二宮悦巳さんのレビュー一覧

ノーモアベット 小説

一穂ミチ  二宮悦巳 

可愛らしいお話

従兄弟の二人。
攻めは父の妹の息子で、身寄りがなくなって養子になった。ポーカーのディーラー一哉。
受けは世界中を飛び回るディーラーで、ほぼ母との二人暮らしをしており、公務員という真面目な仕事についた逸。

この二人、というか逸は自覚はないものの無意識に一哉を欲しており、一哉の方はね、もう自覚して逸を想っていたんですが、一緒にいたらマズイと逸から離れてしまいます。この選択が後々の二人の関係を…

0

純情ポルノ 小説

海野幸  二宮悦巳 

攻めが包容力ありまくり

幼馴染&再会&両片思いという王道路線に「童貞でおぼこいのに、えげつないポルノ小説を書いてる受け」というスパイスをぶち込んだことで、なかなか面白かったです。


私は、二人が喋るようになったきっかけのシーン(攻め視点)が超好きで、ここだけ何度も読み返しました。
小5だった弘文のぽややんとしている様子というんですかね、どんくささ、害の無さがかわいい。
そしてそんな弘文を見て「こいつはトロいし…

1

災厄は僕を好きすぎる (9) コミック

二宮悦巳  神奈木智 

全てを守るため災厄に立ち向かう!!

シリーズの続編です。

高校2年生で一条家子孫の千隼くんと宝績家子孫で同じく高校2年生の育実くんの運命で結ばれた災厄と恋のお話。

小野家の一員だと思っていた愛猫ニャモが災厄のかけらだったことが判明した8巻。
9巻はその続きからになります。
――次の災厄は俺だ
そう言い残して姿を消したニャモ。
育実くん達は必死にニャモを探しますが見つからないまま新学期が始まって…。

今月も1…

0

純情ポルノ 小説

海野幸  二宮悦巳 

途中まで最高だった

 前半は100点超えの素晴らしさ。
 ただ後半にでてくる、アキ(攻めの母方?のいとこ)がうざすぎる。
 攻めも攻めで、なぜ恋人よりも従妹を優先する? 従妹のお願いは突っ撥ねて受けを大事にして欲しかった。
 登場から退場まで漏れなく嫌われる要素満点の女だった。ああいうのは、攻めか受けどっちかがもっとガツンと言って痛い目にあって欲しい。

0

是 -ZE- ファンブック コミック

志水ゆき  新也美樹  北沢きょう  橋本あおい  未槻直  雨隠ギド  カキネ  三池ろむこ  立野真琴  木下けい子  ねぎしきょうこ  阿部あかね  小椋ムク  津守時生  門地かおり  夏目イサク  南野ましろ  麻生海  二宮悦巳  草間さかえ  北上れん  小鳩めばる  藤川桐子  金ひかる  木原音瀬  栗城偲  一穂ミチ  久我有加  榎田尤利 

「是」愛、炸裂。

当時「是」の9巻の発売直前タイミングで発表された豪華ファンブックです。

冒頭はカラーページ。
全員集合〜的な表紙から、雷蔵x紺、近衛x琴葉、若玄間x氷見、守夜x隆成、彰伊x阿沙利、双子x初陽。
双子とおっさん玄間、ガイコツと和記。
再び、雷蔵x紺、近衛x琴葉、守夜x隆成、若玄間x氷見、メガネなし彰伊x阿沙利。
全て着衣で肌色は無しですが、合計14点でしょうか、豪華なカラーイラストです…

1

恋という字を読み解けば 小説

安西リカ  二宮悦巳 

足して割ってちょうどいいCP

作家様が周年記念インタビューで好きなカップルとしてあげていたので読んでみました。

読み始めて、”本当にこの二人でLOVEはじまるの?”と不安を覚えましたがw、”いいお友達”からはじまってお互いを深く知ることで特別な感情が芽生える、ある意味とても王道でした。ガサツすぎる攻と乙女すぎる受、まったく異なる二人だからこそ絶妙な塩梅で歩み寄れる、というか、初めてできた親友に対してもっと濃い感情が追加さ…

0

事故物件ハネムーン 小説

藤崎都  二宮悦巳 

うーん…自分にはイマイチ

藤崎都さんは読んだことなくて、でもシリーズは有名なのでどんな感じかは気になってたんです。
シリーズだと冊数多いし、1冊完結、新しめのもので様子を見たいと思っていた所、タイトル・表紙イラスト・設定など面白そうだったのでこれだ!と選択。

結論から言うと期待外れでした。
設定は面白かったんですけど、文章がなんかつまらなくて。
展開が簡単で、こういう風に進んだらお手軽過ぎて嫌だなあ、っていう方…

2

恋という字を読み解けば 小説

安西リカ  二宮悦巳 

うーん

安西リカさんの作品だと思えば、もうそうなんですが、今回のは後書きにも書かれていますが、全く山場が無い(苦笑)

最後に当て馬くんらしきゲイの出現で、土屋が嫉妬したり付き合ってることをバラしたりするんですが、そのくらいで…
何より、社長が嫌な奴に思えて仕方なかったです〜。最初はもっと良い人かと思ったのに。挙げ句の果ては子供できちゃったから結婚するだと?!
まぁ、その頃には、頼人も土屋の方に気…

0

ニアリーイコール 小説

凪良ゆう  二宮悦巳 

呪縛が解けるまで

なんでもない日常を、ドラマチックに描写するのが、上手いと思った。

冒頭は、仁居が幼稚園から帰る途中にある「多幸川」での、母子の会話。
「幸せが沢山流れる川」と母子が会話する幸せそうな情景

それが、暗転する大雨の日。
経済苦から、両親が入水心中を決行。あの「多幸川」で。
道連れを止まり、母は「幸せになって」と言い残してドアを閉める。

引き取られた叔母宅を追い出されて、独り暮ら…

1

事故物件ハネムーン 小説

藤崎都  二宮悦巳 

霊は満足しただろうけど…

建築業の二人はひょんなことから事故物件の高層マンションに住むことに。受けの天海は攻めの榊を実は苦手と感じていたが、、、、
心霊現象が起こると前の住人は退去してしまっていて、噂を払拭し不動産価値を下げないようにする任務で社宅として同居することになってしまう。しかし心霊系が苦手な天海は霊が見える榊を心強く思い、さらには霊の無念を晴らしてあげたいとまでいう。

で、、、
実際に霊はいて、金縛りや…

1
PAGE TOP