日高ショーコさんのレビュー一覧

花は咲くか (1) コミック

日高ショーコ 

人気シリーズ1巻

桜井(37歳 広告代理店勤務ワーカーホリック気味)×蓉一(美大生)
桜井さんよ37歳はさすがにおっさん呼びでも受け入れねば。

1話から2話の間で突然3ヶ月開いてびっくりしたけど、桜井みたいなタイプの仕事マンは3ヶ月ってあっという間よね。
またこう、桜井の仕事描写の中で出てくる後輩たる井上の発言とか、完全なきらびやかさだったり爆発的なマイナスじゃなくて、地味ぃな苦味を混ぜてくるところが日高…

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愛すること グッズ

「美しいこと」後日談

「美しいこと」が神評価の方には絶対に読んでいただきたい後日談です。

非常にラブラブな2人が見られた事は本当に良かった!「美しいこと」では足りなかったイチャラブを充分にしてくれています。
ただ全編甘々とはいかず、やはり松岡を不安にする寛末。相変わらず松岡が寛末にハマりきっていて甲斐甲斐しいのですが、ヒモにはならないぞという寛末のギリギリのプライドに、安心するやらやきもきするやら。

皆さ…

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美しいこと 下 小説

木原音瀬  日高ショーコ 

7年ぶりに読みました

当時は社会人としての寛末の辛さがイマイチ分かっていなかったのですが、分かるようになってこの作品の良さをもっと知ることができた気がします。

距離が離れたり近づいたりを繰り返す2人。寛末視点で話は進むのに、兎に角松岡の健気さと、寛末が好きだということが全力で伝わってきます。寛末が、松岡がいかに健気で愛すべき存在か気付いた時には、読んでるこちらとしては正直寛末にうんざりしてた訳だけど、それでも松岡…

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美しいこと 上 小説

木原音瀬  日高ショーコ 

ひたすらに"恋愛"

ものすごく苦しい上巻です。しかしこの後さらに苦しい下巻が待っているという。

酔って襲われそうになり、雨の中裸足で逃げ出した女装が趣味の松岡。助けてくれたのは、同じ会社のパッとしない寛末で…という始まり方。

序盤は寛末が葉子(女装した松岡)にベタ惚れで、ちょっと可哀想になります。ここで男性とバラして、男性でも好き!となってハッピーエンド…がBLの王道ですが、そうはならないのが木原先生。

1

初恋のあとさき コミック

日高ショーコ 

どちらの気持ちにもとても共感できた

◆初恋のあとさき(表題作)
 受けの仁科の冷めている感じが、絶妙にリアルだなぁと思いました。本人が元々冷めているというよりは、周りの反応や将来のことを考え過ぎた結果、やむを得ずそうなってしまったんでしょうけれど。最初は仁科が冷た過ぎる気がしたのだけど、攻めの美山目線で回想を読むと、どちらが悪いとも言えないんですよね。美山は美山で、いろんな柵から逃れられない仁科を置いてきぼりにした上、それを自覚し…

1

嵐のあと コミック

日高ショーコ 

無自覚というにはあまりにも

 日高先生の絵は本当に洗練されていて大好きなんですが、私にはどうも言動に矛盾を感じるキャラが多いように感じられ、なかなか先生の作品にハマることができないのがとてももどかしいです。こちらでは、ノンケの岡田の言動の流れがいまいち理解できず、萌えることができませんした。最初に榊をオカマ呼ばわりした上、近距離で榊のことをいい匂いだと言ったりしておいて、榊に迫られた途端あれほどの拒絶。突然のことに驚いたのは…

3

シグナル コミック

日高ショーコ 

受けの言動に萎えてしまう

◆シグナル(表題作)
 受けの芦原の言動がどうにもすんなり受け入れがたく、最後までこのカップルの魅力にハマることができませんでした。攻めで年下の村上はこんなにもいろいろと譲歩してあげてるのに、対する芦原は体の関係を始めるきっかけこそ彼に与えはしたものの、それ以外は結構自分勝手な言動が目立つなぁと感じてしまいました。村上が善良で騙されやすい性格なのを知っていて、「俺が誰とでも寝るという話をなんで信…

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花は咲くか (1) コミック

日高ショーコ 

うーん、うーん、、、

駄目でした。私には残念ですが。
主要キャラどちらも好きになれず、全巻一気買いしたのでイヤイヤ読みましたが、、すいません。

1

憂鬱な朝 8 コミック

日高ショーコ 

これ以上ない最高のストーリーでした。

最高のストーリーでした!タイトルの憂鬱な朝が嫌で重たいものから、甘い意味に変わってくるなんて!凄すぎます。最終回まで、自分の思いも桂木の思いも、家の事も未来も諦めなかった暁人さまに私もやられました!ここまで来るのに、全然ご都合主義ではなく自分の力で切り開いていきます。このシリーズは暁人さまの成長物語だったと言ってもいいほどです。

5

憂鬱な朝 NOBLE COLORS コミック

日高ショーコ 

NOBLE それは気品に満ちて。気高く美しく輝く朝。

ファン待望の特装版としては、些か軽いタイトルだと思った事は否めない。
「NOBLE COLORS」という英文字の響き。「憂鬱な朝」というクラシカルロマンとも言えなくも無い、
重厚な物語を終えて。軽過ぎるのではないか?
一抹の不安を抱えて恐る恐るページを繰る。それは最終巻を読むときの恐れにも似ている。
これを読んで仕舞えば、今度こそお仕舞いなのだと。
まず、巻頭…

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