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凪良ゆう 宝井理人
ぱるりろん
ネタバレ
発行当初は珍しく単行本(四六判ソフトカバー)で刊行された本。のちに文庫化。 高校時代の三角関係、それから13年後に再会してからのお話を、それぞれ視点変えで綴られています。 凪良先生らしく描写はとても丁寧で、三人の生い立ちや家庭の事情という裏打ちも含めて、十代ならではの熱暴走気味だったり純粋なだけに残酷だったりする恋愛模様を描き出しています。 大人になって再会してからも、あのときの面影を見…
宝井理人
ichigo22
すごく評価が高くて人気の作品なので、ずっと気になっていて、やっと手に入れて読みました。 念願の本が手に入った喜びが大きかったせいなのか、あまりに期待が大き過ぎたのか、全然刺さりませんでした…。 私の作品評価には、読んでいて胸がギュッとなるかどうかが大きいのですが、ギュッが無かったです。ちょっとキュッときそうにはなるのですがキュッにもギュッにもならず。 途中から、これは二度は読まないな…と思い…
征矢かな
不思議な空気感に引き込まれて、一気に読みました。 潔癖症の城谷に初対面で踏み込んでくる黒瀬。 普通なら城谷が警戒してしまう展開ですが、黒瀬の関わりを受け入れることを納得できる絶妙な心理描写です! 黒瀬の考えていることは、読者に見えないところが多く、ミステリーを読み解くような感覚にもなりました。城谷は自分なりに生活していく努力をしているので、ひどい目に合わせないでほしい。そう願わずには…
5巻まで一気に読んで、一週間おいてから6巻を読んだからかもしれませんが、拍子抜けした最終巻でした。 城谷にとって重要な人物が登場するのに、それがなおざりにされているように感じたのが大きな理由です。 全体として、収まるべきところに収まった感じはありました。 過去の人の影響で今があっても、過去の人は過去の人。今いる周囲の人との間で生きていく2人で良かったです。 また、2人とも出会う前…
れんちゃん
BLのBの字も知らなかった本屋さんで一巻の表紙の美しさに目を奪われ内容も何もかも知らず、全巻大人買いし一気に読んだ事今でも印象に残って仕方がない作品。 感情があまり出ないカウンセラーの黒瀬くん 社長秘書をしている潔癖症の城谷さん 城谷さんの潔癖症を治すためのテンカウト。 ふたりのそれぞれの過去との向き合い。 互いの気持ちに向き合い。 表紙も中のカラーも美しく福眼。 城…
ミミ81
皆さんのレビューに書かれている通りの尊さです。 ラスト数ページの、 正装 「…間に合わないよ」 (「僕は今まで大吉以外を引いた事がないんだよ」) 大凶 (古い縁が切れて) あなたと出会えたこの喜びを で嗚咽しました。 待人 来る は、悲しみと明るさと…、もう言葉で表現できない感情になりました。 こんなに号泣する作品はなかなか無いのではないでしょうか。 たくさ…
あやかんまる
全巻読みましたが良かったです。
まふにょ
トラウマ克服に関してはとても綺麗にまとまったと思います。感動の最終巻で、思い残すことはないんじゃないかな。すいません、途中から流し読みです。 序盤の城谷のトラウマ源との再会シーンがムナクソすぎて、最後まで気分の悪さが抜けませんでした。 攻めが受けのために性悪女を罵倒するって人気ですけど、嫌いです。スカっとするのは分かる、でもそれは見る人のヘイトを溜めた上で発散させてるからで、とても作為的。より…
黒瀬の過去回想がポイント?な巻かもですが、序盤で描かれるHシーンの丁寧で長い描写がすごかった印象も強いです。潔癖症じゃなくてもお尻に指なんか入れられないけど、Hシーンでそんなツッコミは無粋かな。もうここらへんは普通にエロエロでした。 黒瀬の歪みの原因には一応納得。道徳的にどうかってことは横に置いた納得。自分のせいで自殺するほど、相手にとって自分が特別だったことに気を取られるって怖いです。まず落ち…
黒瀬の本性が見えた巻でした。歪みを抱えているがゆえに城谷に興奮するという。 作品についてだけでなく、いろんな意味でなるほど、ってなりました。黒瀬の告白は、ゾクゾクする種明かし感と何かがくるっと裏返ってしまったようなところがあって、ハマるとたまらないタイプのものだと思います。 ふと某大人気BL小説が浮かび、たぶんこの作品にハマれなかった理由はあの作品にハマれなかった理由と同じだなっていう、自分の…