奈良千春さんのレビュー一覧

デコイ-迷鳥- 小説

英田サキ  奈良千春 

肌色対策からのレビュー、安見のその後を考える

「デコイ 迷鳥」、これを開いたときの衝撃を私は忘れられません。
2008年に初版発売のこの作品を私が購入したのは昨年、2014年の秋でした。いつもは上下巻のようなものは揃えて手に入れるのですが、デコイの場合は化鳥を先に、迷鳥の方は後で書店購入したのです。
那岐と加賀谷が表紙の迷鳥はひたすらカッコいいだけで肌色要素は一ミリも無く、意気揚々とレジに持っていったものです。他にblではない本と書店のカ…

7

愛しているはずがない 小説

中原一也  奈良千春 

想像以上に魅力的

「愛してないと云ってくれ」シリーズのスピンオフ作品。
シリーズの攻め:斑目幸司の弟である、
俺様ヤクザの斑目克幸 × その愛人の湯月、とのお話です。

内容は、ふたりの出会いから始まって、
シリーズ3作目の「愛されすぎだというけれど」の内容とその後です。
あの執着と裏切りの裏には、湯月と克幸のどんな思いがあったのか、
それがたっぷりじっくり描かれてとても興味深かったです。
斑目幸司…

16

愛のカタチは言葉にできない 小説

廣瀬航  奈良千春 

合わなかった

・傷舐めあり
・精神的近親姦あり
・エロが濃厚すぎる
・展開が早くて目まぐるしい
・明るいのを読みたい人には全然向かない

10

交渉人は黙らない 小説

榎田尤利  奈良千春 

萌える王道だった

人気作ですが長らく積ん読でした。読み終えてさすが著名作家さんとうなった作品。

極道ものといっていいと思います。クールな若頭攻めと美人ツン受けの王道CP。標題にある通り、交渉術がテーマとして使われているのが面白かった。受けの芽吹は交渉人。簡単な論理ゲームもありますが、人間の心理をふまえた交渉術も出てきて、お仕事ができるツン受けとして描かれます。

攻めの兵藤は同級生。今では同じ地域のヤクザ…

4

愛のカタチは言葉にできない 小説

廣瀬航  奈良千春 

残念

「神」つけて長々とレビュー書いている人がいるけど、
同月に同レーベルでデビューした人なんじゃない?
オトモダチがそれしちゃダメでしょ。
少し考えたらわかると思うけど。

22

龍の恋、Dr.の愛 小説

樹生かなめ  奈良千春 

シリーズもので

評価が高いこの作品
古本屋でみつけ安いのをいいことにあったぶんだけ購入
・・・・失敗しました
30近いお医者さん受けの19才の攻めに対する態度が・・・
「いい子いい子」って
おこちゃまですか(涙)
乱闘シーンも受けは役立たずだし芯があるようにも見えない
最後には攻めの大事な一物を噛んでしまうというオチつきでしたが
笑えない・・・
ほんとに20代後半ですか・・?
どんびきです

5

純愛 小説

愁堂れな  奈良千春 

怖い執着もの、しっかりとしたサスペンス

こういう作風、設定はかなり好き。全体が割としっかりしたサスペンス。そこにBLの執着攻めを据えた、という感じ。

駅で通りがかりの人に助けられたと思ったら、どこかで会ったような。気がつくと監禁されていて陵辱の限りを尽くされる。
あ~、好み。
もしかしてあの人では?と悩むも、周囲の人の記憶とは一致せず。。
その後、少しずつ謎があきらかになっていくが、最後の”対決”シーンでいったん全容が明かさ…

2

好きこそ恋の絶対 小説

いおかいつき  奈良千春 

なんか惜しい

リロードシリーズを買い込んだ分なんとか読み終えた後
こちらの本を読みました
リロードよりこちらのほうが私は好き
皆さんおっしゃる通り攻めがワンコでカワカッコイイです
受けの関西弁もいい味でてます
けど・・
受けがすんなり攻めを受け入れたのがなんかあれ?
好きだけど殴ってしまうかもしれないから後ろ手に縛りつける
プレイにさらにあれれ???
自分は王道が好きだからか後半ちょっとがっか…

0

愛のカタチは言葉にできない 小説

廣瀬航  奈良千春 

読み応えのあるストーリー!!

読み終わった感想は、一言で上手い!
しっかりと読ませる内容でした。
香港マフィア物。
香港に旅行した際の記憶が鮮明に蘇るような情景描写も良かったです。
受けからすると掴み所がなく、猫のように気まぐれな攻めですが、その実、過去に兄に貶められた経験から、受けにも騙されてるのではないかと疑って、それでも惹かれる気持ちを止められず、受けのために身代わりになろうとする健気な奴でした。。
受け攻め視…

9

もう二度と離さない 小説

樹生かなめ  奈良千春 

余韻

この作品を読んだのは約二ヶ月前です、執着系としてどなたかが紹介されていたので、興味が湧きました。が、期待していたのと違うなと、読み終えた感想は微妙の一言に尽きました。
主人公は相楽司。身体が弱く、家族もいない彼は若き洋画家の佐伯桂舟に愛されて暮らしています。冒頭のサナトリウムでのシーンからトリックが仕掛けられているのです、催眠療法による記憶操作、本当の司はひ弱な青年ではなく、桂舟も全く違う顔を持…

4
PAGE TOP