凪良ゆうさんのレビュー一覧

365+1 小説

凪良ゆう  湖水きよ 

美容室

今思うとエロとかSEXとかより、普通にモードショーの方が気になるお話でしたw

田舎で、親の美容室を継いでいる綾野からしたら、地元にはヤりにだけ帰ってくる紺は嫌気がさしても仕方がないように思った。
凪良先生の本は、程よくエロもあって、筋の入ったストーリー性もあってblとしてじゃなくてもとても面白いです

1

未完成 小説

凪良ゆう  草間さかえ 

大人と子供の境界線でもがく年下攻めのお話

高校生×教師。年下攻めです。
攻めの瀬名(高校生)は、複雑な家庭の事情を抱えた所謂チャラ男です。受けの阿南(教師)はゲイで少しだらしない性格の大人。阿南は、色々な面で子供な瀬名に振り回され続けます。
正直、前半はやりたい放題の瀬名にヒヤヒヤしてしまいます。でもその分、後半の瀬名の成長には驚かされました。ハッピーエンドです。最後の最後まで読んでほしい。

終始瀬名の視点なので、阿南が瀬名のこ…

2

「春夏秋冬」セキュリティ・ブランケット(上)番外編 コミコミスタジオ特典ペーパー グッズ

4つの小話が収録されています

コミコミスタジオさんで購入するといただける特典ペーパー。大きさはB5サイズ、ピンク色の薄手の紙に片面印刷されています。

ネタバレ含んでいます、ご注意を。








タイトルは『春夏秋冬』。
「セキュリティ・ブランケット」の番外編です。

『春夏秋冬』と名付けられている通り、それぞれの季節の出来事を、4人の男たちの目線で描かれた4つの小話。


「秋のお見合…

2

恋するエゴイスト 小説

凪良ゆう  なるせいさ 

可愛いお話

小説家の攻め、ってかっこよくて好きなのですが、本作は「官能小説家」の「叔父」なので。
なんとなく……叔父にエロエロ地獄に落とされて快楽落ちする受け、みたいな話ではないかと予想していて、敬遠していた作品でした。

でも読んでみたら、受けの甥はプンプン怒ってはいるものの、そこそこ楽しそうに同居生活をしていて、叔父の攻めも、エロいことを多少はするものの、基本は甥を構って遊んでいて、エロエロしさはあ…

3

それはおまえが童貞だからです 小説

凪良ゆう  イシノアヤ 

トラウマもまた、執着のうち。

いや〜、面白かった!
さすが凪良先生、全ての展開にも設定にも無理がなく、テンポよく面白い!

“30歳まで童貞だと魔法使いになれる”という、誰もが知っているあの都市伝説を使うところもさすが凪良先生、目の付け所が違うなと感じますが、その内容も、ファンタジーなのにファンタジーにありがちな無理な展開やご都合主義と感じさせる展開が何一つなかった。
むしろ受けの悩みに同情してしまったり、一緒になって…

2

2119 9 29 小説

凪良ゆう  草間さかえ 

切なくて優しい

「ショートケーキの苺にはさわらないで」のスピンオフなの知らなくてこれだけ読んでしまいました。
元のお話もよまないと!
切なくて優しい物語。すごく素敵な愛情がつまってました。
後半から涙が止まりませんでした。
読後も思い返し、彼らの愛を反芻すると涙が溢れてしまいます。

人間として生を終える姿には本当に言葉にはできないほどです。
49日までの高嶺の行動と気持ちが本当に本当に切なくて。

3

セキュリティ・ブランケット(上) 小説

凪良ゆう  ミドリノエバ 

毛布でくるんであげたい男の子

4人交互視点という事で、どんな感じなのか…と発売を楽しみにしてました。
以下、あらすじ無視な感想たれ流しで失礼します。

登場人物は、各々視点がある龍・鼎・高砂・国生の4人+α。
この龍の健気さ・いじらしさ・控えめさ…龍の生き方丸ごと愛おしくて仕方なかったです。
幼い時の様子に涙しそうになりました。
悲惨な経験をした後鼎の深い愛情を貰って今の龍がある訳なんですが、鼎と高砂の気持ちが痛い…

4

セキュリティ・ブランケット(上) 小説

凪良ゆう  ミドリノエバ 

優しいストーリーゆえに、彼らの恋心が切ない

作家買い。

ネタバレ含んでいます。ご注意を。






主要な登場人物は5人。

高校生の龍之介。
龍之介の母親の弟で、姉(龍之介のお母さん)亡きあと龍之介を引き取り育てている新進気鋭の陶芸家の鼎。
鼎の友人・高砂。
龍之介の幼馴染で親友の国生。
鼎のスポンサーであり、愛人でもある万座。

視点はほぼ龍之介で進むこともあって彼が主人公なのかと思いきや、この5人…

5

セキュリティ・ブランケット(上) 小説

凪良ゆう  ミドリノエバ 

先生、あんまりです(泣)

上下巻と聞いていた当作、どんなお話だろうと楽しみにしていたら、なんとなんと、来月を待て!という状態で上巻は終わってしまいました(泣)上下巻だから、うん、そうなるよな とは思いつつ、先生、あんまりですーと、つい愚痴りたくなりました。きっと私みたいに思っている人は何人もいるに違いない。
書下ろし320Pほど。
色っぽいお話は少なく、ただただ感情が入り乱れていて、私には終着点が全く読めませんでした。そし…

9

2119 9 29 小説

凪良ゆう  草間さかえ 

心の洗濯をしたい方は是非!!

前作『ショートケーキの苺にはさわらないで』でも大号泣しましたが、今作品でもやはり同じく大号泣でした。凪良先生の作品は、複線の張り方・回収の仕方が本当にお上手で、脇役に至るまで、キャラが魅力的でブレがなく、そして何より、文章が美しい!!
「あ~ここ泣かせようとしてるな~。あざといな~」と思いながらも(←失礼)まんまと大号泣しました(笑)。登場人物だけじゃなく、周りの人間やその物語の世界全てが幸せに…

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