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6/19(合計:188件)
定広美香
スイーツケイ子
ネタバレ
うわー、なにこれ! こんな作品があったのかー! 読後どっぷりとこの世界にはまってたまま1週間経過。ああリアルタイムに読んで姉さんたちとワイワイ言いたかったよぉ! ヽ( ̄▽ ̄)ノ 中学時代、Banana Fishにハマりまくっていたクラスの女子全員にお勧めしたい! (そういえばなんでこっちもFishなんだろう?) In These Words/Guilt Pleasure とか好きな人にお勧…
まのあそのか 定広美香
マキヲ
答姐トピックで「トンチキBL」とのご紹介を頂き、読んでみました!はー……読み終わって(´・ω・`)こんな顔になりました。 全く違うカップルのお話が三作収録されていますがトンチキぶりも世界観も一貫性がないので、エロス強めの作品集として楽しむものだと思います。思うところは多々ありましたが…まあ本人達が幸せならいいか。うん。 定広美香さんて小説イラストも描かれるんだな~しかもエロエロ…と思い…
トーゴ
目標を持って進学したタブと、ただ同じ時間を共有したいドック。 確かな愛情を信じて疑わない2人の無敵とも言える世界を覗き見て幸せな気持ちになります。 けれど一歩外に出れば新しい環境。新しい交友関係。 いつ、何が原因で心変わりしてしまうかと不安に駆られるドック。 寄りかかる比重が違うせいか、不意に訪れる負の感情に苛まれるドックの姿を見るたびに一抹の危うさを感じてしまいます。 メランコリーとの…
その情熱が舞い上がり無我夢中となるはずなのに、同性だからと慎重になってしまう。 アメリカが舞台のせいか、ゲイであることに対する後ろめたさ、そうせざるを得ない背景に、より奥行を感じることができます。 それでも思いとどまれない気持ち。 タブとドックの感情と欲望の間にある溝が元カレの登場で大きく捻れ、ドックに想いを寄せるジェニーを傷つけ、それなのになぜセックスをしないのか。 タブにまとわりつく空…
みみみ。
本筋から少しズレますが、私、定広さんの作品に登場するダークサイドなキャラがどいつも好きで、この作品だとキャンディ売りの〔メランコリー〕。 こいつさえいなければ…!と憤るホント最低なクズ野郎なんですが、寂しさとか虚しさとかそういう負の感情に心が支配された時にこういう奴が甘い蜜を手に近付いてきたら、タブ同様、私だって突っぱねれるかどうか。 悪い男には何かしら魅力があるものです。 最良の回避策は、…
評価を神にしないのは、これはもう単純に私の嗜好とのギャップによるところ。 作家様自らが「唯一悔いなく描き切った作品」と仰られている通り、作品としては間違いなく名作だと思います。 80年代後半~90年代に描かれた作品と言うことで、定広さんの作品は今読んでもあまり時代的なギャップを感じずに読める普遍的なものが多いですが、これは如何にも古典的な美学を感じる作品でした。 導入となる『空気の存在』…
「青春だから」で片付ければとりあえず大体のことは許されてしまう気がする上に、爽やかさもプラスされるのが青春BLのスバラシイところな訳ですが、これはまさにそんな作品。 しかも舞台が湘南ということで、爽やか指数はMAXです! 定広さんを知って2冊目に読んだのがこれだったんですけど、想像可能なレベルのはるか斜め上をいく奔放な性春っぷりに「定広美香のBL辞書に“御法度”という言葉は存在しないのか?…
台湾から戻った二人が、残った最後の足枷を外し捨て去る最終巻。 焦り、不安、苛立ち、嫉妬、迷いといった負の感情が渦巻く中、2巻に負けず劣らずのドラマティックな展開が更に続きます。 台湾での一件を経て、それまでとは見違えるくらい心身共にたくましくなった音次とジョーに残った最後の足枷は、ジョーが根津を失ったときのあれこれで盃を交わした常盤組組長〔常盤透〕。 横須賀に戻った二人は一旦は常盤組の手…
先にレビューされている茶鬼さんも書いてらっしゃいますが、いよいよ名作としての本領を発揮せんとばかりに怒涛の展開を見せる2巻は、読んでるだけでも息切れしそうでした。 ジョーの保護者がわりであり、ドブ板で生き抜くための後ろ楯でもあった〔根津〕を失ってしまったことで、ジョーの足元が一気に脆くなり、母親との再会を通して垣間見えるジョーの孤独だったり、所詮10代の少年がヤクザと渡り歩こうとすることに無…
90年代の定広作品の中でこれが一番好き。 これと、2000年代のUGH本編、2010年代のヴィーナスシリーズが、今のところ私の中での定広作品スリートップ。 1000ページ弱を使って展開されるしっかりと作り込まれた骨太ストーリーにぐいぐい引き込まれます! 萌えをベースに描かれる今風のBLとはまた別モノの魅力や読み応えがあります。 連載されていたのが1994年~1996年ということで、リアルタ…