朝南かつみさんのレビュー一覧

愛罪の疵痕 小説

桂生青依  朝南かつみ 

マフィア×刑事ってどうしても甘くなっちゃいますよね☆

朝南かつみさんの絵だとつい手が出てしまいます。
マフィア×刑事って、何となく予想ができて、案の定デジャブるような内容が満載で、ちょっとお決まりだったかな~?

律は刑事ですが3年前同僚で先輩の田村と事件で監禁され、田村は死亡・律は重傷という過去を背負っています。
警察内部の不手際の結果ということで律に特別待遇がほどこされているということで、過去の事件を調べるため単独行動が許されているという…

4

描くのは愛 小説

剛しいら  朝南かつみ 

ネットでポチっとな

着衣率0%の表紙イラストといい、
帯に一言「やらせろ」って、でっかく書いてあると事といい、
書店手にとって、レジに持って行くには、かなりハードル高い本ですが、
中身は、全然怖いことはなかった。

メインのストーリーは、画商に勤めている幸洋が、病気で余命の短い母のためにも、なんとしても父の汚名を晴らそうと、画家ポイズンの贋作を餌に、父と共に行方の知れなくなったポイズンの作品「青い薔薇の男」…

4

くるおしく、きみを想う 小説

沙野風結子  朝南かつみ 

ブラック&ダークな攻め様でも傲慢に成り切れずちょっとヘタレ

自分を乱されたからといって、相手を殺そうとまで思いこみ実行に及ぶなど何とブラックな!と興味を惹かれた作品。
表紙はまるで舞台の1シーンのようですが、首を絞めようとしているところ。それに全裸で局部が棒で隠されてますよー!ということで朝南さんのエロい表紙が注目です。

航希の家の隣に越してきたのは、医者の3人家族。
そこの5歳年上の高校生の莉一がとても大好きだったのに、要領の良い一つ上の兄・采…

4

この世の楽園 小説

綺月陣  朝南かつみ 

超箱入りおぼっちゃまの性教育と称した下僕物語?

綺月×朝南=エロいと踏みまして、男二人に首輪をつけている美成年絵に期待などしつつ・・・ワンコ二人を手玉に取る女王様なのか?
ちょっと、ぶっ飛んだ登場人物にびっくりさせられましたが。
そして、以外にも綺月さん、あれだけ濃い本を書いているのに、兄弟モノ・3Pは初めてというのに驚きました。

家庭環境が貧乏なのに、成績が優秀だったためいじめられる目に会うことから、それを避けるために無反応の癖がつ…

2

囚われた極東の華 小説

バーバラ片桐  朝南かつみ 

冷たい日本の刀が色香を纏う

アルルノベルスでのバーバラさん軍服モノ2冊目は、明治時代のまだ富国強兵まっただ中の日露戦争前のお話、イギリスの大貴族と、日本の近衛軍人のお話です。
今回も朝南かつみさんの色気絵のなんと悩ましいこと!

日英同盟の大使として密命を帯びている英国貴族のアーノルドを迎えに来ているのが日本の軍人尾高。
彼の刀のような冷たさに惹かれた(どうも日本好きらしい)アーノルドがそのカチカチ頭の尾高を翻弄しま…

2

軍服の劣情に堕ちて 小説

バーバラ片桐  朝南かつみ 

軍服の麗人は身も心もうるわし。

軍服ものといえば、拷問かな~ということで、冒頭の快楽攻め拷問は長かった・・・実に25ページ。
更にエロシーンだけでこの本の半分以上を費やしているという。
しかし、それだけで終わらずに、内容もしっかりしていたのがすごいです。

華族の出の花房大尉は、濡れ衣のスパイ容疑で投獄されるのですが、そこへ尋問官としてやってきたのが、かつての副官で、信頼をおいていて、その才能を買っていた牧野。
快楽攻…

8

忘れないでいてくれ 小説

夜光花  朝南かつみ 

要素のバランスがよく、意外とあっさりした読み口

「犯罪者は地獄に落ちればいい、自分の力を使って私刑を下すことも厭わない」という考え方のもとに超能力を行使している清涼。
かたや秦野は、「いかなる犯罪者であっても法の下で裁かれるべき」という信念の持ち主。
犯罪によって心身を深く傷つけられた過去を持つ二人だが、犯罪者に対するそれぞれのスタンスは対極といっていいほどに異なっている。

ある事件を契機に出会った二人はこの食い違いによって事あるごと…

14

軍服の劣情に堕ちて 小説

バーバラ片桐  朝南かつみ 

限界を超えて頑張る力を勇気というんだ

泣けました(:_;)
こんなに切ない展開に持っていかれるとは思ってもみませんでした。

スパイ容疑をかけられた花房(受)にかつての優秀な部下である牧野(攻)が拷問役としてやってくる。
口を割らせるために花房を凌辱する牧野ですが自白してしまう直前でそれを遮り、自分の性奴隷になれば助けてやると持ち掛けます。
その後、牧野に抱かれながら花房は牧野の時折みせる意思のこもった眼差しや本人から語ろうとしない過…

4

かくも強引な彼に俺は 小説

義月粧子  朝南かつみ 

キャラは濃いのになかなかアッサリ

これって義月さんの本ですよね?って確認したくらいエロがあっさりでびっくりしました。
ですがキャラはなかなかひと癖もふた癖もあってこゆ~い人々でした。
何と言っても朝南さんの絵が、カッコよすぎなんですよ。

表紙は表題作のカプでなくて「冷淡な彼」のほうで、中表紙のカラーイラストが「強引な彼」のほう。
これからも見てわかるように、「冷淡な彼」のほうのヒゲのキャラが全てを喰っちまってるんですわ…

1

忘れないでいてくれ 小説

夜光花  朝南かつみ 

サスペンス!

秦野は刑事で攻め、法律すれすれのことをしている清涼は催眠術師で受け。
ある事件の容疑者を追って催眠術師の清涼のもとを訪れる秦野刑事。出会う二人。
秦野にひどいことを言ったため、清涼は秦野に犯されてしまいます。
それでもいつしか秦野は清涼のことを好きになっていたのでした…。

とにかく、受けの性格がきついです。
頭の回転も口の回転も速い受けです。
そんな受けが自分のトラウマに立ち向かっ…

1
PAGE TOP