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凪良ゆう 湖水きよ
maruchan
またも凪良先生にやられたなー…!という感じ。自分にとってはもうすっかり忘れかけていたような、もしくは慣れきって麻痺してしまっているような焦燥感を思い出しました。 都会で自分の限界を感じ、でも虚勢を張ってしまう気持ち、そして如何ともしがたい理由はあったとは言え地元で燻りつつも、諦めることに慣れてしまうような気持ち。どちらも分かりすぎる。 自分が登場人物たちと同じ年代でこれを読んだとしたら…
凪良ゆう 朝南かつみ
正反対なんだけど、だからこそ共通する部分もあり、惹かれあってしまう…そんな二人が出会って、もつれたりほぐれたりしながら、「恋」を積み上げていく物語。 それぞれの心情描写の繊細さを堪能する作品です。ストーリーそのものを言えば、そもそも「男相手の恋愛詐欺師」なんてショーバイが割に合うとはあまり思えないし、フィクションだからね、という部分は多々あります。 しかし、欠けた部分のある者同士が出会い、…
凪良ゆう 奈良千春
色々と身につまされるラブストーリー。 若い頃に出会った二人がつきあい、一度別れて、また出会い…というのが粗筋です。 それにしても、この作品での一度別れる場面への流れって多くの夫婦の間でもありがちないさかいすぎて本当に胸がギューッとなります。よくある明るいBLではうまくスルーされている「結婚生活に類する生活になった時の生活スタイルや家事負担に関するあれこれのズレ」、ありがちだけど永遠のテーマ…
凪良ゆう 藤たまき
デビュー前の投稿作であるお伽話めいたお話を改稿したという物語と、今回書き下ろしの関連するエピソードをまとめた一冊。 ストレートでかわいいファンタジーです。前半の天から落ちて来た桃の精・モモと人間の青年のピュアな恋物語の王道な展開は心が洗われるようなかわいさだし、後半のみそっかすのコモモと神・白虎様とのなかなか交わらない物語も切なくもキュンとしました。 確かに今の凪良さんだったら選ばない…
凪良ゆう 草間さかえ
「ショートケーキの苺にはさわらないで」でいい味出してた(みんな大好き)阿部ちんが主役のスピンオフ。 本編で決して美形ではなくオタクでデブのコメディリリーフ的な役回りだった脇役氏がギャグではない本の主役になる……なんて今までのBL界を振り返ってもお初なんじゃないでしょうか?(調べてないですけど…) これはキュンと来て、じわっとするやつであろうことは読む前から予想はついていたのですが、なんとい…
わきの
ネタバレ
前作『ショートケーキの苺にはさわらないで』で良いキャラだった阿部ちん。 健康のために痩せても阿部ちんは阿部ちんのままで、38にしてやはり童貞。 そして出会ったのが高嶺という名の愛想の無いドールで…。 ドールオタクだからこそドールの扱いが上手いのは勿論なんですが、それよりも阿部ちんの性根が優しいし良い男すぎです。 高嶺も愛想が無いのではなく、今迄酷い扱いばかりで、本当はいろんな事を知らな…
杏仙
ショートケーキの苺にはさわらないでのスピンオフです。 あの、オタクでメタボ腹で気のいい阿部ちんが主人公攻め 受けは、またまた不憫なドール(アンドロイド)高嶺。超絶クールビューティ でも中身は素直でかわいい。 阿部ちんは、このままいくと早死にすると医者にいわれ 必死でダイエットして痩せていました。 読み進める度に終始はらはらと涙がこぼれてしまって… この世界観、設定が私のド…
甘M甘
予測通り、タイトルの意味は…いろいろやばい。確実に泣くやつですので、これから読むという方はティッシュやらハンカチやらバスタオルやら…を用意しておいてください。 ストーリーの自体より、アベの萌え方(?)に萌えました(笑)。特に初めて高嶺くんの寝顔見たときのアベの反応がリアルすぎてww(寝顔シーンを読んでたとき、わたしも抱き枕に抱きつきながらニヤニヤしていたので笑) 「彼シャツ」とか「萌え袖…
攻めの成田はイケメン細マッチョで面倒見が良いが、ビッチ好きで自分から好きにならないといけないタイプ。 そんな成田が好きになったのは子持ちの飴屋でした。 この飴屋が、いろんな男を喰いちらかす小悪魔ビッチな面はあるけど、家族を大事にする男気ある男で…。 飴屋の家族に何らかの事情があるのはすぐに察する事ができるんですが、なかなかヘビーな事情で…。 いや〜、飴屋が格好良すぎます! でもその自…
あーちゃん2016
多分泣くだろうなあ と思ってましたが 案の定、泣きました。 ショートケーキはぐるぐるしつつ 神。 こっちは、ぐるぐる少し少な目。多分 永遠の神作品。 神10があるなら神10にしたい。 凪良先生、草間先生、出版社の皆様、この本を届けてくださって、有難うございました。 シリアスが大丈夫な方は、ぜひ「ショートケーキ」をお読みになってから この本を読んでいただきたいです。 読んで何が得ら…