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てんてん
ネタバレ
本品は『最強アルファと発情させられた花嫁』の フェア書店特典ペーパーです。 本編後、カナタが籠城するお話です。 カナタはの父も母もSランクのアルファとオメガで カナタ自身もSアルファですが、兄姉は皆オメガです。 カナタは友達のスマートフォンを借りて Sアルファについて調べ、 Sアルファがオメガにとって危険な存在だと 書かれた書き込みを見つけます。 その上、 自分…
中原一也 奈良千春
今回はSアルファである軍人とその番であるSオメガのお話です。 アルファ至上主義者達の活動が活発化し Sアルファによって攻様一家が狙われる事件の顛末を収録。 この世界には アルファ、ベータ、オメガという第二の性があります。 人口の7割占めるベータは特質すべき点のない中間層ですが 人口の2割しかいないアルファは全てに優れた能力を持ち 生まれながらのエリートととして世の中を動…
kurinn
出版社ペーパーでは寄宿学校への不安からカナタが部屋に籠城していましたが、それを励ましていたのがユウキでした。 そしてこちらのコミコミさんの小冊子は、時系列的にはその前になるようです。 16歳になったユウキは体調の変化から、発情期が近いのではないかと日々怯えていました。 何も知らずユウキを慕って来るカナタに、複雑な思いも抱えているようでした。 そんな時に部屋にやって来たメグと話す…
本編ではまだ赤ん坊だった黒瀬と五色の子どものカナタ視点のお話でした。 既に他のオメガの子たちは成長して、定期的に発情するので武田の処方する漢方で抑えているようです。 そしてカナタは両親から寄宿学校の話を聞いて、ショックで部屋に籠城していました。そのカナタを説得していたのが、本編でも活躍していたユウキでした。ユウキは相変わらず賢くて兄弟思いの良い子でした。 カナタはみんなと離れて暮…
今回もとても面白かったです。夢中になって読みました。 独自のSアルファ、Sオメガという設定がとても魅力的なのです。黒瀬と五色の番の関係もとても素敵でした。 奈良先生の黒瀬はカッコいいし、五色は可愛いし文句無しで好きです! 自分達の子と黒瀬の異母兄の子供たちと、本当の親子のように暮らす様子がとても微笑ましくて大好きです。 そして今作ではそんな平穏な日々を脅かす存在が近付いて来まし…
英田サキ 奈良千春
renachi
前作でカップルが成立し、甘々な雰囲気で始まる最終巻。賑やかに終わり、まさに大団円の幕切れだった。 主なストーリーは、ミツルの養子話から母親殺害事件の真相へ。事件部分は酷評しか出てこないため、詳細は割愛する。 一つだけ言うなら、唯一他の多くの作品と差別化を図れそうな霊視設定が、今作ではさっぱり活かされない。読みながらずっとオカルトどこいった?と思っていた。一応渋澤が旭のピンチに駆けつけた理由…
シリーズ三冊目。旭の刺々しさが増し、非常に読み辛かった。 荻野が旭のイラストサイトについて不穏な空気を匂わせており、これが伏線になっているかと思いきや関係なかったらしく、渋澤の過去と向き合うストーリーだった。 謎に迫りたいがゆえに執事に詰め寄る旭に嫌な予感を覚えていたら、その後もいろんなところで引っ掛かり続けてしまった。振った薫の部屋に居候するとか、他人に怪我をさせて一番に出てくるのが渋澤…
萌えないが面白い気がしなくもないシリーズ二巻目。冒頭で一巻のおさらいができる親切設計。 一巻からの雰囲気を引き継ぎ、とってものんびり進行。旭はやはり気が強くキツめの性格に見えるし、渋澤は謎のままだった。 主軸となるお話は、たぶん薫の幽霊話。だが事件はあっさり解決するし、渋澤でなく薫を深堀りしていて、一巻同様何が言いたいストーリーなんだろうと思った。 ラスト付近の、タイトル「足跡」に納得さ…
表紙に惹かれて。人物以外の描写が細かいイラストは、勝手に期待を煽られる。 本編は始まりからかなり長い間、何を軸にしたストーリーなのか分からなかった。緘黙のミツルのことかと思いきや、個性的な人物たちがあれよあれよと増えていき、気付けば幽霊まで登場している。小さな事件有りのオカルトをまぶした日常話かな。 主人公の旭含め、キャラは全員理解の範疇外にいるタイプ。これは何の話だろう……と思い、人物へ…
メガ眼鏡
とにかく読んでる最中から、圧倒されっぱなしでした オメガバース、花嫁、子育てから想像される内容を吹っ飛ばす、スピード感と熱量 ストーリーテリングで読者を引っ張る引っ張る! 艶やかな表現、研ぎ澄まされた文章、ラストへ向けて加速する構成力、弱者へと揺るがぬ視線は中原先生でしかなく、デビューから20年をかけて築き上げてきたオリジナリティはどんなテーマにも発揮されるのだ、とベテラン作家の実力…