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橘紅緒 宝井理人
逢祈
はじめて買ったBL本で純愛ものを探した結果たどり着きました。 美形だけど結構ずぼらで所謂残念なイケメンの先輩の弓弦さんと月曜日に告白されたら誰でも付き合うが決まって1週間で別れると噂のイケメン1年芹生くんのお話です。 1週間だけの珍しい遊びくらいにしか思っていなかった弓弦さんが、自分の性格を肯定されてだんだんと芹生くんを離したくなくなっていく描写が、繊細で焦れったくて、ジリジリさせられます…
宝井理人
ふばば
ネタバレ
6巻、完結巻です。 5巻にて体は奥深くまで暴かれた城谷。 最終巻の6巻にて、今度はキスの実現です。セックスよりキスが最終というのは少女漫画的な価値観のようにも思えます。 が、ともかく城谷と黒瀬はキスしまくりになって、もうすっかり恋人って感じですね。 お互いトラウマ、というか過去のこだわりも回収できたし。 そして城谷の潔癖性は緩やかに解消しはじめる気配。黒瀬も新しい生活を歩みだした。 …
5巻。 4巻末の、停電エレベーター閉じ込めからの関係復活劇。 そして黒瀬の部屋にのこのこついて行って、遂にセックスの流れ。 ここはエロが読みたい!という読者さんにはキタ〜ッ的なシーンの連続なんですかね… まんぐり返しにトロ顔アヘ顔、お汁… 城谷の方は性行為に今までの自我というか全生活が覆るような意味があると思うんですよ。でも黒瀬側にはそれが無いですよね。 黒瀬の言う、城谷の隠された…
4巻。 最初に言ってしまうと、なんとも後味の悪い4巻めです。 冒頭はア◯ル丸出しで、プラグでいじられイかされる城谷の姿。 これってエロいの? 私にはエロく見えない。痛々しいよ。 黒瀬の方は、城谷は本心では汚されたがっている、と解釈してるけど、本当にそうなのかなぁ… 私には汚されたがってるとは思えなくて、自分は既に汚れきっている、それを人に知られることに恐怖しているんだと思うのです。…
3巻。 2巻で私の好みより急激な感じでエロ展開になり、あれれとなった後の3巻。 接触恐怖はどうなった?と疑問だったが、城谷の根本は「世界が汚い」「他人が汚い」ではなくて「自分が汚い」だった…という事が見えてくる。 そうなったはじめの、子供の頃の体験。それは自分の父親の「何か」を見て射精した事からきているらしいことも示唆される。 そういう背景の種明かし的な展開は、物語の構成として良いと思…
2巻。 1巻は非常に面白かった。 しかし、この2巻はあれよあれよとエロ巻に突入してしまった感があり、戸惑いの方が大きい。 何か子供の頃のトラウマ?が尾を引いて接触恐怖になってる城谷は、怖くて気持ち悪いことをされても硬直して何もできず。 そういうシーンはまるで性的暴力を受けている女性のようで、読む側として苦しい。 一方、黒瀬の方もどうやら心理的に何か秘密がありそうな匂わせがある。そして…
「テンカウント」…この作品は巻数を重ねるごとに評価が変化していきましたよね… 内容によって離れるファンもいる。だけどそれをわざわざ指摘するレビューは少ない。だって黙ってフェードアウトする方がファンの方にも作者様にも作品にも優しいもの。 しかしこの「テンカウント」。なんでこうなった?っていう意見が表面化した。 もちろん神評価がものすごく多い作品です。なのにこんな人気作で反対意見がドッと出たのが…
ののみ
(※今回も若干作品を汚してしまいそうな残念レビューになっております。気分を害されそうな方は飛ばして頂けると幸いです。) 前回に引き続き非常に美しい夕暮れの表紙。もう私はこの2冊を飾っておくだけで7割満足したかなという気持ちで一杯です(訳:もうページめくらなくても十分なんじゃないかな、私) 今回は金曜から日曜日。お互いを意識しつつも恋愛ゲーム終了が迫っている2人。 やはりこの物語、どのキャ…
(※かなり特殊なレビューになっております。不快に感じる方は飛ばして頂けると幸いです。) 極論を言ってしまえば「表紙がうっとりするほど美しいです。以上。」 で私の感想は終わってしまうのですが、どうしてもこの作品淡々としすぎていて萌えポイントがわからないんですよ。キャラの個性も弱いかなぁ。 まず、月曜日一番最初に告白してきた相手と必ずつきあい、週末に必ず別れるという芹生の行動。 「月曜日一番最…
テンカウント3巻 count14 ラストで黒瀬くんの膝に乗った状態の城谷さん…の続きのお話です。(黒瀬さんの部屋でYes or No次第で大変な状態になっちゃうよ、城谷さん!!いう際どいシーンからの続き。) 「離してください」と涙目の城谷さんに「好きって言ってくれるんじゃないんですか」と更に食い下がる黒瀬くん。安定のドSです。 涙目で抵抗する城谷さんを見て「解りました、じゃあ手、離しますねと」…