奈良千春さんのレビュー一覧

蜜約はスーツを脱いで 小説

ふゆの仁子  奈良千春 

あ、暑苦しい…ヨシュアという男

「駆け引きはベッドの上で」の続編。
ウェルネスシリーズの最初のカップル、ヨシュアx遊佐の物語。

本作も、ウェルネスグループの本丸、スーパー事業での大きな案件が中心となります。
国内大手グランデグループとの提携に一枚噛んで遊佐に近づいてきたファイナンシャルアドバイザー、リシャール。ヨシュアとよく似た傲慢タイプの男。
ヨシュアとウェルネスのCEOヘンリー、そしてリシャールの過去が複雑に絡み…

8

愛してないと云ってくれ 小説

中原一也  奈良千春 

無精髭のオヤジに絆されたい。。。

日雇いのオッサンと貧乏医師がどうやって恋愛に発展するのか、正直疑心暗鬼で読み始め、途中まで。。。そう、あの事実が発覚するまでは、正直話の展開が読めず、これどうなんの〜と読むのやめようかとも思ったんですが。。。とんでもなかった。中盤からが本番です。今、シリーズの3巻目を読んでいますが、のめり込んでます。徹夜しちゃいそうです。奈良さんの挿絵も素敵です(特に2巻よかった〜)。

4

駆け引きはベッドの上で 小説

ふゆの仁子  奈良千春 

oh! バブリー

ラスヴェガス!ルーレット!ハリーウィンストンのダイヤの時計!札束のベッド!
oh! so バブリー!……

本作が長いウェルネスシリーズの第1作目、なんですよね。
私は、上海編の「獅子」、香港編の「龍」を先に読んでいまして、「あの」キレ者の実力者、皆を顎で動かすヨシュアの恋物語、となるとそれは興味津々であります。
ただ、時系列というか、発売順が必ずしも物語の順番ではないので誰か年表お願い…

4

「獅子と冷獣」12th記念特大B4リーフレット グッズ

大きいリーフレット!

B4サイズの2つ折り
カラーイラスト×2(表紙と口絵カラー)
書き下ろしSS×2(獅子SSと虎SS)
という豪華な特典リーフレットです(﹡´◡`﹡ )

奈良さんの細々描かれた獅子と冷獣の表紙がB5サイズだと細部までシッカリ見えて素敵です♡
ラブコレ12thのラフ画でこの表紙の解説?があるのですが、一緒に見ると奈良さんが表紙に込めた気持ちなど見てとれて奈良さんファンとしては胸熱(∩´/…

0

獅子と冷獣 小説

ふゆの仁子  奈良千春 

怒る獅子がカッコいい

ウェルネスシリーズ17冊目。
レオン×梶谷の獅子CPでは4冊目になります。

「龍の策略」「虎に翼」のサイドストーリー仕立てになっていました。
それぞれのメインカップルは違いますが繋がる点が多々あるので、合わせて読むと面白いです。
色んな視点から見ると違う発見があったりするので、こういった構成は好きです(*´ω`*)

ウェルネスシリーズの獅子CPは痴話喧嘩担当ですね!
(ちなみに…

2

龍の覇道 下 小説

ふゆの仁子  奈良千春 

ツンデレとブリっ子

上巻に続いての完結巻です。

高柳は一心に香港裏社会の龍、ティエンを愛している。自分には何もないけれどティエンを愛する心だけは誰にも負けない、自分もティエンを護るんだ、と1人で敵の懐に飛び込んでしまう…
敵は、ティエンの祖父青龍から孫として生まれたばかりのティエンに「龍」の力が移ることに納得できなかった黎一族の古くからの幹部、周。今ティエンからゲイリーの息子に移ろうとしている「龍」の力を奪お…

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龍の覇道 上 小説

ふゆの仁子  奈良千春 

香港編、甘々の巻

ウェルネスシリーズ香港編、「龍の後継者」の続編。カップリングは、ティエンx高柳です。

前作「龍の後継者」のレビューで『肝の座った高柳が見たい』と書きましたが、本作はそれに反して輪をかけて甘々というか愛されオーラというか、とにかくそれほど厚くもない一冊の冒頭部から40ページほどお2人の甘アツなHシーンが続きます。
前作では待ち合わせに遅れた高柳をお仕置きレイプしたくらいの俺様ティエンでしたが…

4

リセット 下 小説

谷崎泉  奈良千春 

読み応えあり

リセット下巻。
上巻に続き、小説としては読み応えがある作品でした。
特に事件の真相など、最後まで飽きない展開で興味深く読めました。

ただBL作品としては弱かった気がします。
倉橋の義兄橘田への一途な思いは分かったのですが、
橘田が倉橋に惹かれたポイントもいまいちわかりませんでした。
どちらかというと、幼馴染の高平とくっついてほしかった。
(あくまで個人的な好みですが)

でも…

5

龍の伽羅、Dr.の蓮華 小説

樹生かなめ  奈良千春 

マンネリ化?

前の巻で
ウラジーミル?!?
だったのでちょっと期待してたら
結局あとに続かない感じで氷川せんせが暴走して
おさまって終わりました
藤堂も丸く?なってきたし清和の周りの女性問題もなかったのでマンネリしてきたかんがなくはないけど、、、、
まあ、平和な?日常回ということで、、
次回はまた数巻続く大事が起こってくれることを期待してます‼

3

薔薇色じゃない 小説

凪良ゆう  奈良千春 

長い年月の末

じっくりたっぷりと話が進んでいく感じです。読み終わったときに、「あれ、終っちゃった?もっと続いてもよくない?」と思う作品は多々あるのですが、この作品は読み終わった後、「終わった!!(満足!!)」と自分のなかで綺麗に完結しました。おそらく阿久津と水野、両サイドの思いや観点がじっくり書かれているからではないかと。お互いにアイスを食べさせる場面、よかったです。

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