日高ショーコさんのレビュー一覧

憂鬱な朝 7 コミック

日高ショーコ 

新しい朝の予感

ようやくここまで来た……と、読み終わってジンワリ。
まだまだ課題はあるけれど、暁の子 暁人はきっと全てに決着をつけ
そして桂木を呪縛から解き放ち、共に生きる道を見つけることだろう。

少しずつ、過去が解き明かされていく。
それぞれがそれぞれの戦いを続ける中、会えなくて離れていても
相手だったらどうするかを考えながら、行動を選んでいく二人の
心は深く深くつながっている。

常ならば…

8

初恋のあとさき コミック

日高ショーコ 

日高ショーコ先生らしい

いつも日高ショーコ先生の作品はキャラクターの骨格がしっかり描かれているなーっと思います。

こんな経験ゆえにこういう思考パターンを持っている、
性格がこういう風なのでこんな行動をする、等々…
ちゃんと読者に理解できる形で提示されています。

これって、BL一般問わず、結構稀有なことかと思っています。

この「初恋のあとさき」も、
仁科の周囲の評価を気にしがちで優柔不断な性格と、

3

愛すること グッズ

松岡さん視点の後日談

最新レビューのところでこの小冊子を見かけて、なぬ?後日談?と即電子書籍を購入。ついさっき読み終えました。
松岡さん視点の後日談が絶対必要だと思ってたのです!少しずつ少しずつ、不安を溶かされていく日々。せっかくうまく行っていたのに、些細なことで崩れてしまうのでは、と怯える心。後日談までとてもリアルでした。
しかし、廣末さんも松岡さんを愛していることを自覚してから、松岡さんを知ろうとするようになっ…

9

愛すること グッズ

その後のラブラブな日々

松岡がむくわれる話ですね。
松岡さんは幸せな悩みで相変わらずもんもんとされてますが。
そして、切なさが減り幸せばっかりになるとなんかあんまり感想を思いつきません(苦笑)
いっしょに暮らしてるんだから、ささいなけんかをしまくって欲しいです。
それを幸せそうだな〜と読みたいです!

ひげがなくなっちゃいましたが、もう葉子の面影を消す必要がないから生やさないで欲しいな。
ひげなしの表紙イ…

3

美しいこと 下 小説

木原音瀬  日高ショーコ 

松岡が健気すぎてー!涙

寛末にイライラするのが正直な気持ちですが、寛末のとまどう気持ちも分かる感じです。

ラブホで号泣する松岡にそりゃそうだと思いました。
この行動もいじらしいよー。

ただ、リストラされた寛末の気持ちや行動は当たり前なんじゃないかと思いました。
松岡が健気でかわいくて味方したいのは山々だけど、それどころじゃない人に気持ちを押し付けてなきにしもあらずです。

寛末と付き合うことで松岡との…

6

初恋のあとさき コミック

日高ショーコ 

キングオブ日高先生の単行本

相変わらず素晴らしすぎる絵です。
気持ちの動きが丁寧に表現されています。
つじつまも完全に合ってると言えるんじゃないでしょうか。
本当に素晴らしい1冊です。
日高先生作品のなかでNO.1なだけでなく、BL作品のなかでNO.1だと私は思っています。

「初恋のあとさき」
昔の仁科がひどくて美山がかわいそう過ぎる。
今の仁科も美山に気軽に近づいて来てる感じがしてちょっと腹が立った。

4

美しいこと 上 小説

木原音瀬  日高ショーコ 

↓の方に同意します!

松岡が彼女になろうとするから、寛末がプレッシャーを感じて決断がつかなくなってる面があると思います。
それに、女装した葉子はしゃべれないから静かな人なのに、実際は男だわ社交的だわほぼ真逆です。
だから、価値観を180度変えないと好きなれないはずです。
松岡の内面は変わってないという考え方はちょっと違うなと思いました。

4

憂鬱な朝 7 コミック

日高ショーコ 

2人の成長に影響される脇キャラにも注目

2人の恋路を応援していましたが、話が進むに連れ、
桂木の兄・高之殿がものすごく好きなキャラになってしまい(笑)
今回は高之殿好きの私としてはもうたまらない巻でした…!
久世家と桂木家との”決まり事”に縛られ続けていた高之殿が
ようやくその呪縛から解放されて事業拡大が叶うことに…!
自分の小さい頃の写真(黒歴史)を暁人に要求され動揺したり、
いい大人なんだから智之と仲良くしてくれと暁人に…

17

憂鬱な朝 7 コミック

日高ショーコ 

鎌倉までたったの2時間

ストーリーとしては、桂木の方は石崎家を上手く飛び出して、桂木兄弟も和解の方向に向かっている感じ。久世家の方は暁人は鎌倉に籠っているし英国留学も控えているしで、まだどうなるのかは分かりません。でも、暁人と桂木は今回100%結ばれた感じがしました。

桂木がね、満員列車に飛び乗って鎌倉にいる暁人に会いに行くんです。一等車や二等車で優雅に旅した訳ではありません。どうしても今日行きたいと、乗った事もな…

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憂鬱な朝 7 コミック

日高ショーコ 

ようやく

タイトルにある「憂鬱」の文字通り、どこか重く、何かが引っかかり、はっきりとしない。
桂木と暁人との関係性すら向き合った瞬間から背くの繰り返しで、もどかしさばかりが募っていく。
そんな印象が強い作品ですが、ふたりが久世家を出て距離的に離れてしまうと、お互いの「成そう」とすることを尊重し合えるようになります。
なにより、桂木の中で暁人が与えた影響を感じられるようになり、また暁人も桂木に対する執着…

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