラップが出てきた辺りから、乳首クリップ、「イエス、サ…

11

雨降りvega 小説

凪良ゆう  麻々原絵里依 

とてもとても好き

凪良さんは個人的に外れのない作家さまなのですが、中でもこれはとても好きです。

内容は皆さま書いてくださっているので感想を。

とにかく主要キャラの二人にとても心惹かれました。

高校生で、自分の性癖に悩む文人くん。色々なことを経験してきた大人なら大丈夫と思えることも、まだ高校生の彼には明けない夜のように感じて。心に大きな悩みを抱えながら、それでもまっすぐで素直なとても清潔感のあるキャ…

24

野球天国 コミック

麻々原絵里依 

これは良い年下攻(笑顔)

野球BLです!
基本スポーツ全般興味のない私も非常に楽しく読めました!

あれ、情報にも他の方のレビューにも年齢書いてないぞ。と思って書きますと、
お話が始まった時で、
宇野(攻)が高卒、プロ野球1年目の19歳。
緒方さん(受)が、大卒、プロ2年目の24歳ですね!5歳差ですね!
緒方さん美人なのよ。
野球する人だから筋肉とかもきれいについてるよね。うへへ。
私こういうタイプの受さ…

1

狼の遠き目覚め 小説

J.L.ラングレー  麻々原絵里依 

確立された世界

前作『狼を狩る法則』ですでに次を示唆していたそのカプがこのタイトルにて主人公。
そして、そのシステムでいけば確実に次を思わせるものをラスト近辺に配備して、
シリーズと世界感の確立とロマンスな壮大(?)さとを見せており、
非常にアメリカのTVシリーズ的作り方をされている物語だな~と
国の違いをさらに実感させるものとなっておりました。

人狼・・・日常は人間として生活はしていても、それはと…

8

泡と欲望 コミック

麻々原絵里依 

のどごし爽やかw

ぐんぐん気温があがる今日この頃、
こんな綺麗な男達の職場恋愛もいいもんだ。

ビール会社の営業マン中村は、新人の時に世話になったバツイチの課長に恋している。
課長も中村を可愛がっており、中村の課長大好きは広く知られるところだが……

中村の妄想が散りばめられたコメディ。
ようやく告白をして、本当に付き合うことになったところでおしまい。
Hはなしです(笑)

Hっぽく盛り上がると…

5

狼の遠き目覚め 小説

J.L.ラングレー  麻々原絵里依 

重く、軽やか

書店で本書の帯をご覧になった方は既に何かを
お察しの事かと思われます。
ネタバレが主義ではない評者がそこで何が言えるかと
言うと…カバー裏表紙に至る過程の物語ですと
はぐらかす事しか出来ない訳です。

このシリーズの前作となる『狼を狩る法則』を
調和の物語とするならば本作は成長・革新の物語と
捉えて良いかと。
そして物語のバトンは前作同様しっかりと次の走者に
渡されている模様で…

4

狼の遠き目覚め 小説

J.L.ラングレー  麻々原絵里依 

人狼システム

前作「狼を狩る法則」で人間から人狼に変化させられてしまった、レミのお話。
前作でチェイの友達で、ホモフォビアとして登場したレミですが、レミの振る舞いには彼の父親との関係が暗い影を落としていて、更にそこには彼自身も自分の心の奥底に封印していた忌まわしい過去が結びついていて、、、。
人狼となったレミが、ジェイクをメイトとして受け入れ、更に、封印していた記憶を解放して、父親の支配から抜け出すストーリ…

8

いとしい背中 小説

御堂なな子  麻々原絵里依 

歳の差ーっ!!

いや~っ、ハマった!!
背中という言葉で「さらってよ」っていう表紙を思い出しました。
あの本は表紙の背中に惹かれて買ったんだよね~っ(挿絵は同じ人)。

今回2人がくっつくまでは、冷たい人のような紀藤でしたが
それには訳もありまして…(勘違いなんですけども)
恋人同士になってからのお話が私好みでたまらない!!

今までの冷たさは何処へやら
もう、甘い甘いよこの紀藤、お前本当はフラ…

5

泡と欲望 コミック

麻々原絵里依 

苦味の活き方

題材がビールなだけに軽やかに読み進められますが、
同時に常に苦味が付き纏います。
なんだかんだで未遂のままこの本では終わっている
二人の在り様をどう捉えるかで読み応えは変わって
きそうですね。
評者は一応攻めポジションにいる男の心情を思いやると
この展開をほろ苦く感じます。そのほろ苦さ故に
傍から視ると美味しい部分も多々ございますが。

一つ望むらくは。
一応受けの人が表紙で噛…

3

茅島氏の優雅な生活 コミック

遠野春日  麻々原絵里依 

表紙に惹かれて

麻々原さんの絵が好きで、表紙とタイトルに惹かれて去年の8月に電子書籍で購入。購入大正解でした。

表紙だけでなく、物語の絵も安定していて、表紙絵とのギャップが無いことに毎回驚きます。
この作品は、コミックから読んだので、細かなストーリーの予備知識がない状態で読めたことが良かったです。

物語は、序盤に攻めの口元しか描かれてなくて(たぶん)スーツを着ているので、どんなカップリングか予想がつ…

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