日高ショーコさんのレビュー一覧

憂鬱な朝 1 コミック

日高ショーコ 

今までで一番の読み応えのあるシリーズの1巻目。

6巻まで読み改めて1巻から読み直してます。それを念頭にレビューします。
まず時代背景がよく書き込まれており細かい設定があるため難しい話だと思う方がいると思います。華族制度を少し把握してから読み、分からない単語が出てきたら調べ、読み進めた方がいいと思います。調べればそれほど意味は難しくないので。
さてこの物語は暁人が10歳で家を継ぐというところから始まります。桂木が暁人を初めて見る目は冷たく暁人…

2

茅島氏の優雅な生活 3 小説

遠野春日  日高ショーコ 

いちいちかわいい。

茅島氏の優雅な生活に寄り添って3巻目。

茅島氏の突飛な行動は誰にも止められない。
そう、突然庭師の実家に現れたとしても…怒りきれない庭師にニンマリです。
たしなめはするもののバツが悪くシュンとする茅島氏に強く出れないところが、庭師がいかに彼を思っているか丸わかり。
浴衣姿でお庭花火。この二人のイラストがなんともかわいいです。

巻数を増すごとに茅島氏は人間らしくなっていき、かわいさ…

4

茅島氏の優雅な生活 2 小説

遠野春日  日高ショーコ 

あぁもう、かわいいなぁ。

さて、茅島氏の相変わらずっぷりにますますハマっていく2巻。
庭師のベタボレ具合もいい感じに前面に押し出されてきて、面白さがアップしました。

今回はなんといっても茅島氏のヤキモチがかわいかった…。
好きだと素直に言いつつも微妙にずれている茅島氏の気持ちを推し量るのは難しい!
庭師よ、苦労するね…と思いつつも、もっと振り回してやるがいい!と意地悪く思ってしまうのです。笑

庭師のためな…

4

茅島氏の優雅な生活 1 小説

遠野春日  日高ショーコ 

その不器用さがなんともかわいい。

一度手にしてみたけれど、イマイチ島氏のキャラに馴染めず数ページでリタイアしてしまい、長らくの間本棚のすみっこに…。
なんとなく気になり、再び読みはじめ…見本にハマる。
つくづく読むタイミングというものがあるんだなと思いました。

ジワジワ~っと染みてくる茅島氏の魅力。
コミュニケーションはとれない、言葉も足りない、偏屈で不器用で気難しい。
けれどおそろしいぐらい純粋で裏表がなく、取り繕…

4

Chara BIRTHDAY FAIR 2015 Ⅲ キャラ創刊20周年記念バースデーフェア小冊子 グッズ

楽しいショートストーリー

冊子に掲載されている中で作品既読なのは「憂鬱な朝」と「義兄の背中」です。
他の2作品は未読なのですが、機会があったら読んでみたいな・・・と思っています。

「憂鬱な朝」は作品自体がとにかく大好きなので、ショートストーリーを出来る限り全て押さえておきたい!!!そして、どんなお話も(但し、暁人と桂木が出ていないと嫌ですが・・・)嬉しかったりします。
この冊子のショートはまだ恋人にもなっていなく…

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夜をわたる月の船 小説

木原音瀬  日高ショーコ 

オヤジ受けの最高峰

小説でのオヤジ受けの最高峰だと思ってます。なお、コミックでは未散ソノオ様の「KOH-BOKU」です。どちらの作品も、年齢より若く見えるとか、無自覚色気があるとかでなく、外見は普通で仕事のできるオヤジという点が、より私の中でポイントが高いです。日高ショーコ様の描く柴岡がカッコイイようでも老けたオヤジであり、オヤジ好きにはたまりません。

河瀬史(攻め)の目線でストーリーは進んでいきますが、柴岡(…

6

愛すること グッズ

幸せな気持ちになります♪

「美しいこと」は本当大好きで、読み返しの時でも、
もぅ先は知ってるんだから、のんびり読めばいいじゃん!
っと思いながらも、
ついつい時間を忘れて、明日の事も忘れて読んでしまうこの作品。
せつなくて、悲しくて…最後は結ばれて本当に良かったと思う2人。
そんな2人の後日譚がこの作品です。
もぅ〜読んでてこちらが幸せになります。
正直ラストはこうなるかな〜というのは予測して読めてしまったの…

8

美しいこと 下 小説

木原音瀬  日高ショーコ 

いいじゃないの。幸せならば。

「美しいこと」松岡目線。
「愛しいこと」寛末目線。
奇しくも、上巻の前半で松岡が思っていた
「友達としてなら」という思いを、
下巻で寛末が抱くことになります。

木原さん自ら「あとがき」で、寛末のことを、
「優しく卑屈で、ちょっと無神経な」
「たちが悪い」男と評してましたが、
ハッピーエンドといっていいんだよね?
と松岡に訊きたくなります。
特に後半の怒涛の追い上げは、松岡が…

3

美しいこと 上 小説

木原音瀬  日高ショーコ 

優しさか、同情か、想われる傲慢さか‥

当たり前ですが、上巻だけ読んでも肩透かしな感じです。
山場で「えーここで終わりか」というより、
後ろのページ落っことしてきたのかと思うような
中途半端な感じで、上巻は終了です。

寛末の優柔不断さには呆れますが、
じゃあ松岡が普通かというと、それも違う気がする。
好意を寄せられていることで、上から目線というか。
中途半端な同情で、結果的に寛末を振り回している。
「可哀想」「ほって…

3

憂鬱な朝 (6) 【Amazon.co.jp限定】 描きおろしペーパー グッズ

本編がシリアスすぎるのでペーパーで中和??

久世家当主:久世暁人×家老:桂木智之です。
ある日の暁人と桂木の話でした。
武家の出なのに剣道が苦手という暁人が剣道の授業で素振りをしているところから始まります。

昨日の晩に桂木といい雰囲気になっていたのに、桂木が突然「中止です。」と言われ、何事かと思いきや、小麦の買いが見えたと言い出して、暁人が株なんていつでも買えるだろうといいますが、桂木は「この世には変えられない流れというものがある…

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