凪良ゆうさんのレビュー一覧

愛しのニコール 小説

凪良ゆう  yoco 

ネタバレ注意

後書きにもあったように榮は普通の男の子で
ニコだって片思いする普通の男の子で、。
榮がニコのことを好きになって、でもニコはもう榮のことを好きでなくなっててっていうのが切なかったです。私はニコ推しで読んでたので、後半は榮目線になって、少し物足りなかったかなぁ。
ニコの気持ちの動きが分からないのにパッパッとくっついちゃったように感じました。
けど、、前半はほんとに神でした。
高校でニコールを…

8

十七年目 「薔薇色じゃない」書き下ろしペーパー グッズ

料理は愛情というけれど

本品は『薔薇色じゃない』の
コミコミスタジオオリジナル特典ペーパーです。

本編の2年後
家事能力を付けた阿久津のお話です。

水野のキッチンスタジオは
いつも料理のいい香りで満たされています。

水野の下で働くスタッフ達も
食に旺盛な食いしん坊ぞろいで
残業で遅くなった今夜も
水野の料理に舌鼓を打ちつつも
素材や調理方法の探求をしています。

若いスタッフの「料…

2

「16年目」ルチル文庫創刊11周年記念フェア書き下ろしSSカード グッズ

弱さを見せるのも強さですよね

本品はルチル文庫11周年記念フェアの
書き下ろしSSカードの1枚で
『薔薇色じゃない』の番外編になります。

本編の1年後、
16年目を迎えた2人のある日の出来事になります。

阿久津が呼び出されて
出勤したととある休日。

ソファで雑誌を読んでいた水野が
見上げた時計は午後4時をさしていました。

阿久津の帰りが何時になっても良いように
夕飯の支度に着手する事にします…

5

薔薇色じゃない 小説

凪良ゆう  奈良千春 

『恋』が『愛』に変わるまで

凪良さんに奈良さんの挿絵。もうこの時点で神評価の予感しかしなかったのですが、この厚さがちょっと。重いし持ちづらいのであまりこの大きさの本で好きではないので読み始めるのにちょっと気合が必要でした。

内容はすでに書いてくださっているので感想を。

大学生の時に出会い、すぐに相手にベタぼれになりお互いに足りないものを補うように想いを深めていった二人。そんな二人が生活を共にするようになり、徐々に…

13

十七年目 「薔薇色じゃない」書き下ろしペーパー グッズ

阿久津、迷走中

水野が帰宅して玄関を開けると、スパイシーなカレーの香りに混ざる何やら危険な香り…
キッチンには、ギャルソンエプロンを着けて腕組みで立つ阿久津。
水野がフライパンの中を見ると、そこには黄色い輪切りの炒め物。
スパイシーなカレーの香りに混ざる匂いは糠でした。
阿久津は、贅沢煮をエキゾチックに作ってみたそうです。
(贅沢煮とは、たくあんを塩抜きして醤油だしで煮る料理だそうです)
阿久津は、水…

2

薔薇色じゃない 小説

凪良ゆう  奈良千春 

本は分厚いけれど

二人が20歳で出会い、25歳で別れ、その後から35歳までのお話です。
バーで阿久津が水野に話しかけたのがきっかけで二人は付き合い始め、その後同棲を始めます。
ある日、ほんの些細な出来事で二人は別れてしまい、阿久津は結婚してしまいます。
でも、仕事がきっかけでまた二人は出会い、友人付き合いを続けるのですが…


年数毎に、水野視点、阿久津視点の話が交互に書かれています。
本は分厚いので…

9

ショートケーキの苺にはさわらないで 小説

凪良ゆう  草間さかえ 

心で通じ合う

これまでのマスターにはひどく扱われていたアンドロイドのシンが、大学生の南里に拾われ大事に扱われること・愛されることを知ります。
初めて体験することに喜んだり悲しんだり、素直に反応するシンがとても可愛いかったです。

戦争のためにドールであるシンに徴兵通知が来てショックを受けている南里を励まそうと、本当は怖いのに平然を装うシンは切なかったです。
逮捕を覚悟で逃げる二人もサークルの仲間も愛でし…

2

薔薇色じゃない 小説

凪良ゆう  奈良千春 

読みながら考えさせられました。

BL小説を通して相手を思いやる、というのを学ばせて頂きました。



凪良さんの作品でいつも感動してボロボロ泣いてます。今回も泣きましたが、それよりも自分を見つめ直させられる場面のが多かったので、読み終えた感想は「いい話だったなぁ」と「すごく考えたなぁ」です。


男の人同士の恋愛でそれ特有の悩みや葛藤が出てくるのですが、そこかしこに男女共通の恋愛の悩みや問題が出て来て、それに対する…

5

薔薇色じゃない 小説

凪良ゆう  奈良千春 

“発酵縁”と書いて運命と読む

紆余曲折を経ての15年愛なんて言うとそれまでかもしれません。
でも15年はあっという間に感じても
やはり他人に見えない事や当人同士わからない事が多々あります。
過ごしている時にはベストの選択だと思っていても
悔やみきれなかったり…。
そんな、大学二年で出逢い、
食品会社に勤めた阿久津慧一と
フードコーディネイターになった水野光流の愛。

ゲイでもタチが結婚云々って珍しい話でも無い…

21

薔薇色じゃない 小説

凪良ゆう  奈良千春 

我慢、いや気遣い

今回の作品は、タイトル通りビターで大人向けです。普段は甘めの王道を好んで読むのですが、凪良さんの新作とあらば読まないという選択肢はありません!

右折しますか?
左折しますか?
こちらでいいですか?
コレを見て、私は昔(10年以上前)大好きな俳優さんが出ていた某クレジットカードのCMを思い出しました。
(どうすんの俺?!続きはwebで!ってやつ)で、そこから連想ゲームみたいに、その俳優…

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