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9/30(合計:299件)
いとう由貴 朝南かつみ
M+M
ネタバレ
表題作と後日談ショートの2作品が収録されています。 月永(受け)と義康(攻め)の両方の視点だけでなく、他の登場人物の視点も入っていてドラマっぽいなと思いました。 表紙、冒頭のカラーイラストで言うに及びませんが、朝南先生の艶のあるイラストが堪能できます。月永の怪しい魅力がどわっと伝わってきました。欲しい場面に挿絵も入っているのも嬉しいです。 もっとドロドロした展開になるのかと思ったので…
もこ
坊さん!兄弟!復讐! 背徳的な要素むんむんの本作。 時代背景もあるのですが、文章が堅苦しくて 雰囲気を感じました(*´ω`*)くぅ 挿絵の坊主ぐあいがまたエロスでよいです。 お話しはといいますと 現国主の父である元国主の嫡子である受。 それは現国主の母しかしらない事実。 秘密裏に家族を殺され、幼いながらに逃げた受は 寺院で稚児として過ごす。 寺の坊さんたちには稚児としてアレ…
凪良ゆう 朝南かつみ
まぎぃ
凪良はコミカル系から入ったので、シリアスは初読。もともとヒューマンな感動物語は苦手なのです。 が、やはり文章力でしょうか、ぐいぐいと読ませますね。サスペンスの趣もあり、ストーリー展開が気になって一気読みでした。 雑誌掲載の中編に続編をつけたような構成。1つ目はハピエンで、これで物語としてはいったん終わったように思います。 恵まれない境遇で詐欺師となった受けを、純朴でまじめな医者が癒や…
こだま
この作品とイラストがほんとぴったりでした。 じわりじわりと積み重なっていく感じが伝わってきて、 とても素敵です。また再読決定です。
バーバラ片桐 朝南かつみ
麗音
吸血鬼、触手というキーワードに惹かれない私には積極的に読みたいジャンルだとは思いませんでしたが、朝南さんの描く美麗な領主とクールビューティな神父様を拝見したくて思い切って手に取りました。 過去の出来事で出世の道を断たれた司教(現在は祓魔師)が悪魔払いのためにやってきたトランシルバニア地方で出会った美貌の領主フィレンツ。 神を信じ日々精進していたのに信じられない目にあって司祭としての身分…
義月粧子 朝南かつみ
マキヲ
これぞ自立した大人の男性同士の恋愛ドラマだと思います。いや~面白かったです。朝南かつみさんのイラストがまた素敵でうっとりしました。特にエロティックな描写が強調された物語ではないのに、男の色気たっぷりでドキドキしながら読みました。 攻も受も仕事にプライドを持ち、お互いに弱さや隙を見せるまいとする矜持があり、同情ではなく尊敬の気持ちを持って相手に接しているのがとても良かったです。志岐はツンデレな…
香子
凪良ゆうさんの作品には毎回泣かされています。また、タイトルも秀逸で読んだ後に“あぁ、これはそういう意味なんだ”と納得させられます。 ただ重ねただけの積木は、ほんの少しの衝撃で崩れてしまう。幸せをひとつひとつ積み上げていっても明日になれば、崩れてしまうかもしれない。そんな不安を抱えながら、これから先も透は生きていくのかなぁ。 透が出所した後に勤めてた定食屋の夫婦、いずれは透のことを受け入れてくれ…
夜光花 朝南かつみ
Loxonin
他人の記憶を視れる能力を持つ守屋と、彼に惹かれた刑事の秦野が主人公のお話です。 先生お得意のサスペンス作品で、話の展開もさることながらそれぞれのキャラクターの人物描写も上手でした。 例えば、守屋と秦野はどちらも犯罪を嫌っていても、守屋は「犯罪者は私刑でもいいから懲らしめるべき」、秦野は「犯罪者は法によりきちんとした刑を課すべき」と相反するスタンスなんですが、これがある意味最後までぶれないん…
高岡ミズミ 朝南かつみ
非常に面白かった。淡々と、変にひねらない文章が心地よい。 組織の人間で謎だが”ワイルド&セクシー”な男と、恋愛に臆病になってはいるが不幸な境遇にもめげず自分の店を大切に仕事に打ち込む美麗な一宮。 お互いが、自分の仕事に対して真摯に向き合っているのがよい。その上で事件と2人の仲が密接に絡むという、私的にものすごく好みな展開で、しかもストーリーに無駄・無理がなく、満足した1冊でした。 最…
華藤えれな 朝南かつみ
Krovopizza
華藤さんの闘牛シリーズ、記念すべき第1作目。 故・朝南かつみさんが挿絵を手掛けられた貴重な一冊でもあります(続刊の挿絵は葛西リカコさんが担当)。 「魔王」と呼ばれるヒターノ出身の闘牛士・サタナス(年上攻め)と、彼のパトロンで元貴族のアベル(受け)の主従・下克上モノ。 物語は、ある事件で刑務所に入っていたサタナスが出所したところから始まり、その後アベルとサタナスの子供時代へと遡ります。…