奈良千春さんのレビュー一覧

婚約破棄された悪辣オメガは義兄公爵に執着される 小説

滝沢晴  奈良千春 

悪役令息から変わります

今回は公爵家の義兄と義弟のお話です。

悪役令息だった受様が前世の記憶にて更生し
攻様の番となるまでと受様の侍女視点での後日談を収録。

この世界にはアルファ、ベータ、オメガという
第二の性があります。

人口の9割を占めるベータは第二の性としては
何の影響もない層ですが

人口の5%程ながら支配階級に多いアルファは
優性遺伝子の塊といわれ、
オメガはアルファの対となる性…

6

婚約破棄された悪辣オメガは義兄公爵に執着される 小説

滝沢晴  奈良千春 

獣人ティモに癒される

この小説の一番の見どころは子獣人のティモです!!
もう健気で可愛いくてタマラン(,, > < ,,)

次点の見どころは、ユリウス(受)がメイドを通して「後で寝室に行く」とラファエル(攻)に伝えて、実際にユリウスが訪れた時のラファエルの反応。1人で勘違いして恥ずかしがってるの可愛いな( ´艸`)
番外編にあった、この時のメイド視点も面白かった。

前世を思い出す前のユリウ…

3

愛炎の檻 小説

バーバラ片桐  奈良千春 

シチュエーション萌え

媚薬を塗り込まれバイブを挿れられ着物の上から縛られ畳に転がされてる医師の美人受け野秋くん。
自堕落に快感を貪る淫乱猫(乳首責めと射精管理もされている)。
その様を視姦する政治家とヤクザ。

良いですね…。

場所が料亭なのも!本当に!一歩間違えれば見られ放題!(えっ)
"気持ち……い……。"ってモノローグも最高です。難しいことを考えられなくなって理性が溶けていらっ…

0

婚約破棄された悪辣オメガは義兄公爵に執着される 小説

滝沢晴  奈良千春 

滝沢作品で1,2を争うくらい好きなキャラクターですが

冒頭から「公爵家の恥」「愚弟め」と事ある毎に侮蔑の感情をぶつけてくる攻めにゾクゾクしましたwww「嫌い、不仲からの溺愛」いいですね!大好物です。

まずは本を開いた直後の口絵の衝撃が強くて…外で本を開く際はどうぞお気を付けください。そして攻めのおしりが好きな方は必見ですww奈良先生のイラストとキャラデザは今回も神でした!

お話は滝沢先生らしい明るさと軽やかさがあり全体的に楽しく読めました…

4

婚約破棄された悪辣オメガは義兄公爵に執着される 小説

滝沢晴  奈良千春 

もどかしさのさじ加減がすごくいい!

滝沢先生の新作、すごく楽しみにしてました。
社畜経理マンから悪名高いオメガへの転生。そこから心を入れ替え奮闘していくのですが何しろかなりの性悪だったためそう簡単にはいかないですね。兄であるラファエルの態度にも気持ちが見え隠れするのですが本人は至って気付かず。そのもどかしさがたまらなく絶妙でした。ある意味無自覚両片思いだったかな。ティモの話し方も可愛くて愛らしい。切ない所もありましたが二人に愛され…

4

婚約破棄された悪辣オメガは義兄公爵に執着される 小説

滝沢晴  奈良千春 

愚弟呼びがくせになる!

まずは奈良先生のイラストが神です!
相変わらず細部まで描き込まれ美しく麗しく。一枚のイラストでその世界に引き込まれるような魅力。
そして体格のいい攻めとの描写の通り、ちゃんとマッチョな攻めなイラスト!ここ大事ですよ!

お話は面白いのです。
最初の方でユリウスの前世の記憶が蘇り別人格になったところからの、ユリウスとラファエルの変化がなあ…。
もともと子供時代の下地はあったとしても、急で…

4

婚約破棄された悪辣オメガは義兄公爵に執着される 小説

滝沢晴  奈良千春 

愛しい相手は籠の中で大切に

滝沢晴先生の作品が大好きで、今回の新刊も楽しみにしていました。新作は異世界転生×血の繋がらない義兄弟同士のお話。
奈良千春先生の美麗イラストが最高です。イラストページになるたびに、うっとり見つめてしまいました。

以下あらすじなしで、感想のみを。

クーデレ執着公爵の攻め・ラファエルがとにかく可愛い!!前半と後半で別人のようになってるのが最高。

特に、ユリアスが真面目な話をしに部屋…

5

婚約破棄された悪辣オメガは義兄公爵に執着される 小説

滝沢晴  奈良千春 

絶妙に進展しないもどかしさが最高でした。

悪名高い麗しきオメガであるユリウスが前世の記憶を思い出し改心したところ義兄からはちゃめちゃに溺愛ド執着される今作。

まず義兄であるラファエルの執着がわかりやすすぎて読んでるこちらとしてはユリウスがことあるごとに主張する「嫌われてる」とか何の冗談?と言いたくなるのですが本人は至って大真面目。一生懸命番相手を探そうとしたりして、義兄に物理的にも妨害されるという。
こんなにわかりやすいのに中々想…

6

婚約破棄された悪辣オメガは義兄公爵に執着される 小説

滝沢晴  奈良千春 

最強タッグは裏切らない

好きな作家さん2人が奏でる最強で最高タッグ、キターーーー( ˃̶͈̀∀˂̶͈́)੭ꠥ⁾⁾

わたし。滝沢晴先生の愛され子パンダのお話が大大大好きでして、そのときの再来かと思しき御二方の神タッグに新刊情報を聞いたときから胸をときめかせておりました。((〃ω〃) グフフ)


やはりのやはりで、めちゃくちゃ最高で最高でした!
元経理マンが転生してからの評価爆上げルートが超おんもっしろい。

7

やさぐれ男、異世界で色悪騎士が愛する王子の身代わりとなる 小説

小中大豆  奈良千春 

始まりからラストまで軽快に駆け抜ける転生劇

文章、特に言葉と文によってすべてを描写する必要のある小説というものは、何をどのように書くかと同じくらいに、何を書かないかの選択がとても重要になってくるのだなあ、などと考えたりしています。

ものを書く人にとっては、その取捨選択はおそらく当然のことなのだと思うのですが、何を書かずにいるかを選ぶのはとても難しいだろうなと。
必要なことの説明が足りていなければ不十分なままで物語が進んでしまう。

3
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