凪良ゆうさんのレビュー一覧

美しい彼 1 コミック

北野仁  凪良ゆう 

ちょっと違う観点からレビュー

腐友人の猛布教に負けて発売当時に読破。
DK同士で「平凡x女王様系イケメン」。
正直、一番最初の印象は「イジメ描写がかなりキツイ」でした。
(この点、苦手な方は注意です)
正直、読むのやめようとすら思いました。
でも良い面がその苦手な点を補って大いに余りある、素晴らしい内容でした。
一人でも多くの人に読んでいただきたいです。

余談になるんですが、3月からやっと独語版1巻が書店で発…

2

愛しのニコール 小説

凪良ゆう  yoco 

No Title

とても素敵なお話でした。読み終わって優しくてあったかい気持ちに。それでも前半の「泣かないでニコール」は本当に切なかったです。受けのニコが健気で一途で、苦しいくらいでした。
ニコには本当に共感できるし、応援したいし、ニコ視点のお話は盛り上がって心が動くんですけど、途中、攻めの榮視点のお話に変わります。そこで少しだけ現実に戻されるというか、トーンダウンしてしまったような印象がありました。それでも後半…

1

雨降りvega 小説

凪良ゆう  麻々原絵里依 

文面には人柄が滲み出ると思う

作者様買いです。
好きな作品が、また増えました。

メールから始まった新開と文人の関係。
2人の恋愛にとって、このメールでやり取りをした3年がとても重要。
メールだと相手の表情、しぐさが見えず、声も無い、純粋に言葉だけで相手の真意を読み解く。選ぶ言葉や、文章で、人柄はわかると思う。
互いのセクシャリティも開示している。
まだ若い文人のゲイであることの苦悩に共感し、アドバイスをする新開…

0

真夜中クロニクル 小説

凪良ゆう  yoco 

太陽と月の恋

積読消化中です。
プラチナ文庫が休刊(廃刊?)と聞いて、とりあえず!と購入していた凪良先生の名作、やーーっと読みました。
一般文芸とBL、ジャンルが異なっても凪良先生が描きたいテーマ、作家性は不変だ!と感心したりして。個人的には、そこにはそれほど惹かれないので、文芸の作品に魅力を感じられないのですが、BLとして整えられている物語はとても好きでした。ちゃんと萌えるというか、私の好きな感じのスケベ…

2

薔薇色じゃない 小説

凪良ゆう  円陣闇丸 

巧みな心理描写が素晴らしい

作者様買いです。
先生の作品は、発狂してしまうくらいの恋愛の苦しさ、揺れ、迷い、毎回読みながら、その心情の描写が素晴らしくて、大好きです。

以下、盛大なネタバレ含みます。


本作品、攻めの阿久津の別れ方があまりにもひどすぎて、最初はどうにも許せなかったのですが、そのひどい別れを告げられた時の水野の絶望感があまりにもリアルで、息が詰まるように苦しくて、ほんとに切なかった。
味覚がお…

2

薔薇色じゃない 小説

凪良ゆう  円陣闇丸 

タイミングが良いのか悪いのか

凪良ゆう先生の既刊作品は拝読させて頂き、今作も作家買いさせて頂きました。

個人的、各項目5段階で
擦れ違い 4
不器用 3
エロ 1
な感じだと思います。

阿久津さん×水野さんのカプです。

20歳の時に出会った阿久津さんと水野さん。相性の良さから自然と惹かれ合い、同棲も始まり、2人の関係はずっと続くと思われたが…。

今作は新装版とのことですが、旧版の方は未読となりま…

3

薔薇色じゃない 小説

凪良ゆう  円陣闇丸 

余韻に浸ってます

新装版になった事を機に初めて読みました。
良かった。
良かった…
15年かかってたどり着く、阿久津と水野の恋愛のお話。
読みながら、過去の自分とリンクするところも合って苦しくなったりしましたが。

2人の二十代から四十代に至るまでの、生きていく思い、いろんな選択肢を決めなきゃならない辛さ。
私もまあまあな年頃になった今に、この作品に出会って良かったと思いました。
阿久津の心情にたび…

4

薔薇色じゃない 小説

凪良ゆう  円陣闇丸 

恋の成就はいつも簡単ではなくて

今回は大手食品会社の会社員とフードスタイリストのお話です。

大学在学中に出会て同棲から破局した2人が
紆余曲折を経て再び相手のものとなる顛末と番外編2話を収録。

受様が攻様と出会ったのは
大学2年で参加したゲイが多く集まるクラブイベントで
先に声をかけてきたのも攻様でした。

大学4年の初秋、
攻様は大手食品会社の内定をもらいますが
フードスタイリストを目指す受様は狙って…

3

薔薇色じゃない 小説

凪良ゆう  円陣闇丸 

No Title

大好きな作家さんの作品です。
旧版も読んでいますが、新版も読みました。

大学生だった二十歳で出会い、同棲から始まった平凡で満ち足りた関係をおくってきた、大手食品会社勤務の阿久津慧一と、フードスタイリストの水野光流との物語です。

学生だったときと、生活はかわってきているものの、じっくりと愛を育んできたふたりが、しっかりと描かれてるのが、よかったです。

人生の分岐点で一度は別れを選…

1

薔薇色じゃない 小説

凪良ゆう  円陣闇丸 

薔薇色じゃないからいい

幻冬舎版も持ってるんですけど、円陣先生のイラストと同時収録番外は読んでなかったような気がして購入してしまいました。そして、数年ぶりで読み返し…

やっぱり凪良先生の作品のなかでは一番好きに変わりはないのですけど、以前と同じ熱量では読めなかったな~というか、イラストが期待してたより少なかったかもwなんて思ったり。もう入手困難なのかもしれないけど、幻冬舎版は当時購入してよかったなと(装丁や作りが丁…

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