麻々原絵里依さんのレビュー一覧

茅島氏の優雅な生活~プロポーズ編~ コミック

遠野春日  麻々原絵里依 

庭師さんの名前は謎のまま

澄人お坊ちゃまは、庭師さんが℡で法事で帰省する会話を耳にして、コッソリついて行ってしまいます。
田舎の両親が、自慢している跡取り息子の庭師さん。
妹の名前は出てきても、庭師さんの名前は相変わらず謎。お兄ちゃん、と呼ばれているだけ。
田舎で、澄人さんの紹介は、雇用主とだけ伝えます。
・・なんか、淋しい。

戻ってきたあと、クリスマスのプレゼントは、
庭師さんはエンゲージリングを用意して…

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茅島氏の優雅な生活 英国旅行編 コミック

遠野春日  麻々原絵里依 

ガーデニング愛好家ならファンになる

娘と縁組を父が仕掛けて、避暑地の別荘を娘に案内をさせる、と言う物語ですが、庭のデザインや植栽の話が面白くて、のめり込んでしまいます。
ガーデニング愛好家なら、きっと好きになる物語。

後半は、英国の庭をまた見学する旅のお話。澄人さんも、庭作りに興味を持ち始めて積極的に参加しています。
今回は、澄人さんから、そろそろ庭のデザインを変えてみて欲しいと言う要望を受けて、ロンドン郊外のマナーハウス…

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茅島氏の優雅な生活 コミック

遠野春日  麻々原絵里依 

原作のイメージと同じ

血筋の良い資産家の御曹司が、両親を亡くした後、広大な屋敷で犬(ラルマニノフ)と使用人に囲まれて、一人で暮らしている。美貌の御曹司は、性格も素直で、すれていない。ただ感情の表し方が、子供のように下手。

よく手入れされた庭が、広すぎて、豊かさよりも、寂寥感が濃く漂う。
こんなに綺麗な所にたった一人で、喜び合ったり、語り合う相手が居ない毎日を送っていたら、魅力的なゲイの庭師と恋に落ちてもおかしく…

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月への吠えかた教えます 小説

イーライ・イーストン  麻々原絵里依 

不思議な町に引き込まれた!

面白かったです!
クレイジーで最高な町・マッドクリークを舞台に繰り広げられる不思議なラブストーリー。
海外翻訳独特の言い回しや世界観でしたが、私は好きです。

ボーダーコリー、飼いやすさはトップクラスですよね。
その、ボーダーコリー人間?ランスと、訳あり流れ者・ティム。
二人の緊張感あるやり取りから一転して、犬のランス(チャンス)とティムの愉快で微笑ましいやり取りにはホッコリさせられま…

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いとしさを追いかける 小説

杉原理生  麻々原絵里依 

攻めが一途で素敵!

腐友さんより「攻めが一途で萌える!」というプッシュをいただき読んでみました。
(ただし「受けがぐるぐるしてて鬱陶しい」という注意つき。)

読んでみたら、ほんと〜に攻めが一途で、懐深くて素敵だった。
メンタルが安定してて非常〜に好ましい。

そして、どうしようもなく受けのことが好きで好きでたまらなくて、穏やかな表面のその下から熱いパッションが時折ちらちらと垣間見えるところもたまらんかっ…

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恋人は、一人のはずですが。 小説

楠田雅紀  麻々原絵里依 

ネタバレ厳禁

この本の結末については賛否あるのも頷けます。
私は東護の感情で読んでいたので、最後マサトを選んでくれて安心しました。優の苦悩も分かるけれど、東護にとってマサトがカッコよすぎます!
マサトと優の関係は早々に気付き、セオリー的には東護は優とくっつくのかな、と悔しく思っていたこともあって、東護がマサトを恋人に選んだときは嬉しかったです。
まぁ時間を置いて冷静になってた今、これで良かったのだろうか・…

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雨降りvega 小説

凪良ゆう  麻々原絵里依 

好きになれないけど心に刺さる

相変わらず心理描写が上手すぎてグサグサ苦しくなる凪良さん……これもまた辛かった。
姉を傷つけ、自分を好きになってくれた人を傷つけ、自分を傷つけ、好きな人を傷つけ。多くの人をボロボロにしていくのに誰も悪くないという恋愛が描かれる。

文人に共感はできないが、年齢と経験値の浅さを考えれば仕方ない行動だと分かり過ぎることが多い。というか自分が駄目だと分かっていてやってしまった失敗から学び、文人に共…

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メールの向こうの恋 小説

火崎勇  麻々原絵里依 

恋愛には臆病でも仕事はしっかり

火崎勇先生×麻々原絵里依先生×キャラ文庫さんということで、個人的にスーパーにてノールックで卵のパックをカゴに入れちゃう感覚です。

麻々原先生のイラストですとフラフラと吸い寄せられるのはいつものことなのですが、これは先生のコミカライズが読んでみたい。先生のリーマンスーツは垂涎ものなので…それとネックストラップのIDカードね…♡

卯月の感性は恋愛においてとても女性的です。なので恋愛感情の部…

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メールの向こうの恋 小説

火崎勇  麻々原絵里依 

SNSではなくMMSはいかがですか?

10年ほど前までは、プライベートでの連絡手段・コミュニケーションツールとして、携帯電話のメールを頻繁に使っていたように思います。
今で言うMMSというやつです。
現在はメールよりも、もっと手軽なメッセージアプリやSNSが主流ですよね。
それも、このレビューを書いている2020年の話ですから、もしこのレビューを何年か経って読み返す事があれば、もうその時にはまた違ったツールが流行しているのかもし…

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メールの向こうの恋 小説

火崎勇  麻々原絵里依 

間違いメールが結ぶ恋

今回は敏腕営業マンと営業部2年目社員のお話です。

受様がメル友とのやりとりで攻様への憧れが恋だと気づくまでと
受様が入社予定のアルバイトを育てようと奮闘する続編を収録。

受様の実家は祖父の建てた大きな一軒家ですが、8人家族と
大所帯で子供部屋は2人兄と共有だった為、自分だけの部屋に
強い憧れを持っていました。

そのため高校からアルバイトを始め、一生懸命勉強して学費の
安い…

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