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夜光花 奈良千春
フランク
ネタバレ
人気シリーズだとは知りつつも、発売当時にこれを読んでたら、続刊買ったかなぁ?多分買わなかっただろうな……というのが正直な感想です。 確かに謎は気になるんだけど、攻め受けどちらにも興味が湧かないのがその理由。 嫌いでもないけど、好きでもないというのかな。 勘違いで樹里を強引に抱いてしまった際に、樹里が抵抗する様子を新鮮&面白がるアーサー。 それが、いわゆる「おもしれぇ女」を彷彿させるんで…
中原一也 奈良千春
ぴんか
中原さんの動物擬人化!v や、擬人化とは違うんですかね。 半擬人化とでも申しましょうか。 今回も その種族の特徴や生体を上手く取り込んで、 素晴らしいファンタジーに 仕上がっております! 鷹と鷹匠の関係を とても上手く、 そしてBLチックに取り込んであります! その辺の発想が中原さんらしい! 今回は鷹ということで、 素敵な大きな羽が沢山出てくるのですが、 羽フ…
ふばば
「騎士の涙」番外編SSペーパーとなります。 タイトル「甘い時間」 ↓↓↓↓ 本編後、ジュリを一応封じ、負傷者なども樹里の涙の治癒能力で回復した後のお話… ランスロットの遠乗りの誘いに応じる樹里。 人目を気にしながら… 樹里の方もランスロットへの好意、それ以上のものもあったわけだし、このアナザーストーリー世界ではアーサーは亡くなっていて、だからランスロ…
ぐぬぬ〜… この「騎士」ストーリーは「少年神」の続編ではなく、あくまで「アナザー」な物語であると頭ではよーくわかっているんです。 でも、でも! 私は「少年神」での高潔で潔癖で清冽なランスロットが好きだった… 樹里を身悶えするほど愛し求めていても、体を手に入れて欲しくはなかった。しかも圧倒的な体格差・体力差を盾にして、抵抗を塞いで、嫌がって泣く樹里を… ただの手籠めじゃないですか。 …
榎田尤利 奈良千春
renachi
前作で綺麗な終わりを迎えた本シリーズ。今作はちょっとしたおまけのようなお話? バカンスのはずが仕事を請け負う芽吹。交渉人は休めないというか休まない。愉快な仲間たちと兵頭と舎弟たちも加わって、明るく賑やかだった。 今作の芽吹はまるで探偵のよう。いいところで颯爽と兵頭が現れるのはお約束。交渉シーンはあまりなく、屁理屈をしゃべりまくる芽吹が見られなかったのは残念。その代わりでもないだろうが、心理…
前作で圧倒的七五三野推しになってしまい、正直テンションが上がらないまま読み始めた。今作はコメディ要素がいつも以上に強くなり、新キャラ桃子の何でもアリ感に、一体何を読まされているのか?と何度も目がテンになる。とはいえ大団円のラストは気持ち良く、感動もあって良かった。 芽吹と兵頭は順調なようで、エロもなんだかすんなり。だがそれより父と子のような七五三野と芽吹の会話の方が萌えるという困った状態。 …
前作からの続き。シリアス展開が続く中、芽吹を慕う兵頭の舎弟たちだけが妙に現実離れしていて、小さな緩衝材になっていた。舎弟の一人が観察した芽吹の一日に、やりすぎ感があって笑った。善人ヒーローでほのぼのすぎて面白い。 兵頭は相変わらず環側におり、辛い展開が続く。芽吹がピンチに陥り、助ける役割は七五三野のものになっている。 薄々思い始めていたことだが、このシリーズで一番カッコイイのは七五三野なの…
すごいところで終わってしまった四冊目。コメディ要素は薄くなり、芽吹に影を落とす過去がガッツリ語られる。とはいえ暗くシリアスな雰囲気になりすぎることもなく、新キャラの志津がおばか要員として頑張ってくれていた。 シリーズ中ずっと続いていたのは、芽吹が人を信じられないという自己申告。これには最初から違和感があって、心から人を信じられない人間は自分も信用できず、芽吹のように用心深さに欠ける迂闊なこと…
今作は依頼による事件でなく、芽吹が自ら突っ込んでいき、過去がチラ見えするお話。一作のテンポはもちろん、シリーズが進む中での話の進展もスピード感があって引き込まれる。一冊目はシリーズ開幕のご挨拶、二冊目は事件中心、そしてこの三冊目は芽吹というキャラの深掘りだった。 中心となるのは、芽吹が弁護士時代に担当した一人の青年。二冊目でテーマとなっていた、人を信じるか否かという自問自答がまだ続いていて、…
事件ものシリーズのパターンに則り、二冊目は濃い目の事件で一冊まるごと使っている。コメディ要素も強くなり、軽く読めるラノベ感。テンポが良くて面白く、いくつかの決めシーンは画面的に映えそうだと思った。 今作はタイトルにもあるように、人を信じる信じないの精神論を絡めて進む。理想に縋る芽吹は、主人公としてある意味完璧なんだろうと思った。人としてってことでなく、傷のある人間が共感を呼ぶ論理を組み立てて…