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凪良ゆう 二宮悦巳
桓武天皇
個人的に凪良ゆうさんの作品の中で五本の指に入るくらい好きな作品です。時間をあけて何度も繰り返し読んでは萌えています。 内容としては、控えめな受けが優しい攻めによって心を開き、自分の過去から解放されていくというようなお話です。過去の恋人に、お前の愛は重いと言われたことで愛することに臆病になった受けの仁居。そんな彼を歯がゆく思いつつ、真剣に向き合う攻めの国立。国立にも実はトラウマがあり、彼…
凪良ゆう 奈良千春
はや
ネタバレ
漫画でも小説でもグルメものが好きなのですが、この話を読んで、細かい設定など、本当によく練られて書かれたものなのだなぁ、と感じます。 時たま、この人の職業設定は何故つけたのだろうか、何となく派手で格好いいからつけたのかな、というくらい肩書きだけの登場人物が存在しますが、こちらの小説ではそのようなことがなく、寧ろフードスタイリストである受けのプロ根性や仕事の楽しさ、食の大切さなど、色々なことがキ…
凪良ゆう 円陣闇丸
マキヲ
そんなつもりはなく積み本から手に取ったのですが、お盆の季節にピッタリのお話でした。幽霊モノだから…というのもありますが、読んでいる間ずっと、命や、愛や、家族の絆といったものについて考えていました。 表題作「まばたきを三回」は、想像していた(いい意味で)湿っぽい雰囲気は意外となくて、喜怒哀楽の詰まったドラマ作品でした。幼い二人の交流にも胸きゅんでした。ところどころ堪えきれず泣いてしまいましたが…
※凪良ゆうさん「美しい彼」の番外編「Cacao 99.9」について 清居視点で書かれたバレンタインデーのエピソードです。登場するチョコレートは普通のものですが、カカオ99.9%ほどにビターで残りの0.1%は甘々な清居の愛情が感じられるSSになっています。あ、平良は引き続ききもうざです。 「美しい彼」は未だにレビューを書けていないほど好きな作品なので、SSとはいえ二人のその後が読めて非常…
購入してから1カ月近く置いていたのですが、久しぶりの休日だったので初めから最後まで集中して読みました。評価は文句無しの神評価です。凪良先生の本はたくさん読みましたが、今回は今までで一番現実的と言いますか、大人な恋愛を描いた一冊でした。 この本は、亭主関白な阿久津と、少し意地っ張りな水野が15年間かけて、よりを戻すところまでが描かれていす。 一冊の本の中で年月がかなり経つので、二人の人生を覗いて…
muccu
今回の作品は攻めも受けも、どこにでもいそうなごく普通の社会人でした。 そして攻め視点と受け視点が交互に時系列で区切られながら淡々と描かれていました。 凪良先生の作品としては珍しい描かれ方のように感じました。 大学時代から付き合い始め一緒に暮らしていた阿久津と水野は、社会人になり互いに忙しくなっていく中で「俺だって疲れている」「家事手伝ってくれよ」ちょっとしたすれ違いからの破局してしまいま…
凪良ゆう 葛西リカコ
京太郎
冒頭から高校卒業までの世界観に惹かれました。 blの人気作では、個人的に社会人がメジャーというイメージがあったので、あらすじを読み期待して購入しました。 高校の閉塞感やクラスの雰囲気、クラスメイト同士の距離感など、共感できるところが多々あり懐かしくなりました。 それほど自然に、リアルで、一気に読み進んでしまいます。 私は、『閉ざされた空間の中の友情以上恋愛未満』が相当性癖なので、それぞ…
幸成
最近読んだピアスコミックスにそれらしきものがあったのでね…。オレンジなのは分かってるんだが、オレンジに見えないんだよ…(笑) それはさておき、うん、現実的に男女でもあり得る恋人関係、夫婦関係、生活の不一致というようなものが盛り込まれたお話でした。 同じ人と別れてもう1度付き合うと長続きするのは私の周りを見ても納得済! 1度目の時の失敗をちゃんと学習してるからね。 別れる前にそれができればいいのだけ…
凪良ゆう 草間さかえ
ややこ
レビューにて、泣いたというお言葉があったので、ほほぅと思って読み進めました。 いや、素晴らしい。 ホント、素敵さに涙する作品…… 高校生×教師作品で、こんなに攻めの高校生が子供っぽいっつーのも珍しいです。ちょっと悟っていたり、達観しているところがあったり、受けの教師にちょっと甘えさせるだけのちょっとした人間性に突出したところがあるとか、そういうのがまるでない、この高校生はただのちょっと頭の悪…
凪良ゆう 高久尚子
bonny
一つの作品の中でユーモアとペーソスを交えて描ける技術も素晴らしいですけれど、コメディ・シリアス両方を描ける作家さんって、やっぱりスゴいなぁと思うんです。 サスペンスはあんまり好んで読まないので、このお話のようなソレっぽい感じの「風味」だと気負わずに読めて自然と引き込まれました。遠召と高知の視点が交互に配置された章立ても、二人ともあまり自分のことを語りたがらない境遇にある人物ゆえに、自ずとそれ…