日高ショーコさんのレビュー一覧

リスタート 新装版 コミック

日高ショーコ 

良すぎます!どのCPからでも読めますね

以前のものは未読ですが、こちらは新装版とのこと。加筆修正がされているとのことです。

そのためか全く古さがなくて、ほんとにどの話も良かったです。
短編ですが、それぞれが物語に奥行きがあって物足りなさを感じないのが素晴らしい。
どれも恋の始まりが有って、そして多分どのCPも、相手への想いを拗らせていますね~

表題作品のリスタート、これは匡の再ブレイクの始まりで終わっちゃいました。
も…

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花は咲くか (5) コミック

日高ショーコ 

人気シリーズ最終巻

このシリーズのカラー扉、優しい色でどれも好きです。最終巻。

転勤前なのに蓉一のことばっか考えてる桜井さん。愛だね。
最後の最後で少し雰囲気が変わって、水川家に踏み込んで終結させます。4冊の間散々匂わせたので、こう閉じるつもりだったんだろうなとは思うけど。

日高ショーコ先生のBL漫画の既刊は、新装版を除いて全て読んでいます。性癖ど真ん中って訳ではないのですが、とにかく安定感がすごくて、…

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花は咲くか (4) コミック

日高ショーコ 

脇を固めるキャラがいい

桜井(38歳 広告代理店勤務ワーカーホリック気味)×蓉一(美大生)

4巻、毎度藤本から始まるな笑

この作品、桜井と蓉一が主役のようで、藤本がかなり重要な人物です。ど真ん中に添えられていないだけで、必要不可欠かつ彼の成長物語でもあり、相当なページ数が彼に使われている。
あの蓉一が、藤本のこと「嫌いじゃない 好き」とまで思えるようになったの感動。溺愛攻めが好きなので、藤本のこと贔屓してま…

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花は咲くか (3) コミック

日高ショーコ 

人気シリーズ3巻

桜井(広告代理店勤務ワーカーホリック気味)×蓉一(美大生)

くっつくのに時間がかかる CPだと記憶してたら、もう3巻でイチャコラしてた笑

敵に塩を送る藤本(蓉一と同じ大学に通う美大生)。藤本が塩を送り続ける一冊です。割といい奴なのに、負け戦に挑んでしまったから…
食堂に一緒に行くだけで喜ぶ藤本は可愛いし、好きな相手にすぐに好意をみせるのも、鬱陶しいかもしれないけど可愛い。

玄関…

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花は咲くか (2) コミック

日高ショーコ 

人気シリーズ2巻

桜井(37歳 広告代理店ワーカーホリック気味)×蓉一(美大生)

1巻から、桜井は蓉一への恋を自覚していますが、正直なんでその気持ちになったのかはあまり分からないまま2巻です。とりあえずその辺はそういうもんなのだと受け入れる事にしました。謎な恋愛感情の芽生えなんてBL漫画ではよくありますが、日高先生の作品だからこそ理論的な解釈をしたくなっちゃうけどね。

7話の蓉一の服装可愛くて好きだなぁ…

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花は咲くか (1) コミック

日高ショーコ 

人気シリーズ1巻

桜井(37歳 広告代理店勤務ワーカーホリック気味)×蓉一(美大生)
桜井さんよ37歳はさすがにおっさん呼びでも受け入れねば。

1話から2話の間で突然3ヶ月開いてびっくりしたけど、桜井みたいなタイプの仕事マンは3ヶ月ってあっという間よね。
またこう、桜井の仕事描写の中で出てくる後輩たる井上の発言とか、完全なきらびやかさだったり爆発的なマイナスじゃなくて、地味ぃな苦味を混ぜてくるところが日高…

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愛すること グッズ

「美しいこと」後日談

「美しいこと」が神評価の方には絶対に読んでいただきたい後日談です。

非常にラブラブな2人が見られた事は本当に良かった!「美しいこと」では足りなかったイチャラブを充分にしてくれています。
ただ全編甘々とはいかず、やはり松岡を不安にする寛末。相変わらず松岡が寛末にハマりきっていて甲斐甲斐しいのですが、ヒモにはならないぞという寛末のギリギリのプライドに、安心するやらやきもきするやら。

皆さ…

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美しいこと 下 小説

木原音瀬  日高ショーコ 

7年ぶりに読みました

当時は社会人としての寛末の辛さがイマイチ分かっていなかったのですが、分かるようになってこの作品の良さをもっと知ることができた気がします。

距離が離れたり近づいたりを繰り返す2人。寛末視点で話は進むのに、兎に角松岡の健気さと、寛末が好きだということが全力で伝わってきます。寛末が、松岡がいかに健気で愛すべき存在か気付いた時には、読んでるこちらとしては正直寛末にうんざりしてた訳だけど、それでも松岡…

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美しいこと 上 小説

木原音瀬  日高ショーコ 

ひたすらに"恋愛"

ものすごく苦しい上巻です。しかしこの後さらに苦しい下巻が待っているという。

酔って襲われそうになり、雨の中裸足で逃げ出した女装が趣味の松岡。助けてくれたのは、同じ会社のパッとしない寛末で…という始まり方。

序盤は寛末が葉子(女装した松岡)にベタ惚れで、ちょっと可哀想になります。ここで男性とバラして、男性でも好き!となってハッピーエンド…がBLの王道ですが、そうはならないのが木原先生。

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初恋のあとさき コミック

日高ショーコ 

どちらの気持ちにもとても共感できた

◆初恋のあとさき(表題作)
 受けの仁科の冷めている感じが、絶妙にリアルだなぁと思いました。本人が元々冷めているというよりは、周りの反応や将来のことを考え過ぎた結果、やむを得ずそうなってしまったんでしょうけれど。最初は仁科が冷た過ぎる気がしたのだけど、攻めの美山目線で回想を読むと、どちらが悪いとも言えないんですよね。美山は美山で、いろんな柵から逃れられない仁科を置いてきぼりにした上、それを自覚し…

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