北沢きょうさんのレビュー一覧

溺愛陛下と身代わり王子の初恋 小説

名倉和希  北沢きょう 

攻めが飛ばしてます

「王と恋するふたつの月の夜」と同じ異世界に召喚されちゃうお話で世界は繋がってるのだけど。前作のキャラは全く登場しないので前作未読でもOKです。
天涯孤独で役者志望なんだけど役にも恵まれず鬱々としている青年が、異世界に勇者として召喚されて……というお話なんだけど、前作の「王と恋する〜」のほうが好みでした。
前作は勇者として召喚された青年がモフモフ獣を救う旅に出るという冒険譚だったので未知の世界を…

1

この吸血鬼、ストーカーです~世界で一番おいしい関係~ 小説

朝香りく  北沢きょう 

残念イケメンな吸血鬼





ある理由で受けを監視観察していた攻めが受けを大好きになり、事故で吸血鬼に覚醒してしまったのを幸いに、自分の中に囲ってしまおうとする話。

元ギャングの親玉で知力体力にも優れたイケメンな吸血鬼なのに、子供っぽくなったり、ストーキングしていたりとギャップの激しい話でした。

<あらすじ>
大学生の花峰海里(受け)はバイトの帰り道、酔っ払いに絡まれていた女性を助けた際、激高した…

2

庶民派オメガと皇帝アルファ 小説

佐倉チヨ  北沢きょう 

後宮で花を摘んで食べる受け(笑)

北沢きょう先生のイラストに惹かれて購入。
初読みの作家さまです。

あらすじは他レビュアーさまが詳しく解説して下さっていますので割愛致します。
下級貴族の身分でありながらも、庶民的な考え・行動の持ち主である突然変異オメガのオーリ(受け)と、アルファの中でも上級にあたるノーブル・アルファの皇帝イユリ(攻め)が後宮で出会い、くっ付くまで…というシンデレラストーリーのようなお話です。


5

庶民派オメガと皇帝アルファ 小説

佐倉チヨ  北沢きょう 

WEB小説って感じだった

うーん。面白かったけど、文章に慣れるまではかなり時間がかかりました。
受けの目線で進むんですが、まぁうるさい心の内をずっと聞かされている感じです。
作者も書き慣れてない感じがしました。このまま進んだら挫折しそうって思いました。文章の上手い作家さんなら半分で終わるような作品です。後半の文章はこなれてきて読みやすかったです。

初めて2人がセックスするシーンも色気は無いし、攻めのあそこを擦りこ…

7

俺と部長と大人のおもちゃ 小説

小中大豆  北沢きょう 

とてつもないナルシストかつポジティブなアホの子受け

表紙のイメージからギャンギャン言い合う強気×強気なケンカップルっぽいのを想像してたけど、違いました。
アダルドグッズメーカーを舞台とした恋のライバル同士のお話で面白かったです。

主人公の和馬はとてつもないナルシストでありながら、斜め上をゆくポジティブ思考の持ち主=つまりアホの子。
そんなアホの子な和馬視点でお話が続くもんだから、ツッコミどころが多々あってその都度笑っちゃいました。

1

王と恋するふたつの月の夜 小説

名倉和希  北沢きょう 

「異世界召喚でモフモフ獣を救う勇者になりました」って感じ

真剣だけどどこかズレてる……みたいな名倉さんらしい攻めと受けによるやり取りが楽しい一冊で、ファンタジーものだけど壮大すぎず、気楽に読めて息抜きに最適でした。

表紙の白いモフモフにかかった呪いを解くために、勇者として召喚された受けの瑞樹。
このモフモフ獣を「たまちゃん」と名付け、一人&一匹で呪いを解く旅に出ます。

この瑞樹がとにかく素直でまっすぐな子なんだけど、あまりにも素直すぎるとい…

0

七日七夜の恋心 小説

久我有加  北沢きょう 

関西ネイティブじゃないけど、この微妙な使い分けがたまらなく好き

久我先生の芸人シリーズ、落語家さん編です。
今回は、地味でちょっと伸び悩んでいる若手落語家さんと、京都の花街の置屋に籍を置く関西でただ一人の幇間のお話。
色っぽい年上の受けと、ヘタレわんこな攻めが、体の関係先行であれこれするお話なのですが、、、。
時間軸では「酸いも甘いも恋のうち」の真遊と小藤がくっついたちょっと後、スマホも登場する、ほぼ現在、「酸いも~」の二人もちょっと登場しますが、そちら…

2

「険悪だった僕たちの、ハネムーンのすべて。」Amazon限定アフターストーリー グッズ

樹の密かな野望を打ち砕くのは

本品は『険悪だった僕たちの、ハネムーンのすべて。』のアマゾン限定
特典ペーパーです。

本編幕間、秋人が改めて樹の家を案内されるお話です。

秋人は住んでいた部屋を解約されて、樹の一軒家に強引に引越しました。
その後は慌ただしく新婚旅行に出た為に、旅行後に戻ってきてはじめて
家の中を案内されることなります。

古い家だとは聞いていましたが、手入れされた室内は温かみがあり、レ
ト…

3

険悪だった僕たちの、ハネムーンのすべて。 小説

Aion  北沢きょう 

最初の一歩を間違えた2人のトラブル三昧ハネムーン

今回は地元で有名な建築会社社員と大手不動産会社社員のお話です。

攻様の勘違いから籍を入れられた受様が攻様の伴侶となるまで

受様は幼い頃に両親を亡くし伯父に引き取られます。母の実家は名家で
受様は不自由なく暮らしますが、元々妹の結婚に反対していた伯父は
妹夫婦の生き方を認めず、受様に厳しく接して育てます。

受様は大学を出て大手不動産会社に就職、伯父に感謝しつつも家を出た
事…

3

七日七夜の恋心 小説

久我有加  北沢きょう 

切ない片想いもの、と思ったけど…

芸人シリーズの一つだけど、他が未読でも読める作品。
タイトルの「七日七夜」とは、祇園祭の無言詣の七日間のことだそう。花街の女性がこの期間、四条御旅所に欠かさず参拝するという風習で、お参りをしているその間、誰とも口を聞かなければ願いが叶うとか。
守博は年に一度しかないその無言詣で、叶うはずのない恋を叶えようとしていた弥助の邪魔をしてしまい、怒らせてしまう。
そこから弥助のセフレや片想いの相手の…

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