奈良千春さんのレビュー一覧

愛してないと云ってくれ 小説

中原一也  奈良千春 

フェロモン出過ぎ!

 世は、草食男子なんてものがあふれている時代。
 ほんわかした草食系のBLも大好きなのですが、この斑目を見ていると……「そうよ! 男はこうじゃなきゃ」と思います。
 なんでしょう、このフェロモンは。
 もっとやっちゃって~となるのですが。

 攻めの斑目がフェロモン垂れ流しですが、受けの医師坂下も魅力的な男です。はきだめに鶴、ならぬ軍鶏。ただ綺麗なだけではありません。お人よしだけど、芯の…

8

愛してないと云ってくれ 小説

中原一也  奈良千春 

人情ストーリ-

主人公2人の関係ありきですが
どこか人情味重視なストーリー展開に好感が持てました。
美形なのにそれを重視せず仕事命な受も同じく好感が持てます。
そして皆様がいわれてるようにフェロモン全開オヤジがするおイタがいいですよねWW
そのむき出しっぷりに惹かれました。

3

交渉人は振り返る 小説

榎田尤利  奈良千春 

お、お、面白かった…………!

高校の元後輩で今はカローラに乗るやくざの兵頭と、検事から弁護士そして今はなんでもござれの交渉人の芽吹のシリーズ、待ってましたの第3弾です。でましたー♪そして朗報です。まだシリーズは続くようですよ!やったーーーーーっ!
そして後書きで書いてあるように『交渉人は振り返る』ということで、今回は芽吹の弁護士時代の過去にまつわる話、「人を信じる」を信条にしている芽吹という人間にぐぐっと迫ってました。

6

交渉人は振り返る 小説

榎田尤利  奈良千春 

二人の関係は公認なので、

ヤバイ、私の頭の中で、芽吹は平川声、兵頭は子安声でしゃべる。なんていいんだ!

で、シリーズ3作目。今回は振り込め詐欺がらみのお話です。
それにしても芽吹さん、あなたどれだけ無謀なんですか。
私だって“電話を切らないで・・・”のあたりでこりゃヤバイって気がつきましたぜ。
さらに、濃いエスプレッソですよ、飲んじゃダメだって。

で、どこがヤバイって、もうどうしてもラリった芽吹さんの生声…

5

交渉人は振り返る 小説

榎田尤利  奈良千春 

第三弾でステージが進んだ感じ!

「一度、コピー機に押し倒してやってみたかったんです」
相変わらずイカしたエロさですわ。兵頭。

第三巻となる「交渉人」シリーズですが、前作の「交渉人は疑わない」はなぜかどうも萌えなかったんです。
なぜだか、芽吹にあたっていたスポットが弱まったような気がしたんですね。

でも、今回はイイですね!
芽吹が自分の内面と向き合って向き合って、そのことで傷付いたり、ムキになってダメな奴を信じよ…

3

交渉人は振り返る 小説

榎田尤利  奈良千春 

信じる弱さと 信じ抜く強さ

このシリーズは、コミカルにテンポよく、キャラ、プロットともに抜群、数あるシリーズ
作品の中でも、榎田尤利のエッセンスがギュッと詰まった逸品。

今回は弁護士時代の過去にまつわるお話で、ややヘヴィな内容だった。
裁判員制度を踏まえた節もあり、BLでありながら主人公の経歴を生かして社会問題に
ついてサラリと言及している辺りが巧い。
すっかりおなじみのの面々が相変わらずイキイキとコミカルに楽…

6

交渉人は振り返る 小説

榎田尤利  奈良千春 

誰を信じられて誰が信じられないのか

関東屈指の指定暴力団の二次団体の若頭と
元検事で元弁護士で現ネゴシエーターのおりなす
交渉人シリーズ第三弾。

前回は依頼に絡めて攻様の過去が明かされましたが、
今回は振り込め詐欺に絡んだ依頼で
受様が過去に関わった青年が現れ、
受様が自分の過去の行動を振り返るお話となっています。

受様はあらゆる折衝事を交渉する民間の交渉人。
七十を越しても矍鑠とした経理担当と二十二才のアル…

5

愛讐の虜 小説

バーバラ片桐  奈良千春 

エロと切なさの境界線

やー、もう力一杯調教もの。
エロスに関してはお腹いっぱいです。
手を変え品をかえあれこれです。
だがしかし、中盤から後半で急速に二人の心が近づきだしてからは、あれ正直エロいらなくない?と思ってしまったあたりで私の負け。
む、難しいなあ。えろす。

暗殺者、それも元外国人部隊出ということでイラストの受がかなりマチョです。
昔のなら絶対に拒絶しているだろう色々を気づけば軽く受け入れられる…

4

交渉人は振り返る 小説

榎田尤利  奈良千春 

もどかしい!!

交渉人シリーズ三冊目。
芽吹が単にカワイコちゃんじゃなくて、かなりオッサンくさいのがなんか妙に好きです。
兵頭ともやることはやっていますが、未だ気持ちは繋がりきらず。
このもどかしさが楽しくなってきましたよ、もう。

そんな兵頭は全身全霊で愛してるオーラを出してるのに、なかなか頼ってもらえずで、なんか今回立ち位置が脇キャラっぽい感じすらあるような。がんばれ兵頭。
いや、たまたま今回が芽…

1

マッド・サイエンティスト 小説

桃さくら  奈良千春 

思いつくのは一緒?

このお話メインカップルは決まっているのですが、なんかいろんな人にやられかけてます。

領一は呉服屋の跡取りですが、訳あって家出中。
科学研究所の清掃員をしています。そこのオーナーの明青は超美青年。薬学の天才でさまざまな薬品や商品開発に携わっていた。
媚薬を研究していた彼は密かに領一を実験台にスルのだが・・・・。媚薬を飲ん時のことは忘れてしまうという効果を持っていた。
何度も関係を持ってい…

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