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64/240(合計:2397件)
松田美優 奈良千春
ふばば
ネタバレ
8作品収録の短編集。2007年発表。 短編集って…面白い!BLにはあんまり短編集が無いから新鮮だった。 そして… 作者様の趣味なのか、イタイ話が多い、というかほとんど。 無理矢理な行為、ほぼレイプ、そういうのが多い。 そして読む私は女性としてはレイプや陵辱、痛くても続行される行為など、自分がされたら…?と思うと嫌悪感や恐怖やゾッとする感覚しかないけれど、それがBLとして「男」が痛めつけら…
kurinn
本編を補うかのような修道騎士オルトのアンリ皇子への愛情と劣情が語られています。 アンリは17歳なので本編の前日譚ですね。 熱を出して寝込んでるアンリを心配しつつ、清拭の為に裸にしたアンリの成長した肉体に欲情してしまうオルトの苦悩が書かれていました。 少年から青年に成長しつつあるアンリの肉体に驚き、目が離せなくなる様子がとても淫靡に書かれていて興奮してしまいました。 本編でア…
沙野風結子 奈良千春
奈良先生のダークでありながらロマンティックなカバーイラストにウットリしてしまいます。 そしてこの作品の世界観が一枚に集約されていている事に気が付くのです。素敵過ぎる。 前巻でとても気になっていたアンリ皇子と修道騎士のオルトでしたが、彼等の主従関係に悶えまくりました!ゼインとルカCPより好きかも。 妖魔化したアンリを恐れながらも、身体を繋げられる悦びを感じるオルトの行き場の無い深い…
義月粧子 奈良千春
ぷれぱーる
とても面白かったです! 不憫な受けのシンデレラストーリーかな?と思ったのですが、そんな簡単な話ではなかった。 ありそうな話といえばその通りなのかもしれませんが、個人的には切なくて大好きな展開でした。 せっかく御曹司である櫻崎に見染められたのに、気持ちがすれ違ってうまくいかないもどかしさ。 受けの圭司は生育環境が良くなかったらしいのですが、それゆえの染み付いたネガティブさを感じました。 …
フランク
「琥珀色の誘惑」のスピンオフ。 櫻谷から「ドSで、相手がMならとりあえずOKらしいけど、中でも一番おいしくいただくのは、年上の紳士」と評されていて、磯谷……恐ろしい子……と思いながら読んでた磯谷が今回の攻め。 お相手は、老舗一流ホテルの一族出身で次期社長候補の秋吉。 ホテルのバーの建て直すために、目をつけた磯谷を引き抜こうとしたところ、「ベッドの相手をするなら」というトンデモ条件をつきつ…
あらすじ見ると、総受けモテモテハッピー系かと思うけど、かな〜り受けがツライ目あわされてます。 ほんと受けが不憫薄幸系で。 虐待されて育ってきて、社会に出てからも貧乏くじの連続みたいな人生。 だけど、けして腐らずに与えられた環境で精一杯努力するほんといい子なんですよ。 リストラ&アパートが火事というダブルパンチで途方に暮れていたところ、バーのオーナーである攻めに拾われて可愛がられるよ…
メガ眼鏡
聖騎士オルトが命を懸けて守り抜くと誓った、ただひとりの主、取り替え子の王子アンリ 幼い日の純粋な忠誠と庇護欲がアンリの成長につれ形を変えて行くエピソードは、二人の体温が匂いたつようです 容赦ない運命が待ち受けていますが、前巻の主役ゼインとルカも活躍し、それぞれが全力で抗い、切り開き、互いを守り抜く! 王城、海賊船、妖精国と息もつかせぬドラマティックな展開は、ファンタジーでなければ…
妖精の夜に森に出かけたゼインとルカが妖精の輪を探し当てた時のお話でした。 ルカはもし自分が「取り替え子」だったらそのまま妖精界に残ろうと思っていたので、ゼインに別れのような挨拶をして輪の中に飛び込みます。 そして妖精界に辿り着いたルカは自分の背中に翅がある事に気が付いて絶望するのです。何故なら「取り替え子」でなかったら元の世界に戻ってゼインの側に居られると思っていたからでした。 その…
や〜〜っと読みました。そして評判通り良かった♡ 詳しい事は他の方が書かれていらっしゃるので感想を。 ゼインが自分を陥れたルカを憎んでいて再会した当初は酷い扱いをしているんですが、ルカ視点でも書かれているのでルカは何を隠しているのかと思いながら終盤まで進むのです。 時間が経つに連れてルカはゼインに好意を持っているだろう事も、ゼインが恐ろしいだけの海賊では無い事も分かるものだから2人の気…
バーバラ片桐 奈良千春
ぴんか
第一の感想としては、 流石バーバラ御大! とにかくエロいのが長いのですが、 そこを飽きさせずに読ませてしまう筆力。 ストーリー的にも破綻なく、 ミステリーとヒューマンとエロが融合していて、 本当に流石です。 しかし、私的には前半の愛のないエロは 読んでいるのがちょっと辛かった…… ええ、私らぶらぶ大好き侍ですから! 更に欲を言わせてもらうと、 やはり最後があっさり…